10-ネコヨガ教室
23時に寝て、6時に起床。
南インドでは、だいたい鳥のさえずりで目が覚める。本当に幸せな気持ちでいっぱいになる。
日本を出てからようやくまともな睡眠がとれたので、コンディションも最高。
6:30AMに出発。
今日も渡し船で反対岸へと向かう。
運賃は、片道13ルピー(約22円)。
何故だか、昨日よりさらに安くなっていた。
11時から夜まで料理研修なので、
それまではヨガの練習にフォーカスする予定。
ヨガの先生にも、予めコンタクトを取っていた。
彼のヨガ哲学は私が学んできたものと同じ(ヴェーダンタ)で、アーサナもシヴァナンダ系の伝統スタイルなので近い練習ができそうだった。
長期滞在であればいつものグルジやスワミジに会いに行きたかったけど、短期なので通学が許される、かつ質の高い練習場所が必要だった。
近年は、インドのヨガシーンも随分と欧米の影響を受けていたり、観光客に人気のスポーティなスタジオが増加している。そんな中で、伝統的なグルクラシステムを大切にしているシャラ(修練場)は貴重である。
ゴアではシャラに通うけど、
ケララではこの先生のスタジオと決めていた。
彼に繋がれたことも、今回のラッキーのひとつ。短い滞在で、質が高く、内容がグッと濃いものを吸収できるかどうかは、先生次第。
あぁ、楽しみ!
ワクワクした気持ちで、
たどり着いたスタジオ。
階段を上がって扉を開けるも、
・・・シーン。。
あれ?
誰もいない。
場所は、間違いなくここだ。
看板も出ている。
先生のヨガマットも置かれている。
ただ、
マットの上に座っていたのは先生じゃなくて、
先生、、
じゃなくて、、
体の柔らかい、
モフモフの生き物・・・
猫!!( ˊ̱˂˃ˋ̱ )!!ニャー
え、
ネコ。。
ネコ先生?
んなわけなーい。!!
あまりに定位置がごとく鎮座しているので、
幻のネコ先生かと思ってしまった。
私が早く来すぎたのか?
ところがクラスの時間を過ぎても、
先生も生徒も、誰ひとり現れない。
がびーん。
先生に電話してみても繋がらない。
誰かおりませんかー?
と叫んでみたけど、シーン。。
うーむ。
今日はクラスは開催されないらしい。
ショックー。
まぁ、仕方ない。
ヨガの練習は宿で自分でするとしよう。
しかし、アレやな。
ケララに来て以来、
いきなりGoogle mapの情報がアテにならなくなった。(どちらかと言うと、それが当たり前で、ハイデラバードが特殊なだけ。)
少なくとも、100以上のレビューがない場所は存在自体が怪しい。
まぁここの先生とは事前に連絡は取れてたし、インスタliveでクラスもやってたから、今日がたまたまやってなかっただけとは思うけど。(前日に確認するべきだったー!)
仕方がないので引き返す。
お腹もすいたけど、
まだ食堂は開いていない。
ミールスはだいたい昼ごはん。
こーゆう看板が出てる。
わたしの場合、朝は自分でフルーツサラダなどを作るか、イドリーとサンバル、または昼と一緒にブランチするか。
もしくは、屋台で食べるのが
安くて美味しくて一番オススメです。
ちょうど、大好きなパロタの屋台があったのでローカルに混ざって朝ごはん。
この屋台ではマラバールパロタとフィッシュカレーが提供されていた。基本、朝はベジ派だけど料理人目線で食べない選択はなかった。
ケララらしい、カジキのカレーだった。
めっちゃ美味しい。
朝から地元民で賑わっている屋台は
たいがい当たり。
ドーサも美味しいけど、
やっぱり私はパロタが大好きやわー!
食べ終わって、チャイで一服。
料理研修も始まるので、
ぼちぼち家に帰ることにした。
そして、帰りの船は4ルピー(約7円)だった。
どんどん安くなる。。(20→13→4)
なぜ。笑
今日はあまり出歩かないで、
これまでの記録をまとめたりしよう。
ちょっとゆっくりすべきタイミングかも。
抗わないのが、インドを楽しむ秘訣。
マザーに今日の話をすると、
たぶん日曜だからお休みだったのかも、と言われた。
その後、ヨガ先生からめっちゃごめんと連絡がきた。ニューイヤーの休暇で実家に帰っていたそう。
先生には翌日また行くと伝えて、
今日は自己練&料理に集中することにした。
とりあえず、ネコのヨガ教室ではなくてよかった。いい思い出w
▶︎to be continued...
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