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【Hong Kong】トラムの2階席に行きたくて

香港島には、東西に2階建てトラムが走っている。道路にいると分かるのだが、ものすごい数のトラムが通り過ぎていく。ダイヤはあるのだろうか?

確認しなくても、道路の中央部に設置された駅で数分待っているとすぐにトラムが来てくれるのだ。もしかすると本当にダイヤなんてないのかもしれない・・・。

路面電車は割となじみがあるのだが、2階建てはそうない。

乗ってみたくなった。そして、無性に2階に行きたくなった。

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トラムは、東端・堅尼地城(Kennedy Town)駅から西端・筲箕湾(Shau Kei Wan)駅までの路線となっている。

途中、別方向の路線もあるが、大まかには香港島の北側を東西に横切る。MTR(地下鉄)とは別物で、車やバスと同じく路上を走っている。

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どれだけの区間乗っても2.3HKD(約35円/1HKD=15円換算)なのだ!


安い!

メーターの下にカードリーダーがあるのだが、これはオクトパスカード用だ。オクトパスカードは地下鉄など交通機関で使えるICカードだ。

ぼくは短期間の滞在だったので、必要ないかなと判断し購入しなかった。だが、トラムの支払いでは、0.3HKDがなく、3HKDを払うことが多かった。お釣りは返ってこないので、そのままだ(3HKDでも安いのだが、気持ち的には「損したな」「失敗したな」と毎回痛感させられた)。

なので、短期間の滞在でもオクトパスカードを買っておくのは、賢い選択なのかもしれない。


さて、トラムに乗り込むと前後に階段があるので、登って2階へ行く。

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2階からの景色は少しだけ違って見えた(気がする)


すれ違うトラムを高い位置から間近で見ることができたり、トラム同士が近すぎて2階席に座っている人たちをはっきりと見ることができたり、また街の様子も少し高い場所からの眺めは見え方をおもしろくさせてくれました。そんな気がする。

「金鐘(アドミラルティ/Admiralty)」駅と「湾仔(ワンチャイ)」駅の間にある「軍器廠街(Arsenal Street)」という駅上にある歩道橋には、カラフルな柄の支柱が立っていました。

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また、他の陸橋からはメインストリートを眺めることも。

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ものすごい勢いと量のクルマ・バス・トラムが行き交う様子を見ることができるはずだ。

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トラムは、香港島の移動にぜひとも使いたい交通手段だ。

路線自体はループしているので、端から端までトラムに揺られてみたり、少しだけ高い位置から観光してみたりするのも楽しそうだ。

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