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ワーホリの話31

こんにちは。しんやです!

『いつか訪れたマーケットをまとめてみたいな』と、なんとなく思っていたり思わなかったり、そんなことを考えながらいつもマーケットに来ています。

今回は、定期開催ではなく、そのマーケットのホームページを見る限り、このタイミングを逃すと次は数カ月先だな、なんていうそんなスケジュール感なマーケットでした。オーストラリア主要地域いくつかでも開催されているようなのですが、シドニーは4月7日(土)と10月6日(土)となっていました。
名前を「the Makers & Shakers Market」と持つそのマーケットに『これを逃したら次は(行け)ないかもしれない!』と思い、勝手な義務感のもと辿り着いたのが、マリックビル(Marrickville)というエリアのタウンホール(市役所的な)でした。

奥の建物がマリックビルのタウンホール

タウンホールに入るとすぐそこに受付があり、そこを通って会場内へと入っていきました。

『おしゃれなタウンホールだなあ〜』と感心しながらも、小学校の体育館ほどの広さの会場をゆらりゆらりと歩きます。徘徊するといった方が表現としては近いでしょうか。
ホームページにも紹介があるのですが、ローカルの職人さんやデザイナーさんによるクラフトが場を埋め尽くしているのです。

ということで、ここからはただひたすらに良さげだなと思ったもの、写真を撮ったものを挙げていきます。会場にはもっといっぱいあって、本当に目移りが激しかったのを覚えています。

カッコイイ水筒だなあ〜なんて触ってみると違和感が。
聞いてみると左右に回転させて、ガリガリとコショウをあらびきにするアイテムでした。オシャレだなと関心しつつ、水筒だったら買ってたかもなあと思いを寄せた次第でした。

続いては、「Sydney Chocolate」とパッケージされたチョコレート屋さん。カラフルな包装紙にはシドニー周辺のエリア名が、「Bondi Beach(ボンダイビーチ)」「Marrickville」のように描かれています。

試食させてもらうと、うん、おいしい!

10種類くらいものエリア名が名付けられたチョコレートが並べられているので、それぞれ何かに起因した原材料やフレーバーになっているのだろうと尋ねてみると、特別理由はないとのこと。
そんなユルいところも面白いなと感じました。

クッション屋さんです。
好きな生地、サイズを選ぶと、中に綿を詰めてくれるそうです。

上の写真が、古書の端を接着剤止めし中のページにいろいろな絵柄をくり抜いている作品たち。全て手作りだそう。古書ならではの表紙や中のページのしなび具合も年代を背負ってきた様子を見て取ることができ、より引き込まれます。

下の写真には花屋さんを。
花はそこにあるだけでその辺りの雰囲気を明るく色を付けていきます。何より女性たちの反応が段違いに違います。

上は、フルーツ印のピアスやバッグを扱っているお店。カラフルでイイ感じです。

下は、木工のクラフト屋さんでした。が、僕はガラス製品を扱っているのと勘違いして『いいですね〜』なんて我がもの顔で話してみると、単なる飾りなのだとか。恥ずかしかった・・・・。

フードコーナーもいくつかありましたが、パン屋さんやドーナツ屋さんが多かったです。

マーケット内にコーヒー屋さんがいれば、良い香りが漂うので、歩き回るのも苦にはなりません。マーケットにはつきものと言っていいほど、無いのを見たことがないのがコーヒー屋さんです。
ドーナツを一つ頬張り、次の目的地へ。

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この日はもう一つマーケットに行くことに決めていた。

Surry Hills Market(サリーヒルズマーケット)だ。行ってみると、芝が広がる公園に皆々がテントを立てて、お店を開いていた。
フリーマーケットのような感じだ。月の第一土曜日にしか開いていない、これまたタイミングを合わせないといけないようなところなのです。

最高のマーケット日和で、太陽さんさんの良い天気でした。

ぐるぐる回っていると一つ気になるものが!
それがこのカメラです。

値段を聞いてみると、何と10ドル(約830円)!!!!

フィルムカメラで、ワンタッチでつまみをガシャっとしてシャッターを押すだけの簡単なもの。
店主は1960年代の代物で、自分のお父さんが使っていたものだという。キャッシュオンリーだというので、手元になかった僕は急いで近くのATMを探してお金を下ろして、マーケットの閉店時間ギリギリにすべり込み、やっとこそ購入しました。

後日、フィルムを探しにカメラ屋を巡っていますが、いまだにフィルムを入手できていません・・・・。
なので、まだカメラを使えていないのです。古い型でなかなかフィルムを見つけにくいようなのですが、いつか必ずフィルムを入手して撮ってみたいです。どんな色が出るのだろうか、気になって仕方ありません。

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