忘れられない恋のこと。

今から書くnoteは、治療の一環というか、問題解決のために書いている。
相談できない人がいないわけでは無いけれど、その前の口慣らしというか、心を整えるためというか、そのために書きたい。

私は、10年以上片想いしてる人がいる。そのことを知っている友人にとっては、もはやネタというか、「まだ悪い病気にかかったままなのか」という態度だ。私も自ら茶化してきた。
「あの人はアイドル的存在で、手に入れたいとは思うけれど、それ以上に、ずっと憧れていたい存在なの」と。
嘘はついていない、でも本当ではない。
彼と顔を合わせることがなくなってから、何度か恋をした。
でもその恋は、彼と連絡を取るための、「話のネタ」に成り下がってしまった。んー、適当な言葉がない。その恋たちは大事な恋愛だったけれど、彼と話をすることの方が大事だ。
目を閉じると、彼が目の前にいる。笑いかけて来る。すごく、私は彼のことが好きなのだな、と思った。
ずっとこのままでいいと思っていた。彼を嫌いになる必要ない。ずっと好きで、いいではないか。
でも、一つ問題が出てきた。
彼以外の人を好きになれないのだ。なれるけれど、本腰を入れられない。
本腰を入れて彼以外の恋人、はたまた将来の伴侶を求めることが正解かはわからない。
でも私は「将来を共に支え合えるパートナー」を欲している。そして彼はそれにはなれない。

一度彼に
「忘れられない人を忘れるにはどうしたらいい?」
と聞いたことがある。
「それだけではわからないからその人についてもっと詳しく」
と返されてしまい、あああ墓穴を掘った…、と嘆いたが、最終的に彼は、
「告白して、こっぴどく振られるっていうのは?」
と返してきた。
…やっぱ私の気持ちバレてますか…?
その場ではとりあえず、
「そういうのもアリですね、ありがとう」と返し、話を終わらせて逃げたのだけれど。

逃げたのには訳がある。無論、言い訳がある。
彼は私を、精神的に支えてきた。
生きることに対する泣き言とか、仕事や家族、恋愛、友人のこと、どっぷり頼ってきた。
一番の友人というのか…、彼は目上だから友人と呼ぶにはおこがましいけれど、何かあると彼に第一に相談することが多かった。


彼を忘れよう、という気になったのは数日前、友人とご飯に行ったことがきっかけである。
彼女は、学生時代は授業や部活で仲良くしてもらったけれど、外にご飯を食べに行くなんて、初めてだった。
たまたま観に行きたい映画が被って、彼女としか予定が合わなかった。
良い子だけれど、仲良くしてみたかったけれど、全くきっかけがなかった、それが回ってきた。
映画が終わってカフェで感想を述べあった後、恋愛の話になり、ついポロリと「好きな人のことをずっと忘れられない」という話をしてしまった。彼のことは彼女には話したことはないし、彼女も彼と面識は無いから、話しやすかったのだ。
「嘘!私も少し前にその恋を終わらせたところ」
…なんとまあ。なんとまあ!
聞けば彼女は3年ほど前に、ある男性と6年くらい付き合っているかいないかはっきりしない関係を続けていたらしい。聞けばその男性と、私の好きな人との共通点(職業や年の差)なども被っていて、大いに盛り上がった。
「思い切って、踏み込んだ関係になってみたんだ。そしたら、とても合わないことがわかって…。彼への気持ちが一気に冷めたんだ。そのあと今の彼と会うまでだいぶ恋愛的には荒れていたけれど…。荒れる期間も発生するけれど、告白してしまうっていうのは確かに手っ取り早いよ。」
でも彼女は
「10年以上っていうのは、ねねの精神的な部分をそれだけ支えてきたってことだと思うから、今直ぐには行動しなくていいと思う、大事な人でしょ」
…良い子や…。とにかく、そういったアドバイスを授けてくれた。

案の定、私は考えすぎで体調不良を起こしている。しんどいのは辛いけれど、必要なことだと思う。
惚れっぽい私が、それでもその相手を彼と比べないためには、自分自身の考えかたを変えたり、自ら環境を変えるしか無い。
解決策にたどり着きそうで全然行動できてないけれど、考えることができただけでも進歩なので、これから掘り進めていくつもり。
(ここまで読んでくれた方、ありがとうこざいます!)

#恋愛 #恋 #失礼 #恋の忘れ方

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