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Democratic self-confidenceの話

以前、DUFというデンマークの学校選挙を運営している団体に、友達のインタビューに同行させてもらって話を聞きに行きました。
その時に、びびっときた言葉があった。

”Democratic self-confidence“

これは学校選挙をやる目的の大きな1つであるという。
自分はどの政党を支持するのか、どのマニュフェストに共感し反対するのか、この項目に対して自分はどのような意見を持っているのか。等といった政治的立ち位置を自信を持って言えるようにすること。といったニュアンス。

民主主義の政治をちゃんと機能させるためにとても大切だと感じたけど、それ以上にdemocratic self-confidenceは普通に人としてのconfidenceも、高めると思った。
自分の見たい社会を根拠とともに描き、人に説明できる言葉で語ること、与えられる情報をクリティカルに読み解き、自分とは違う意見に理由を示しながら反論すること。
これってすごく自立を助け、自分を信頼することに繋がる気がするんだ。

民主主義は政治だけの話では間違いなくなくて、
自分の見たい過ごしたい毎日や社会を自ら拓く力、創る力の延長線上にある。そう思うからこそ、このフレーズは響くものがあったなあ。

自信、というのを持つのに必要条件ではないかもしれないけど、これがあることが、自信をもつことを助けることは大いにあるだろう、と思うよね😳