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バギオ*気候【バギオ留学】

こんにちは。
バギオは雨季に突入し、毎日午後になると深い霧とスコールに見舞われています。

ということで今日はバギオの気候について!
フィリピンに来ている、というと、大体皆さん南国のような気候を想定されるかと思いますが、バギオは標高約1500メートルの山岳地域。年間を通して10℃~25℃の涼しめの気候です。フィリピンの軽井沢とも呼ばれています。
一般的なフィリピンに対するイメージとはかけ離れた気候と言えるのではないでしょうか。

ちなみに5月18日14:00現在の気候は、曇り23℃ 弱風。
湿度はやや高めな気がします。でも日本の梅雨のような蒸し暑さはないです。


◆季節

フィリピンには、四季がないです。
雨季と乾季の2つのみ。これはバギオも同様です。
(南の方ではとっても暑い時期を合わせて3つの季節、という見方もされたりします)
時期としては、ざっくり6月~10月くらいまでが雨季、11月~5月が乾季です。

私はバギオに3月から滞在していますが、3月は雨が降った日が記憶にないくらい晴れの日ばかり、でも気温は低めでいつもセーターの上にジャケットを羽織る毎日という感じでした。
4月になってからはちょっと気温が上がって大体毎日半袖。雨の日もそこまで多くなかったです。
ただ、5月になってからは季節の移り変わりを感じています。日中はほとんど曇り、毎日午後になると唐突且つ短時間の強い雨が何度か降る、という感じです。気温も3月程涼しくはないけどたまに上着が欲しくなる。

他の地域に比べてバギオは雨季が少し長くて、1日の中でも天気が変わりやすいのが特徴です。勿論気温は他の地域よりもずっと低いです!

快適さ

私は30度を超える暑さが苦手なので、バギオの気候は本当にちょうどよく感じます。
とっても快適です。特に3月の気候は大好きでした。15度前後なのに晴れていて、でも乾燥していない。


ただ、雨季は
・外がずっと暗いので気が沈みやすくなる
・タクシーやジプニーがつかまりにくくなる
・Wi-Fi等ネット環境が極端に悪くなる
・洗濯物が生乾きで臭いやすくなる
・服などがかびやすくなる
と言ったデメリットはあるように感じます。
9月10月は台風シーズンで一層大変なようです。

バギオに留学するなら12月~4月が私としてはお勧めです。


四季が恋しい!

基本的にバギオは気候としては過ごしやすい街なのですが、
やはり、四季が恋しい!!
自分は日本人なんだなと感じます。

桜の時期には、桜を見たいし、夏には新緑を楽しみたい。秋には紅葉とともに芋栗南瓜を楽しみ、冬はこたつに入って雪景色を見ていたい。
当たり前のように四季に囲まれて生きてきたので、自然の彩が恋しく感じ、四季に紐づいた行事を美しく感じます。
思っているよりも日本人は自然と自らの結びつきを無意識のうちから感じ、自然を愛す心があるのだと思わされます。“風情”という言葉を英語でうまく説明できないのも四季をベースとする日本ならではの言葉だからなのかなと思ったり。
きっと神道的な八百万神を信じる心も影響している気がします。

面白いなあ。四季が人々の心に与える影響というのも調べてみたい。


おわりに

はじめに書いたように基本的に過ごしやすいバギオ。
ちなみに夏は大統領含めた政府機能が涼しさ求めてバギオに移動してくるため「サマーキャピトル」という呼び名がついています。

↑『マンションハウス』というホワイトハウスを真似たかのようなオフィスは観光地として多くの人が訪れています。

バギオ、とっても過ごしやすいですが、やはり私としては四季が恋しい~~~!
そしていつまでも四季を楽しめる日本であり続けてほしいと思うからこそ、環境をちゃんと守ること、それを楽しめる人々の心の余裕や余白の時間を、大切にしたいなと思います。

では!