『感想屋さん』にまつわる現状整理と私見


以前公開していたnoteは感想屋さんの『有償化』により一旦取り下げました。
該当記事のURLを貼っていたので、意図していなかったとはいえ宣伝行為に加担していたことと、さすがに好き放題書きすぎたという反省が主な理由です。


今回は『必要最低限』で、とりあえず感想屋さんに関する現状の言語化を目的としています。私のこととか第1弾とかそういうのは全部Twitter見てもらえたら分かるんで『あえて』省きます。





【感想屋さんとは】
 同人・商業・二次創作・成人向け・腐向け・百合OKで、『有償』で感想を書くサービス。未履修ジャンルは履修するらしい。感想は非公開でも公開でもOK。Twitterで利用を呼び掛け、問い合わせに対応し、noteで感想を綴る形を取っている。

ひらがなでの『かんそうやさん』は全くの別物。有償感想を送る類似サービスはいろいろとあるらしい。


【このnoteで言及するつもりのないこと】
・中の人問題
・有償で感想を書いてもらうこと自体の是非
・感想屋が悪用される可能性
・同人の感想云々
・感想屋さんの文章力やら性格やらへの批判





【このnoteで言及するつもりのもの】
①『ワールドエンドヒーローズ』記事公開の流れ
②実際に依頼した方のお話
③この問題に外野がどれだけ介入できるか
④依頼人が架空である疑惑





①『ワールドエンドヒーローズ』の記事公開の流れ

7月5日21時49分
 感想屋さん、『ワールドエンドヒーローズ』の感想記事を公開。

7月6日14時29分
 『記事に批判が殺到したこと』を受けて、【一般向け版】の記事を公開。

7月6日15時03分
 【もしスクエニに送るなら版】の記事を公開。


7月6日21時57分
 ゾーニングのために最初に公開した記事を『有償公開(3000円)』へと切り替え。




②実際に依頼した方のお話

 こちらから一方的にお声掛けし、『2件目の依頼人』とされている『かりすま様』とお話させていただきました。
 感想屋さんが出没したのは7月1日14時、そして感想屋さんのガイドが公開された7月1日22時です。かりすま様は当日の20時にご依頼しているので、最速かどうかは置いておくにしても、すげぇ早いなというのが正直な感想です。

 感想屋さんにはご自分の作品の公開感想をお願いしたのみで、事前チェックはかりすま様の意思で省いたみたいです。求めてるのが『紹介』ではなく『感想』のみなんだから、まぁ、そりゃそうだ。

 この件に関しては『わたしは面白そうなことは何にでも首突っ込むタイプの人間なんで、感想屋に頼む時も、「わたしの内容クソペラい四コマに2行以上感想かけるもんなら書いてみろ」くらいに思って依頼してます!』と仰ってました。
 また、ご本人様的には感想屋さんの感想内容について
『3Dマンガの是非の言及まで書いて、肯定しててくれないと「こいつ絵かいてねぇからクソ」みたいに言われるからそれ含めて私のマンガの感想でいいんですよ(本人談)』とお考えになっているため、「漫画の内容が少なくて3D技術にばかり言及されてるの嫌でしょ」という勝手な“推察代弁お気持ち表明”は見当違いだよということをご報告します。

 ちなみにお声掛けした時に『さっぱり話が見えないんでとりあえず全部確認しますね!それより私の四コマは読んでいただけましたか?どっちでもいいんですけど!』と仰ってました。
 この人の精神のすごさをどうにか伝えたいんですけど、ちょっと言語化がし難いので、発言をそのまま転載しました。私がごちゃごちゃ言うよりご本人のストレートな姿勢を見てもらった方が魅力は伝わると思うので…。

この精神がすごい方の漫画はこちらから読めます。
https://twitter.com/Charismadacycle/status/1265341462725582848?s=19





③この問題に外野がどれまで介入できるか

 感想屋さんが依頼を受けて記事を公開している以上、感想屋さんの記事に言及すること自体は何の問題もないと考えています。

 ただ、依頼はあくまでも依頼人と感想屋さん2人の話なので、外野が非公開をお願いしても感想屋さんがそのお願いを受け入れる義務は当然ありません。

 感想屋さんは、最初こそワールドエンドヒーローズ(以下ワヒロ)が多くの人に勘違いされるnoteを公開していましたが、それは感想屋さんのご厚意のもとで有償化されて閲覧のハードルが上がりましたし、ワヒロへの風評被害がこれ以上過度に広まることはないと思います。

 ですが、ワヒロの記事を有償で公開している事実は変わりませんし、著作権に詳しくない人間からするとどうしてもワヒロを利用して金銭を得ようとしているように見えます。

 杜撰なサービスを続けているといずれ畳むか風化するでしょうけど、私は、できるなら、これを有耶無耶なまま風化させたくはないです。

 可能性は低いとはいえ今後ワヒロを利用して金銭を得ようとする輩が現れることも否定できません。ワヒロはサービス終了を1ヶ月後に控えています。課金先を失ったナイーブなオタク相手にお金をせびることなんて簡単です。情とモラルと常識さえなければ誰でもできます。

 大好きなコンテンツがそのようなことに利用されるのは純粋に悲しいですし、大好きなコンテンツがよく分からんサービスに巻き込まれてる現状をスルーするのが正解だと私は思えません。



 と、いうのが現時点での個人的な見解ですが、

・感想屋さんはクリーンなサービス
・ワヒロが悪徳サービスに利用されているなんて事実はない
・著作権が関わるものを有償で感想を書き更に有償で公開することに何の問題もない

あたりが証明されるなら、感想屋さんを応援したいとも思ってます。


 感想屋さんに私怨が無いと言えば嘘になりますが、一定の需要があるサービスを私怨で畳ませることは本位ではありません。

 中の人やら何やらでいろんな場所でいろんなヘイトを買っているようですが、とりあえず““潔白を証明してくれるなら””、『感想屋さんは危なくないよ!』『記事の内容とその公開範囲に問題があっただけで感想屋さんがワヒロに悪影響与えた事実は勘違いだよ!』『感想屋さんは良いサービスだよ!』等の手のひら返し記事を量産する所存です。これは本気です。





④依頼人が架空である疑惑

 もし仮に『公開記事を依頼した人間』が架空であれば、可能か不可能かは分かりませんが、ワヒロの記事を全て下げてほしいと個人的には思います。
有料サービス屋さんがサンプルとしてではなく依頼と騙って公開すること自体に罪はないかもしれませんが、やっぱり有償公開されてる現状をスルーするのは怖いです。

 
 とりあえず依頼人架空説について言及する前に、一連の流れを説明します。お題箱に来た依頼人架空説を元に、『2件目の依頼』のご本人であるかりすま様にコンタクトを取りに行きました。以上です。


 かりすま様から伺ったお話と、ほぼお題箱に来た投書の転載を照合するという形で(匿名投書なので転載の許可取れませんでした。すみません。)、依頼人架空説の論拠を整理します。


・依頼するのが速かったと断定できるかりすま様の作品と比べて、ワヒロは感想書くまでに必要な時間が圧倒的に多い。にも関わらず、ワヒロの記事が先に公開された。

・ワヒロの記事は依頼人と確認取って進めていると思えない速さで改訂版や有料化記事が出てくる。

・最初の感想であるワヒロの記事にだけ『感想屋さんというサービスの正当化文章』が大量に書き込まれていた(=主観でしかないが、依頼記事だと思えない。)

・サービス終了決定後に大量の布教が出た上「ワヒロで頼みたい」という人間が散見されたので、記事を作成しやすい上に依頼されてもおかしくないソシャゲとして狙いをつけられた可能性がある。


 もし『公開記事を依頼した人間』が架空であれば、どうにかワヒロの記事全下げ…は、難しくても、有償分だけでも非公開にしてほしいです。著作権に関わるものを有償で公開してるのってどうにか止められませんか?
 お金出すことには問題なくて、かつ中を見てみないと分からないなら購入する気でいます。3000円あってもワヒロでガチャは回せないので…。

 
 正直、確証のない架空依頼人に言及するかは迷いましたが、もし公開記事とかいう依頼をでっちあげられた上にむちむちメイドカーセックスの烙印押されたなら笑うしかないなと思うし、かなり色んなところで話が広まってるぽいので書きました。感想屋さん、依頼人居ないなら普通に取り下げてくれてよくない?ダメか?


 とりあえずこのnoteは、『感想屋さん』と『ワールドエンドヒーローズ』のみに焦点を当てるなら、今こんな感じだよ!というまとめです。
 Twitterのお題箱でも感想屋さんの話してる人減ってるんでブーム過ぎてそうな気もしますが、それでも有償公開を風化させるのめちゃくちゃ怖いので、このnoteを書きました。

 繰り返しますが、現時点では、私は、感想屋さんのサービス終了を望んではいません。感想屋さんが有償記事を公開していることには変わりないから、私はまだこの件を風化させたくないと思った次第です。



書きたいことは一通り書ききったと思うのでここら辺で終わりにします。読んでくれてありがとうございました。

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