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限界独身オタク男性がモニターコントローラーを導入した話

・AudientのNeroを買った話
・主にパワーアンプのボリューム調整用
・AIFにモニターコントローラー機能が付いてるのに何で買ったの?
・ツマミスやイッチの質感、使い勝手について

モニターコントローラーを買いました

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買ったのはAudientのNeroというモデルです。

パワーアンプを新調した、という記事を書きましたが、その中で「ボリュームが無いのでモニターコントローラーかプリアンプが必要」と書きました。

プリアンプに関しては全く詳しく無かったことと、楽曲制作において都合が良さそうということで私はモニターコントローラーを買いました。

モニターコントローラーは各社から色々と出ていますが、これを選んだのは単純に予算の都合です。国内価格が55,000円~60,000円くらい。
日本ではあまりメジャーでは無いのか、レビュー記事等もほとんど見られませんでしたが、どうも価格の割に非常に優秀そうだと言うことがわかり、安心して購入に踏み切れました。

Nero自体についてはここではほとんど解説しないので、以下のレビューを読んでください。

AIFにモニターコントローラー機能がついてるのになんで買ったの?

AIFを新調した、という記事を書きましたが、その中で「モニターコントローラー機能がついている」と書きました。

ボリュームもデジタル制御ではなく、(おそらく)アナログなのでそれを使えばいいじゃん、と思った人もいるかも知れませんが、3つほど理由があって別途モニターコントローラーを購入するに至りました。

理由その1:AIFが遠い
AIFはラックマウントして使うことにしたのですが、普段のリスニングポジションからかなり遠く、腕を伸ばしても全く届きません。日常の中で細かくボリューム調節をすることは多々あるので、これだとかなりストレスが溜まりそうだなと思ってました。単体のモニターコントローラーを手元に置けばすぐに手を伸ばせるため、AIFのモニターコントローラーへ手を伸ばすよりは絶対に楽だろう、と考えました。

理由その2:AIFのみだと音量調節が難しそう
私は集合住宅に住んでいるため、あまり音量を上げられません。楽曲制作やオーディオを趣味にしてる人の中では、再生音量が小さい方に入ると思います。にも関わらずパワーアンプのゲインが高いということは、AIFのモニターコントローラーのボリュームツマミをかなり絞って使うことになります。そうすると実用可能範囲がかなり狭く、音量調節にかなり難儀することになるのでは、と思っていました。その点、ボリュームを二重に通せば多少はツマミの可動範囲を増やせるだろう、と考えました。勿論、その分音は悪くなってしまうでしょうが、これは我慢できる範囲だろうと見込んでました。

理由その3:AIF側のヘッドフォン端子が使いづらい
AIF記事の方でも書きましたが、ヘッドフォンのボリュームが独立していなくて使いづらい問題を、ヘッドフォン端子付きのモニターコントローラーを導入すれば解決出来るのでは?と考えました。ヘッドフォンも多用するため、独立したボリュームがあると無いとでは大違いです。

購入してからしばらく使いましたが、やっぱり買って大正解でした。ノンストレスです。やっぱり手元でボリューム調整やミュートが出来る状態にしておくのは大事ですね。うっかりAVを爆音で再生しちゃった時のリカバリ速度が違いますよ……。

ツマミやスイッチの質感、使い勝手について

この辺りからNero自体のレビューに入りますが、最初の方で書いた他の方の記事を読んだ方がよっぽど良いと思います。

ツマミやスイッチの質感はとても良いです。高級感があるわけではないですが、安っぽくもなく、適度な重さもあるので使いやすいです。強いて言えば、メインのボリュームツマミや各種スイッチにはクリック感があると嬉しかったくらいです。

使い勝手もとても良いです。詳細は公式サイトや各種レビュー記事を読んで貰えばいいですが、よく考えられて作られていると思います。特に位相反転スイッチがあるのが良いです。安い割に特に不満無し!こちらに関しても、強いて言えばヘッドフォンに独立したミュートスイッチが欲しかったくらいでしょうか?

ちなみに音に関してですが、これ無しで今のアンプで音を出したことがないので分かりません(クソレビュー)。測定結果やレビュー記事を読んだ感じは普通に良さそうですし、自分の耳で聞いた感じでも「何か悪くなってそう」と思うこともありません。心配することは無さそうです。
もっとも、これ以上を求めると次は10万円超えになってしまうのですが……。

総評

パワーアンプのボリューム調整用に買ったけど、モニターコントローラーとして見ても文句無し!予算数万円かつデスクトップ型で問題ないならこれを買え!私はパッシブスピーカーのパワーアンプ用に買いましたが、ボリュームが本体の裏側とかアクセスしづらい場所にあるアクティブスピーカーを使ってる人とかにもおすすめです。

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