作品の出来に満足できるかは、まずは自分を納得させる事なんだとふと思った今日
すっかり、いや急にエアコンが不要な季節になってしまったなーと
思ってすこし夏にセンチメンタルな岡本晃です。
こんばんわ。
最近、被写体もちょこちょこさせてもらっています。
自分で思ってる自分と周りから見た自分って違うってのは、
そりゃ周知なんですけどね。
最近思うんですよ、人間がもっとも知りたいのは自分の事だってことを。
そしてそれを客観的に見れるのは、写真なんだなって。
僕の好きな広島の写真家さんとこの前話した時に、
自分自身は自分自身で撮るのが一番うまく撮れるし、それはま〜現実的には難しいよねっていう話を思い出しました。
最近撮影の依頼をちょこちょこいただくんです。
ありがたし。。ありがとうございますです。
そんで共通ワードっていうか
「ありのままの自分を見たい」って言われることが多い。
だから、僕のやらなきゃいけないのは、被写体さんを短い時間でいかに
「丸裸」にできるかって事なんだということ。
相当難しいことだと思うんですよ。
プロのモデルさんをあんまり撮った事が無いので、
ここではアマチュアな方とか一般の方を対象にした形で書いてみるんですけど、やっぱり難しいことやってるんだなーって。
先日、広島で親交のある写真家さんとお話してきたんです。
お互いの写真に対する考え方とか、情報交換的な。
僕らの話は、別に誰がどうのっていう批評とかはなくて、
こういう事考えて撮ってるとか、こういうのを大事にしてるとか
そういう話で。
また、その写真家の方の想いってのが熱くて。
それだけ想いを持って取り組めるってすごいと思ったんですよね。
今SNSを覗けば、写真集とか買わなくてもいろんな人の作品が
もう流れて止まらない。それを見て、参考にするのはいいし、
僕も勉強させてもらってる。
だけど、最終的に自分の作品を作る時に、例えば人気のある写真や、例えば「いいね」の数を意識しちゃって、作品がそっちに引っ張られるんだとしたら、少し立ち止まってもいいのかなと思う。
何がいいたいのかっていうと、「被写体の方のありのまま」を写すために、
自分もありのままで向き合わないと、それは作れないって事。
自分自身を納得させるのは、一生できないと思ってたりするんですけど、
だからこそ、どれだけ喰らい付いていけるかで、その作品の「ありのまま」という深みが変わってくると思った。
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