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iPhoneとStarbacksとフィリピン

フィリピンの物価は、日本と同等か物によっては高いです。
特に、野菜と日本食。外食は日本と同じ価格で食べられます。
屋台飯は安く食べられますが、お腹が強くなければいけません...

現地人の日当は500~1000ペソ(1,335~2,670円)です。日本の約1/8くらいかと思います。
驚いたのは、それでもiPhoneを持ち、スターバックスに行くということです。スターバックスのグランデは、ひとつ200ペソ(534円)前後です。

おしゃれで甘いコーヒーのために、4,000円使う感覚です。

スタバを奢ったら、すごく喜んでくれました。
(誰になぜ奢ったのかは秘密…)

iPhoneも私たちが買う金額と変わりません。


中古の軽トラが55,000ペソ。
iPhone15は59,000ペソ(157,500円)です。一括では買えないのでローンを組みます。



ちなみにフィリピンでは、洗濯機が家にない家庭も多く、洗濯機を持っていると金持ち認定されます。

7kgを150ペソで洗濯できます。畳んで家まで配達してくれます。(別料金)
コインランドリー事業が12万ペソ(32万円)で売られています。

洗濯板で洗濯しながら、iPhoneを使います。
日当2000円の仕事を頑張るために、スタバに行ってやる気を出します。

人間は貧しいからといって、キツい仕事や退屈な毎日を耐えられるようになるわけではありません。所得は1/8でも、私達と同じく美味しいものを食べ、歩かずにタクシーを使い、ネイルや化粧をして、SNSで承認欲求を満たします。

洗濯機がないからコインランドリーが繁盛する。
車がないからタクシーが繁盛する。
水道水が飲めないからウォーターサーバーが必要になる。

ここには、ビジネスのヒントが沢山あります。

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