見出し画像

家を買った話

私は去年、230万円で家を買いました。
いろいろあって手放すことになりまして、今は元の持ち主に返してます。
築50年の木造平屋建て。ボロ屋だったのでリフォームして住みました。

カビ臭い!
床を剝がしてカビを落とし、バーナーで焼き処理して防カビ剤を塗装。
断熱材はありません...冬は室温2℃です。


洗濯機は1年落ちの中古を購入。配送料込み2万円でGET!


50年前の洗面台。普通に使えます。
天井と壁を白に統一することで、部屋を広く見せる効果がある。


カビ臭かった畳の部屋は、クッションフロアにして和モダンな部屋になりました。


寝室だった場所(退去前に撮りました)


白に塗ると清潔感出ますね。
トイレです。鍵はありません。


リビング。ミニマリストの部屋みたい
玄関はこんな感じ


倉庫には自転車とバイクが2台入ります。

間取りは4DKで、広さは75平米です。リフォーム費用は廃材の撤去費用も含めて30万円かかりました。全部自分でやったので、相場の半分以下で済んでいます。

今年、ついに全都道府県で人口が減少しました。私の地元である沖縄も人口減少となりました。これからは全国で家が余ってきます。
特にこだわりがなければ、家を新しく建てる必要はありません。住宅ローンを組まなければ、場所に縛られることはないため、仕事を変えることが容易になります。つまり、ライフスタイルの機動力が上がるわけです。

土地の権利関係で不具合があり、結局家を手放すことになりました。(代金は戻ってきました。)
一時期ルームシェアによる家賃収入もありましたが、リフォーム代より少ないため投資としては失敗です。
しかし、自分自身の家賃が浮いたので、節約としては成功です。

このリフォームを通して、人が生きる上で重要な要素を自分の手で手掛ける充実感を感じました。これは通帳の数字では得ることのできない、本当の安心感です。
家のオーナーになることは、そこまで難しいことでも大金をかける必要のある事でもありません。空き家であれば1年分の給料で買えます。

「住宅ローンを組んで数千万円かけて家を買う、夢のマイホーム。」

それ以外の新しい選択ができる時代になりました。本当にありがたいですね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?