A：どちらでも大丈夫です、慣れている方を使ってあげましょう。

●給水ボトル型

ペットボトルを逆さまにしてノズルを付けた形状、KPSの『シンプル オアシス』等が有名ですね。
 ホコリや毛が混入する事がなく お皿のようにひっくり返してしまう恐れもありませんが、飲むのに適した高さ調節とワンちゃんの慣れが必要です。
ガラス製は高価ですが煮沸もできて衛生的です。ペットボトルを流用する物は安価ですが繰り返し使っているとボトル内の蓄積した汚れからカビが生えてきますので、適時交換する必要があります。

●お皿型

普通のボウルからの飲水、ボトル型にお皿を組ませたタイプもあります。
自然な姿勢で飲めるメリットがありますが、水面が露出しているのでホコリや抜け毛が混入しやすく、ワンちゃんがぶつかってお皿ごとひっくり返してしまう恐れもあります。
留守中や夜中など飼い主さんの目が届かない時間帯にやってしまうと水が飲めなくなってしまうのが辛いところですね。 

ブリーダーさんやペットショップでどちらを使って育てられたかで変わりますが、お皿に慣れた子は給水ボトルから飲むのが下手だったり、その逆もあります。

●給水ボトルから飲水する練習方法

子犬は水の匂いを辿ってノズル近くまでいけますが、ここから水が出ることを知りません。 好奇心旺盛な子はノズルを舐めてみて水が出る事を学習し、いつの間にか使えるようになっています。
そうではない子にはノズルの先端に人間の指で誘導したり、ふやかしフードやニュートリスタット等の好物を付けて舐めるように誘導します。好物に釣られて舐めてみると水が出てきてビックリ。少し咽たり不思議にそうに眺めたりしますが、数回繰り返すと飲み方を学習して使えるようになっています。

※給水ボトル本体はサークルの外側に付けてノズルをサークル内側へ向けてセットします。万が一本体が外れて落下した場合サークル内のワンちゃんに被害が及ばないようにするためです。 

※ボトルには満水まで入れないと、水圧の関係でノズルから水漏れする事もあります。