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「まんがで知るデジタルの学び」で、また、泣く

今回もまた、涙なしには読めなかった。

前田康裕先生の新刊。

子どもだけでなく、先生自身も主体的な学びをとおして成長していくという内容。

研修に否定的な人は、研修そのものが嫌なのではなく、役に立たない研修が嫌なのだと思う。

学校には、日々、なにかしらの問題が起こっている。子どもが育っていく上では、摩擦や葛藤は不可避だし、そこで学んでいくものだ。

新しい実践も、やってみて、課題があれば、修正していけばいい。

それはわかっていても、やはり、「トラブルはなるべく避けたい」と思う気持ちもある。新しいことにかけるエネルギーも要る。

すると、どうしても「前例どおり」という甘い誘いに屈しておさまりたくなる。

でも、こころの中では、めざすことと、現実のギャップにモヤモヤして、この先の教育を取り巻く困難さにため息をついている。

この前田先生の本には、「この先生は、自分だ」と思える先生がたくさん登場する。その先生たちが、さまざまな経験をして、絶望したり、変わったり、立ち上がったりしていく。

わたしにも、できるかもしれない。
そう思わせてくれる。

わたしも、そんなふうに、いろんな先生のこころに火を灯したい。

こんなこと言ったら、できなかったときに恥ずかしい、と思う自分もいる。

でも、敢えて書く。

吉良先生が言うように、「理想」の状態を明らかにしないと問題の発見はできないから。

まず「理想」の状態を明らかにする

前田先生、いつも、こころにあたたかい火を灯してくださって、ありがとうございます。

がんばります。

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