見出し画像

【2022年1月】雑誌とかを読んだよ!な話

 雑誌等に掲載されているメンバーのインタビューで、特に響いたものを年末にまとめて振り返ろう!と思ったけど、絶対に面倒くさくなる(前科あり)だろうから、月一、ないし隔月で片っ端に書いていきたいやつ。鉄は熱いうちに的な。内容はとりとめのない備忘録なのでご容赦を。

※メンバー名の頭にある数字は、インタビューが掲載されているページ数。インタビューとグラビアが両方掲載されているページも、インタビューページとしてカウントしています。


産経新聞【1月1日 朝刊】

P.31 ①清宮レイ(撮影:三尾郁恵)
別冊 第2部 P.1 ①生田絵梨花(撮影:春名中)

【概要】
 「18歳の地図」というコラムに登場。内容自体は彼女の紹介と、清宮レイが考える「大人」の定義や清宮の周りにいる大人たちについて。WEB上で同記事が公開されているので詳しくは下記リンクから。

【雑感】
 ひとつ上の先輩、三期生と自分を比べ、足りないものがあると感じていることを打ち明けると共に、舞台で過ごした時間を通して、大人になるための素地に思いを馳せています。年齢的に大人の仲間入りをすると同時に、五期生加入で先輩になることへの布石にもなるのかな、と思いました。ってか、正月早々、全国紙にババンっと掲載されるの凄くないですか。元旦からレイちゃんを見れるって、なんだか縁起が良い気がします。


日経エンタテイメント【2月号】

P.10-12 ③齋藤飛鳥 (文:西廣智一)
P.13-15 ③与田祐希 (文:蒔田陽平)
P.16-18 ③山下美月 (文:カネコシュウヘイ)
P.19-21 ③遠藤さくら(文:佐藤豊)
P.22-24 ③賀喜遥香 (文:大貫真之介)
P.26      ①梅澤美波 (連載)

【概要】
 歴代のセンター経験者をフォーカスした内容。齋藤飛鳥は「ハマスカ放送部」、山下美月は昨年出演したドラマ、与田祐希は『日本沈没』、遠藤さくらは「THE FIRST TAKE」、賀喜遥香は自身のラジオ「SCOOL OF LOCK」など、各々が2021年に活躍した場を振り返る。また、10周年を迎えたグループの今と、東京ドーム公演についても語られている。梅澤の連載は、副キャプテン就任についてなど。

【雑感】
 まずは飛鳥ちゃん。後輩への距離や自分の立ち位置の変化についての話。昨年に引き続き、意識的に後輩たちの手を取るスタンス持つをようになったと語るともに、その後輩たちへの信頼や思いやりも感じました。

 そんな後輩たちの成長曲線や、乃木坂46の足跡を辿り、この先のグループに陰りはないと考えているようです。

乃木坂46は何か1つ大きな出来事で急にみなさんに認めていただいたわけではなくて、どんどん積み重ねてきたことで今があるという印象が強いから。

少し話は飛びますが、これを聞いて、2019年の真夏さんのインタビューを思い出しました。このときに言及されていた「代表曲」の問題。これは変わらずグループの目標でもあると思いますが、飛鳥ちゃんのこの考えが、一つの答えなんじゃないかと思わされました。

日産スタジアムという会場でライブを開催させていただくこと自体がすごいことだと思うので、この事実に私たちは誇りを持っていいはず。

最後のこの言葉もとても頼もく、全体的にどっしり構えた貫禄のあるインタビューだと感じます。

 賀喜遥香さんパートでは、「SCOOL OF LOCK」繋がりから橋本奈々未さんの名前がガッツリ。そこから派生して『Time files』のジャケットで着た衣装や、CDTVでも披露した『サヨナラの意味』に込める思いなども聞けます。

 最後に遠藤さくらさん。TFTに挑む前に飛鳥ちゃんに不安を払拭してもらったとのこと。飛鳥ちゃんのこの手の話は枚挙に遑がありません。更に、自身の歌唱には満足できないけど、毎回 矢久保だけは褒めてくれると。ファンが声を届けることも大事だろうけど、身近に絶対的な味方がいてくれることは、精神的に大きな支えになるんじゃないかな、とベッドの上でニヤける矢久保を想像しながら思いました。


EX大衆【2月号】

P.74-78 ①阪口珠美
    (撮影:前康輔 文:大貫真之介)
P.79-81 ③賀喜遥香×北川悠理
    (撮影:武田敏将 文:大貫真之介)
P.72-73 ②佐藤璃果×矢久保美緒(連載)

【概要】
 新成人の三人は"大人"がテーマに。阪口はグラビアがメインで、インタビューでは歌番組の代打出演やライブへの心意気。選抜への思いなどが聞ける。賀喜×北川の対談では、お互いの共通点や、それぞれが個人で出演した番組について。卒業した高山一実と生田絵梨花から受け取ったものと、これから加入する後輩についても語られている。連載「乃木坂の星」でも、二人が考える「大人」についての討論やプチ大喜利大会が行われている。

【雑感】
 たまぴよパートで、ダンスには「まだまだ自信がない」と漏らしていますが、先輩としてダンスを武器に乃木坂46を支えようといった気概を見せたり、最後には選抜への意気込みと「ランクアップした自分をお見せしたいです。」と力強いコメント。経験をしっかり成長に繋げたうえで、ランクアップしていると自覚的なのがとてもよいですね◎

 賀喜遥香さん×北川悠理ちゃんの対談は、両者一歩も譲らない褒め合い合戦が始まるのですが、そんななかで悠理ちゃんから出た賀喜遥香さん評には深く頷きたくなりました。

かっきーは優しいから、みんなの繊細な変化に気づくことができるんだろうけど、ちょっとしたことで傷ついてしまうんじゃないかと心配になることもあります。

これをファンから直接メンバーに言うのは、逆に気を使わせてしまう気がして少々憚られるところではありますが、親しい同期が気づいて、想ってくれているのなら、ひとつ安心できるなぁと感じました。

 雑誌とは関係ないのですが、この二人といえばの話。賀喜遥香さんが高校生になるまで「食の楽しさに気づけなかった」と発言した際に、隣にいた悠理ちゃんが「かっきー仕様になったんじゃない?世界が。みんな かっきーに美味しいもの食べさせてあげたくて、どんどん美味しくなったんだよ。頑張ったからね。」と返したのは、いつ思い返しても優しさとイマジネーションに溢れていてステキだな~、とほっこりします。(2019.10.2. 猫舌SHOWROOM)

 矢久保は自分のことを「すべてにおいて大人だと思っています(キッパリ)。」と言っていますが、このわたを食べて「珍味はもうこりごりです。虫を食べたほうがマシかも。」と忌憚のない意見を言っちゃうあたり まだまだ赤ちゃんです。横文字の意味当てクイズで謎の大喜利力も発揮したところで、今一度タイムちゃんで山本さんと大喜利バトルをしてほしいところですね。


non-no【3月号】

P.104-107 遠藤さくら
      (撮影:浜村菜月)
P.18-26     ①西野七瀬
      (撮影:熊木優 文:吉川由希子)

 さくちゃんがモデルとなった、カラー下地の基本特集。見開き2ページで、16パターンもの遠藤さくらさんがいる真冬のさくら満開仕様に大満足です。馬場ふみかさんも登場するので、筒井あやめ成分が不足している方にもオススメ。

 普段ファッション誌はあまり買わないのですが、本号で専属モデルを卒業する西野七瀬さんを目的に購入。これまでの歴史を数字で振り返ると圧巻。編集部から見たモデルとしてのなぁさんの評価は「西野七瀬だなぁ」に尽きます。

「特別な場所ではないけれど、撮影したいな」と思わせてくれる魅力があります。
カメラマン・高木優さん(io)
ジャンプをする時やくるっと回る時。スカートをふわっと綺麗に広げながら、表情まで素敵に作りこむ感じ。(中略)アゴを上げる角度、下げる角度、目の細め方、細かいところまでとても丁寧!
ライター・道端舞子さん

といった、ライブシーンでよく目にした光景を聞くと、肩書きは違えど、天性のアイドル性を持った人なんだな~、と改めて実感します。6年9か月、お疲れ様でした。


東京カレンダー【3月号】

P.98-103 ②鈴木絢音
      (撮影:高野友也 文:Yoshie chokki)

【概要】
 鈴木絢音が銀座のおでん屋「SOSO ODEN」を訪れ、大人なひと時を過ごす。インタビューでは乃木坂46として活動する指針や、そこに至る理由。なぜアイドルになったのかなどの大局的なことが綴られている。

【雑感】
 おでんを頬張る絢音ちゃんはバチボコに綺麗ですし、銀座のおでん屋にも ちくわぶがあることに安心しました。セブンのおでんは軟骨入りつくねが好きだったんですけど、以前の方がおいしかった気がするなぁ。

 絢音ちゃんが方々で発している「グループファースト」の考え方が、ここでも聞くことができます。「乃木坂46は個性を認めてくれる場所」といったことにも言及しているのですが、例えば久保史緒里ちゃん。例えば賀喜遥香ちゃんや清宮レイちゃん。そして鈴木絢音さんと、各期の色々なメンバーが同じようなことを口々に話していることで、余計、そのことへの説得力が増していく感覚を覚えます。

 また、表現者としての楽しみを感じることで、アイドルが天職だと考えたり、自身の性分と9年間続けたアイドル活動を照らし合わせて「乃木坂46の才能があるってことにしておきたいですね(笑)。」と嫌味なく言える絢音ちゃんは、気高く、どこまでもクールでビューティなレディですね。インタビューの8割くらいはウェブでも公開されています。


アップトゥボーイ【3月号】

P.2-21   ②田村真佑(撮影:西村康)
P.22-31 ③佐藤楓 (撮影:下田直樹)
P32-39 ②佐藤璃果(撮影:藤本和典)

【概要】
 表紙を飾った田村は、2021年を振り返り、初選抜時の心境が語られている。その他、理想の女性になるためにやりたいことや、挑戦したい仕事になどについても聞くことができる。佐藤楓は昨年末に出演した「SASUKE」に挑むまでの裏話から、ベストアルバム発売に寄せて思い出の楽曲。そして、選抜への思いを。佐藤璃果は地元、岩手の魅力や先輩との交流。2022年の目標が綴られている。

【雑感】
 真佑ちゃんは「日経エンタテインメント 乃木坂46 Special 2022」で「王道アイドルを目指さなければいけないなんてことはないんだ。私は1番自分に合ったアイドルの形を見つけよう」と言っていましたが、本誌ではプライベートで料理を作れるようになりたいとか、今はオムライスしか作れないとか、女子力アップを目指しますとか、ナチュラルに王道アイドルプロフィールへの道を歩んでいて眩しいです。

 佐藤楓さんは選抜への熱い思いが聞けます。上述のEX大衆のたまぴよや、昨年は麗乃ちゃんや葉月も語っていましたが、改めて三期生たちから今このタイミングで、自分の立ち位置に情熱を乗っけている発言を聞くと、胸が熱くなりますね。

 璃果ちゃんパートでは、今年の目標が印象的。

自分の“好き”をたくさん見つけて、それを大事にしたいなって思っています。(中略)もっともっと表現力を磨いてそれを自分の強み、自分の“好き”にしたいです。

自分が考えるチャームポイントと、他人から見たチャームポイントにズレがあることは往々にしてあることですし、それが好きかどうかは更に別の話だと思うんですよ。でも、それらが一致したら最強ですよね。だから璃果ちゃんがこの目標を達成する日が楽しみです。それと、インタビュー内で取り上げられていた「ひと口もち膳」なるものがめちゃくちゃ美味しそう。お取り寄せしようか絶賛迷い中。


B.L.T.【3月号】

P.48-55 ①清宮レイ
     (撮影:YOROKOBI 文:大久保和則)
P.74-76 ①堀未央奈
     (撮影:岡本武志 文:大久保和則)

【概要】
 テーマは「侘び寂び」。笑顔の印象が強い清宮が物憂げな視線や、アンニュイな表情を携えて登場。インタビューでは、ファンから「笑顔がいい」と言われた時の心境の変化や、グラビア撮影に臨む時の心持ちなどが語られている。そして2022年に向けて挑戦的なコメントも。

【雑感】
 表紙が水着のねーちゃんだらけで、本当にこの雑誌であってるのか?と逡巡しましたが、清宮レイの文字を見つけて購入。「小説幻冬」と一緒にレジに持っていくという、えっちな本を参考書でカモフラージュする学生気分を体験できました。

 レイちゃんのキラッキラの笑顔や、ギランギランのキメ顔が大好きなのですが、なるほど、こういう表情もよいですぞ!なグラビアでした。制服姿の撮影もしたいそうなので「B.L.T. SUMMER CANDY」さんは今年もよろしくお願いしますね。

 インタビューでは、過去に「私は笑顔だけじゃないのになぁ」と感じていたことを告白。裏を返せば笑顔にも、その他の表情にも、多少なりとも自信のようなものを持っていたことが窺えます。

 2022年はどんな年にしたいか、という質問には

安定よりも波乱万丈の人生が好きだし、そのほうが結果的に楽しめる自分がいるので、何か試練があったり、自分の気持ちに波風が立つような体験をたくさんしたいです。困難を強いられるのは好きなほうなので(笑)

という痺れるようなストロングアンサー。波乱万丈=辛い、なわけではないし、うねりをあげる荒波をも楽しむレイちゃんは確かに見てみたい。今までとは違ったお仕事・環境で揉まれたいとのことなので、ここは一つ「シーブリーズ」のCMや朝ドラヒロインで手を打ちませんか?来年の今頃、彼女がどんな一年を過ごしたか、答え合わせが楽しみです。


小説幻冬【2月号】

P.74-89 ⑮鈴木絢音(×奥川健太郎)
    (文:森本裕美)

【概要】
 小説幻冬で新しく始まった鈴木絢音の連載「言葉の海をさまよう」の第一回が掲載されている。初回は三省堂辞書出版部に務める奥川氏との対談。実際に三省堂本社に赴き、辞書ができるまでの過程や、奥川氏の経歴などを辿る。

【雑感】
 絢音ちゃんの辞書・辞典周りのインタビューは、これまでも何回かウェブ上で公開されてきましたが、あれ結構好きなんですよね。本連載内でも言及されていますが、辞書ってどこかお堅い印象を持ちがち。でも、三省堂を訪れている絢音ちゃんの様子からは、まるで小学生が社会科見学に来たかのようなワクワク感が伝わってきます。

 奥川さんが企画した『異名・ニックネーム辞典』には、なんと「齋藤飛鳥・能條愛未・樋口日奈」の名前も載っているとか。これは読んでみたい。改訂版が出版されるときには、ぜひとも「ぽぽちゃん」や「テネット」も追記してほしいところです。

 内容はとてもおもしろいのですが、他の文芸書にはあまり手を出さないので、この連載のためだけに毎月買うかどうかは怪しいところ。いつか「言葉の海をさまよう」を、一冊の本としてまとめて販売してくれたら…という感じですかね。気が早いですが首を長くして待っています。


月刊エンタメ【3,4月合併号】

P.2-15 ②秋元真夏
   
  (撮影:岡本武志 文:大貫真之介)

【概要】
 生田絵梨花や高山一実の卒業に伴い、バラエティの現場で期待している後輩たちの名前を挙げたり、その生田の卒業話や、二人が出会った頃の話を聞くことができる。そして、キャプテン目線で、新たに入ってくる五期生や、2021年の全国ツアーで四期生へ檄を飛ばしたエピソードも。最後は副キャプテンに就任した梅澤美波と、変わりゆくグループへの思いを語っている。

【雑感】
 真夏さん(や飛鳥ちゃんや梅や久保ちゃん)が四期生の背中を正した話は「Utaten」や「日経エンタ '22」でも語られていましたが、真夏さんの口から、あの懇請にはどういった意思が含まれていたかが改めて語られています。

アイドルの活動って楽しそうに見えるけど、やっぱり「お仕事」という意識は大切なんです。ライブを見に来る方たちは、学生だったらお金を貯めて、お仕事がある方は休みを作って来てくださっているわけで、自分たちが楽しむだけじゃなくて「見せる」意識を持たなきゃいけないんです。

「応援してくれているファンのために」とった類の言葉も嬉しいんですけど、どこかふわっとした印象を受けてしまいます。ですが、このような具体性を含んだリアルな考えをグループのキャプテンが持ってくれているのは心強いなぁ、と感じました。

私がパフォーマンスで見せることができるタイプだったら、背中で見せることができるのかもしれないけど、そうじゃないので。それに世代が離れてきた分、私の常識が通じるわけではないので、イチから教えないことは不親切だと思うんです。

 真夏さん自身、こういった役割はあまり得意ではないと言っていますが、グループや後輩たちの未来と、自分の性格を天秤にかけた時に、しっかり前者を取って行動に移してくれています。持ち前のあざといキャラや、バラエティ番組等での立ち回りを含め、真夏さんからは、自分の役割を全うする仕事人感が随所に感じられます。グループの旗頭に就任してからもう暫く経ちますが、親しみやすいだけではない、立派なキャプテンとしての存在感は、日に日に増していっているように思います。


BUBKA【3月号】

P.3-17   ②北野日奈子
    
 (撮影:藤本和典 文:犬飼華)
P.18-22 ③北野日奈子×鈴木絢音
   (撮影:時永大吾 文:犬飼華)
P.23-31 ①弓木奈於
  (撮影:前田立)

【概要】
 北野日奈子2nd写真集の先行カットを掲載。個人インタビューでは、写真集発売を決めた経緯と撮影の裏話。二期生への思いや、衛藤美彩や中田花奈の名前を引用して、卒業への考え方を語っている(この時点ではグループ卒業を発表していない)。鈴木との対談では、昨年卒業した同期について、それぞれがどのような思いを抱えていたか。そして、鈴木の選抜観と、北野から見た鈴木絢音の9年間が綴られている。弓木は自分のキャラクター遍歴や、ユニークな家族について。

【雑感】
 二期生はグループの中でも突出して、各々の得意分野や、戦うステージが異なると感じます。だからこそ、すれ違いも少なくなかったと、当の二期生たちは口にしています。しかし、年月を増していく毎に結束力を高め、2021年の冬には二期生たちは大輪の花を咲かせました。そんな背景を持つ二期生の中でも、同期愛の強さを表だって表現する日奈子ちゃんが語る二期生への表現は腹落ちします。

『乃木坂46のオールナイトニッポン』でも話したんですけど、「ウチらって仲は良くないけど、絆だけは深いよね」って(笑)。なんだか不思議な関係なんです。(中略)顔の向きは違うけど、歩いている方向は同じっていうのかな。
BUBKA 2022年 3月号

 また、日奈子ちゃんはまっすぐ乃木坂46に向き合い、情熱と愛情を注いでいる人だと感じています。2018年の活動再開後からは特に、その思いがファンの目に、耳に、届くようになったと。そんな思いを抱えているからこそなのか、過去の発言や、先輩たちの卒業の時には、自身の卒業についてあまり実感が湧いていない様子が感じられました。

美彩先輩の話を聞いて、自分の未来を見据えた時に、ここだってタイミングが見えるから人はアイドルを卒業するんだろうなって思いました。でも、私は違う。私は選抜を目指して、日々の活動を頑張ることを最優先していました。頭には乃木坂のことしかありませんでした。

花奈さんが卒業する時も、「アイドルとしてやれることはすべてやったし、もう何も思い残すことはないよ」と話してくれました。それでも私はまだ「私は違う」と思っていました。乃木坂46のことが大好きだからなんでしょうね。ここにいれば楽しいですから。
BUBKA 2022年 3月号
乃木坂46がただただ好きなんです。でも、これは悩みでもあって。先輩たちが卒業してくなかで、自分もいつか卒業を考える日がくるのかなと想像しても、腑に落ちる理由がないんです。
EX大衆 2020年 12月号

ただ、同期が卒業した時には、それまでとは少々異なる毛色の感情も持っていたようで。

未央奈が卒業発表した後、蘭世が「私たちは大人になったから、そんな選択をする子も出てくるよ」と言われて納得できました。
EX大衆 2021年 5月号
「そりゃみんな大人になったんだもん。だって私たち8年もやってるんだよ」って。蘭世のその言葉を聞いて、そうだよねって納得ができたし、救われました。
B.L.T.  2021年 8月号
未央奈の卒業で乃木坂46に対する考え方も、自分の気持ちの置きどころも変わったと思います。やっぱり2期生の先頭になって走ってくれた存在を失うわけですから。どうなってしまうだろうと思いました。でも、卒業するということは、大人になった証拠ですから。そうやって自分の将来を選択できるほど視野が広くなったんだなって。
BUBKA 2022年 3月号

 そんな心模様の変化を経て、昨夏あたりからは、彼女の中で「自分が卒業すること」「卒業した後のビジョン」に対するピントが少しずつ合ってきたような、そんな雰囲気が伝わってきた気がします。

──(二期生ライブの)センター企画で『日常』を選んだ理由を教えてください。

去年開催される予定だった2期生ライブでは『トキトキメキメキ』を選んでいたんですけど、今回は“語り”が必要になって、やりたいだけじゃなくて思い入れの強い曲を選ばなきゃいけないと思ったんです。最近の私に近い感情は『羽根の記憶』たけど、語るなら『アンダー』か『日常』になるのかなって。
EX大衆 2021年 5月号
いつか自分が卒業する時が来たら、楽しみなことがあるんですよ。私って、ずっと遠回りしてきてるなーって自分では思うんですけど、遠回りしてきたからこそ、最後に感じることや、自分の中に咲く花はどんな花なのか、その花がどんな色なのか。それが。すごく楽しみなんです!
B.L.T. 2021年 8月号
今後は、これまで以上の最大級の努力ができたと自分が認められた時、進む新しい道が拓かれると思っています。そのタイミングでの北野日奈子は最終形態、ゲームで言えばSSRカードになっているはず(笑)。その先にいつか卒業したら、自分が楽しめることを表現したい。そんな私を応援してくれる方たちを大切にしていきたいです。
日経エンタテインメント! 乃木坂46スペシャル 2022

いわば二期生の悲願とも言えるライブを迎えたときに、彼女の心を写していた曲は「考えてみた 10年後の自分」という歌い出しで始まる『羽根の記憶』。どこか示唆的だと…って、いっけな~い!脱線脱線!雑誌と関係ない話になっちゃいました。もう、1月も終わろうと言う時に、とんでもない発表をしちゃうんだから。

 とにかく、北野日奈子さんの言葉は強い!すずきたのはソウルメイト!弓木はべっぴんさん!だけどナカジマさん(仮)とおじいちゃんにごめんなさいしよう!


2022年1月のいっちゃんいいやつ

 今月読んだ雑誌等の中からベストインタビューを選ぶなら「月刊エンタメ 3,4合併号」の真夏さんで、ベストグラビアはヤンジャンのあやめちゃんです。年明けから張り切って普段手を付けないものまで買ってしまった感はある。2月以降も続けられるのかな!わからないな!おしまい!

2022年2月9日
エメリンゴ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?