練習環境の質は大事か

ウエイトトレーニングやウエイトリフティングの話も書くつもりでnote始めたので今日はその方面の話。

最近ブームみたいなのよ「良い環境が良い成績を生む」と。

果たしてそうなのか、私は疑問に思うところなのだが、環境の質が自分の能力を変えると思っている人の方が多数である。

環境と言うのをよくよく考えてみると「自分の外部」の事を指していることが多い。その外部の環境が自分に大きな影響を与える・その影響を受けやすい、と言うことなのだろうか。そう考えるとちょっと足りない気がする。

環境と言えば自分の外部の事のみだと思われがちだけれども、もう1つ自分の環境と言える場所を忘れてはいないか。それは「自分の内部」である。

外部の環境よりも内部の環境の方を重視すべきだと思う。自分の内部と言えば自分の体、体内、細胞、思考、感情…等々であろうか。そちらの環境に言及をしている話は今のところ聞いたことがない。それはつまり「環境=自分の外部」としか思っていないからだろう。

自分の体はこれから行おうとしている練習に適している体、つまり内部環境ですか?ってこと。準備運動をしない状態で練習をするのと、準備運動をしっかりしてから練習するのとでは練習結果は違うものになるというのは経験からわかると思う。この違いは何かと言えば「内部環境を整えないままか整えたか」の違いであり、これが内部環境の質を向上させて練習を行うということの一つの例である。

外部環境が良くても内部環境が悪ければ怪我をするし、目標の練習結果には届かない。これを分かっている人はどれぐらいいるのだろうか。

自分の事を今一度チェックして、内部環境の質も向上させて練習してみて。外部環境を変える前にまずは内部環境の質を向上させることが大事。

外部の環境の質だけを向上させるのが練習環境の質を向上させる、ではないということ、練習環境として考えなければならないものは一つではないということを頭の片隅にでも入れておいて、なかなか練習の成果が出ないと思った時にこの話を思い出してもらえればいいかな~って思う。

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