見出し画像

シンガポールマラソン2013 体験記

2014年のシンガポールマラソンのエントリーが7月16日から始まるということで、2013年のシンガポールマラソンの振り返りレポートを載せます。このレポートは海外には何度も渡航経験があるものの、マラソン大会にエントリーするのが初めてという方に向けて書いてみます。

1.旅費交通費と宿泊費の目安航空券ANA往復11万円、宿泊スイソテル2泊で3万4千円、小遣い5万円
ANAの機体が787だということで、エアアジアよりも3万円ほど高かったのですが、何事も経験!ということでANAを選択しました。結果。選択して良かった!2泊3日の旅です。

2.シンガポール内の移動
チャンギ国際空港からの市内中心部への移動は空港からタクシーで約30シンガポールドル(1シンガポールドルは約82円)。帰りはMRTで2.6シンガポールドルでした。MRTはMRTはMass Rapid Transitの略でシンガポール市内を移動するには楽ちん。乗りなれてしまうと本数は多いし、安いし、覚えやすいし(東京の地下鉄よりは全然楽)、観光地はいろいろ廻れるしでおススメです。

3.気候や天候
12月といえども、赤道に近い国シンガポール。しかも雨期にあたるため、上記の内容が典型的のようです。ちなみに、この日の明日は、マラソンの日となります。

番外.エスカレーターが速い
びっくりするほど速いです。一言で表現するとせっかちです。マラソン後の脚で乗るのがためらわれるほど、恐怖も感じます。現地の人たちは慣れているのか、全く問題ないように乗っていきます。ちなみに、見えているように、歩いている人もいますが、ほとんどの方はそのまま乗っていました。

4.2013年はエントリーした人たちに向けて、事前(11月28日-30日)に配布物が配られるブースが用意されました
Race Entry Packを取りに行きます。マラソンのガイドと、タイム測定用のタグ、ナンバーカード、レースで着ても良い服、手荷物預け用の袋、スポンサーからのグッズをもらってきます。エントリーが完了した際に受け取るメールと、パスポートを持っていきます。

5.スタート地点は毎回変わるらしい
2013年のスタート地点はOrchardでした。2013年のスタート地点はOrchardでした。フルマラソンのスタートは5時30分ですが、この日は鉄道も動いていて、移動は鉄道でもできます。タクシーでも移動は可能ですが、マラソンコースの周りはやはり交通規制があるため、鉄道での移動が無難です。

6.スタート地点での注意事項スタートから3キロ過ぎまでは補給ポイントもありません。また、人数が多い大会なので、トイレも混雑しているのでホテルでの調整は必須だと感じました。とくに、土地勘も無い状態なので、トイレはどこなのか?が実際に分らなかったというのもありました。

7.ゴール付近のホテルを取ることで手荷物を預けない作戦を私が宿泊したホテルはスイソテル ザ スタンフォード シンガポール。クリスマス向けのキャンペーンがスタートしていたので、安いプランがありましたが、BookingやAgolaよりも楽天トラベルが安かった。ゴールがどこになるかも確認してからホテルを抑えることをお勧めします。

8.マーライオンは暗いうちに通り過ぎ、明るくなってからだと道の向こう側になる・・・だから気が付かなかったシンガポールでの観光スポットのひとつといえば、マーライオンですが、マラソンコースにも書かれているんです。しかしながら、行きで見えるはずのマーライオンは暗いうちに通り過ぎ、明るくなってから復路で通るときには、4車線道路の向こう側なので見えなくなっている(またコースの最後なのでみてる余裕もない)。この写真は、マラソン完走後に痛い足を引きずりながら行った写真です。

9.とは言え、マリーナベイサンズや植物園などを見ながら走れる観光にぴったりのコース

明るくなってからのマラソンのコースは、走っていて気持ちがよく、足が痙攣しだしたあたりから、気分を紛らわすために観光し始めました。マリーナベイサンズの真下までコースになっているので、じっくり観光出来ます。

初マラソンでペースもつかめなかったのはやはり経験不足としか言いようがありません。

10.持って行って良かったもの。持っていけばよかったもの。当日、あいにくの天気だったので雨が途中から降ったり、気温も32度まで上がり暑くなることで湿度も87%まで上がったりという結構過酷なレースでした。天気で唯一良かったことは、雲が掛っていたということです。これが晴天だったら、日焼け対策は不十分だったと言わざるを得ません。
持って行って良かったものは、BCAA豊富なアミノ酸系のサポート食品、および飲料。現地で調達できなくは無いですが、初めての土地なので、必須だといわれているものは持っていくことに越したことはありません。

どんな服を着ればいいのかも分らない状態で臨んだので、いつもの夏用の格好。ハーフパンツにランニング用のTシャツ、帽子という状況でした。暑いと思っていたので、コンプレッション系のパンツはあえて履きませんでした。そして、持っていけばよかったと思ったものはワセリンでした。とにかく暑いので、途中の給水所で頭から水をかけかけ進みます。しばらくするとパンツや太ももが擦れて痛くなる擦過傷ができてきます。あらかじめ布が当たる個所にはワセリン必須ですね。また、男性にはニプレス代わりに乳首を守るためにバンドエイドをしておくのが良いと思います。日差しが強いことが予想されますので、首を保護するカバー付きの帽子も良いと思います。ただし、早朝にレース開始があり、速い人は日の出前に20キロほど行けるはずなので、そこまで必須ではありません。

途中、日本の大会では珍しいと思いますが、エイドで塗り薬が配布されています。日本でも有名なタイガーバームがスポンサーだったので、レース途中に痛みを緩和する塗り薬を配布していました。これ、初めは半信半疑でもらわなかったのですが、32キロ過ぎで脚が止まったあとのエイドでもらって丹念に擦りこんだところ、最後に足が復活し、軽いジョグができるくらいになりました。

最後に
シンガポールマラソンは、ほぼ起伏のない平坦なコースなので初心者にも走りやすいと思います。シンガポールマラソンのエントリー料金も6000円前後という格安で、ありがたいことです。東京マラソンも1万円を超えていくので、この安さはありがたい。また、海外マラソン初心者の方にもそんなに気負うことなくチャレンジしてもらえる大会なのではないかと思います。

フードコートでこの海南鶏飯(カオマンガイ)は5シンガポールドルでした。約400円。日本だとだいたい700円~800円程度になっちゃいますから、安い!と思います。しかしながら、全体的な物価は高め。海産物の生ものなんか食べようものなら数万円は簡単に超えるのでお気をつけください。

チャレンジする皆さん!シンガポールを満喫しつつ、良いマラソンをお祈りいたします!

続きをみるには

残り 0字

¥ 324

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?