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4周年を迎えて こんな日が来るなんて

こんにちは。本日、4月13日で森喫茶は4周年を迎えました。
今まで森喫茶をご利用してくれた全てのお客さんのおかげです。
本当にありがとうございます。

今の土地に初めて訪れたとき

何も無いところから始まりました。開店して一年でコロナ禍に。
先行きが不安になる時もあったけれど、家族がいつも側にいてくれたおかげで乗り越える事が出来ました。

お店が完成した日

まだ息子が小さいですね。このサイズ感がとっても懐かしいです。
そんな息子も先日入学式を迎えました。正直なところお店の4周年よりも、息子の小学校入学の方が感慨深いです。
ご存知の方も多いと思いますが、うちは6年間、家庭保育でやってきました。
3歳になった時に試しに子供園に通ってみたのですが、3日行った後に
「とうちゃん、行きたくない」とはっきりと言いました。
行きたくなくて駄々をこねるとか、そういうんじゃなくて、僕と二人でいるときに親密に話始めたのを覚えています。今思うと、あの時に想いを伝えてくれて良かったと思います。そこからの3年間をずっと一緒に過ごせたことは、僕にとっても明香にとっても貴重な時間です。
何にも変え難い「家族」の時間。ギフトです。

0歳から6歳までずっと一緒に暮らしてきたので、息子の感情の揺れ動き、表現の仕方は肌で感じ取れると思っています。
入学式を迎える以前は「小学校も通いたくない、家で勉強する」と言ってました。
僕としては無理をしてまで通う必要はないと思っていたので「そうか、わかった」と話していました。入学式が近づくにつれて、本人の心、感情がシーソーのように揺れ動いていました。楽しみもあり、不安もあり、必死で色々と考えていました。
そんな時にふとこれだけは伝えたいと思い「小学校に通うとして、周りの環境が変わっていくけれど、とうちゃんとかあちゃんは何も変わらないから」それを聞いてどう思ったのかは分からないけれど、少しずつ息子の中で小学校に対する思いが前向きになっていった様な気がします。

いつも一緒だった
どこへ行くのも一緒だった

いざ入学式、教室まで一緒に行き、そこからは離れて行動。大丈夫かな?って思ったけど、本人は至って冷静でした。体育館に新入生が入場してくるシーンには感動しました。立派に歩いています。名前を呼ばれても、しっかりとした返事をしました。はっきり言って、僕は今寂しいです。あれだけずっと一緒にいて、うるさいってくらい思ってたのに、今は家の中もびっくりするくらい静かです。
今までの時間がまるで夢のようで、僕の人生も新しい扉が開いた感覚です。

今日で通い始めて3日が経ちます。朝もしっかり起きるし、前日に準備をするのも楽しそう。そう、何よりも息子が「楽しそう」なのが嬉しいし、ほっとしました。
バスを迎えに行くと、帰り道はスキップしています。
子供園に通ってなくても、こんなにすぐに社会化に順応出来たのは、0歳からお店にいて、沢山のお客さんとコミュニケーションをとってきたおかげです。
お店にいて静かに出来ない時期もあったけれど、いつもお客さんは暖かく見守ってくれました。沢山一緒に遊んでもらえました。その時間も息子にとっては貴重な時間でした。改めて、ありがとうございます。

朝の見送りが楽しい

息子にとって毎日が冒険です。新しい出会いもあり、発見もあり、とにかくワクワクしています。「行かない」っていう選択肢も出来たけど、「行ってみる」と新しい世界に飛び込んだ息子の気持ちにエールを送りたい。
たまには休んで、一緒に山でも行きたいなって思ってるけど、どうかな。
とうちゃんが今一番楽しみな事は、授業参観です。