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森のアイスクリームと星野道夫さん

こんにちは。いよいよ甲子園も始まり来週はお盆ですね。
明日から新しいデザートメニューを始めます。

森のアイスクリームです。

バナナモカアイスクリームとバニラアイスの2種類と、
自家製クッキーを添えて仕上げに生クリームと涼しげなミントを。

アイスクリームももちろん自家製です。
卵、牛乳、生クリーム、砂糖が基本の材料です。
今回はバナナモカフィリングにバナナと、フェアトレードのカフェインレスオーガニックコーヒーを使用しています。
ですので、お子さんも安心して召し上がってみてください。

アイスクリームが2個ですが、両方ともシンプルで甘すぎず、
バナナモカは程よいバナナの甘さにコーヒーの香りが
とても合ってペロリと食べれます。


こちらアイスクリームに添えるクッキーです。
昨日、猛烈な暑さの中焼き上げました!
アイスクリームの口溶けの良さと、クッキーのザックリホロっとする食感がクセになります。秋にはクッキーのみの販売や、クッキー、スコーンなど
焼き菓子とパンの詰め合わせ森セットも考えています。

遅くなりましたが今月の営業日になります。
お盆もいつもと変わらずに営業します。
こう暑いと、客足も遠くなりがちですがおかげ様で沢山のお客さんにいらして頂いて本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
売り上げや数字は気になりだすとキリがないですが、
あまりそこには囚われずに、今ご来店下さったり、
パンの発送をご注文下さるお客さんと
しっかり向き合って感謝してその時間を日々大切にしたいです。
かといって、経営者でもあるのでやっぱり売り上げが立たないときもあったりすると悩んだり、深く考え込みます。でも、そのときにふと発送のご予約を頂いたり、お客さんが来てくれたりして。
この商売は一人では絶対に成り立たない。
お客さんあっての森であり、お客さんが来てくれるからこそ自分は仕事が在ると。無我夢中でパンを焼いて、それを買って頂いて、そしてそれぞれの家庭の食卓に僕が焼いたパンが並ぶ。それを想像するとものすごく大事な役割を担って責任ある仕事だと思います。でも、そこに集中すればする程、
自分でも納得が出来るパンが焼けます。
要は、素材や材料、工程、レシピ、技術、経験ももちろん大事だけど、
一番大事なのは自分の腹の底から湧き上がってくる
エネルギーだと思います。そこが燃えてないと良いパンは焼けない。
自分はなぜそこが燃えるのか?
やっぱり原点は、明香と息子に自分が焼いたパンを食べてほしい。
そこがエネルギー源です。
自分一人で食べる用ってなるとパンは焼かないし、
それこそエネルギーが燃えないので焼けないんです。

僕の大好きな村上春樹氏は新しい小説が書き上がると、一番に奥さんに読んでもらって、感想を聞くそうです。それ、すごく解ります。僕もまず明香に食べてもらって、そこから始まっていく何かがあってカタチになっていきます。最近は息子も試食してくれるから、「美味しいよ!」って、2人に言ってもらえるとやっとそこで、「よし!これでお客さんにも提供できる!」っていう流れが根底にあります。工場で生産されるパンをディスる訳じゃ無いけれど、きちっと管理された施設で、不自然に温度調節された空間で、薬品を大量に使用したパンを考案していく流れとは逆の事をやってると思います。

実際に昔、某大手パン屋さんのアルバイト面接に行ったときにあまりにも、効率やら、数字やら、綺麗に塗り固められた表面だけをフォーカスするシステムに嫌気がさし途中で帰りました。でもこういう体験があるからこそ、今の森のシステム、流れって在るんだと感じます。どっちが良いとか、どっちが正しいとかじゃないけれど、森に来てくれて喜んでくれるお客さんは、やっぱり物事に対する価値観や、例えば子供には体に優しい食べ物をって考えているお客さんが多くて、とても嬉しいです。

今後は食べ物だけではなく、エコバッグなども作っていきたいです。
自分たちが今、千葉県長生郡睦沢町で暮らしている中で、感じたことや想う事をカタチにして、森を通してお客さんと共有できればと思います。

睦沢での初めての夏です。連日猛暑猛暑といったニュースを聞きますが、休みの日の日中はデッキで過ごしています。今もデッキでカタカタとやってます。家が田んぼと堰(貯水池みたいなの)に隣り合わせのせいか、風がある日は常に冷んやりとした風を浴びています。今日はお昼もみんなでデッキで食べました。白子も海が近かったけどこんなに涼しくは無かった。
お店は朝からパンを焼くのにオーブンを稼動するので冷房を入れますが、家では息子の昼寝のときくらいです。というのも冷房はあたりすぎると体力も気力も萎えてきます。やっぱり不自然ですよね。それにくらべて、自然の風は本当に心底心地よい。うっとりするくらいです。お店にももちろんこの風が吹きます。15時過ぎくらいから風が吹いてる日は冷房を止めて、窓を開けます。ヒグラシの声と夏のジリッとした夕日と、少し冷んやりとした風がなんとも贅沢です。これはぜひ、都会で暮らすお客さんに体感してほしいです!

昨日読み終わった本です。いすみの図書館で借りました。 

星野道夫さんの写真集やエッセイは持っていて何度も読んでいるのですが、この本は子供用にとても解りやすく、星野さんの一生を書いた本です。
たまたま、サーフィンにいく前に聞いていたPodcastで奥さんの、星野直子さんが出演されていてその会話もとても感慨深かったです。

星野道夫さんがこの本のなかで、「人生は思っているより短いよ。やりたい事があるのなら挑戦したほうがいいと思う」と語っています。
この言葉がすごく響きました。蝉の声を聴きながら、
「自分はやりたいことがやれているのか?今に満足していていいのか?
もっともっと燃え尽きるくらい挑戦したいこがあるのか?」
昨日ちょっと瞑想しました。

そしたら、明香と息子が昼寝から起きてきていつも通り海にいって泳いだり、友達と遊んだり夕焼けを眺めたり。やっぱり今の自分にとっても挑戦というか一番大切なのはこうやって家族で過ごす時間だなって。
焦らずに一歩ずつ歩んいくことで見えてくる何かってあります。
僕は今年39歳になりました。人生の半分を折り返しってところです。
これからは、もっと深く自分の人生と向き合っていきたい。
それもひとつの挑戦だと思います。




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mori-kissa

千葉県長生郡睦沢町にて喫茶店をはじめました。 パンも焼きます。 ケーキも焼きます。 コーヒーも淹れます。 よろしくお願いします。
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