プロならわかる?自動車整備士のあるある!
3級整備士の闇です!
第36回の今回は自動車整備士あるあるについて書いていきたいと思います。
〈走っている車が気になる〉
街を走っている車の種類や状態が気になって横目で見てしまうのは、整備士なら誰しも経験すること。加速時に黒煙を吐出させている車などを見ると、ついじ~っと目で追いかけてしまうことも。また、路上で車が故障して停まっていると、おせっかいをしたくなるのも整備士のサガかもしれません。
ただし、なぜか自分の車の整備は後回しになりがちな人が多いという説もあります。ごくまれに、自分が整備した車が走っているのを見つけるとかなり嬉しいものです。
〈機械全般が気になる〉
機械やメカニカルなものを見ると、車に関係のないものでもついつい仕事目線で見てしまうという人もいるようです。PCのUSBケーブルをつなぐ作業はもちろんのこと、家電製品のコードをコンセントにつなぐときですら「配線」と言ってしまったり。なんでも分解してみたくなったり(これはもともと小さい頃からそうだったという人も多いかも)。電車やエレベーター、腕時計、スマホなど……とにかく日常で接するもののいろいろな機械が気になってしまいます。
〈車を車名でなく型式で呼ぶ〉
同じ車種でも、形式が違えば大きく仕様が異なることもあり、整備士は車を型式で呼んでしまう人も多いかもしれません。カーマニアの中にもトヨタカローラレビン/スプリンタートレノを「AE86」、日産フェアレディZを「Z32」、「Z33」、「Z34」などと呼ぶ人がいます。
〈帰宅すると服のポケットにいろいろなものが入っている〉
仕事中に作業服のポケットに入れるとものと言ったらドライバーやプライヤー、スパナなど。洗濯機から異音がするので点検すると、原因はスパナだったということも。また、帰宅してポケットをまさぐるとワッシャーが出てきたり、ダイヤルステッカーに貼るための点検月シールが入っている確率も高いようです。
〈作業内容で季節を知る〉
エアコンの整備が増えると、「夏が近づいてきた」と感じる自動車整備士も多いのではないでしょうか。その他にも、タイヤ交換で汗まみれになったら「夏も盛り」。スタッドレスに交換の作業をしながら「そろそろ冬だ」。洗車で手が凍えるのを実感すると「真冬」。仕事量がどっと増えてきたら「決算月」……など。
今回は自動車整備士あるあるについて話させていただきました。
ぜひまた見に来てください!
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