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noteとTwitterの実践的な運用方法

「noteとTwitterで作る新しい企業コミュニケーション」というイベントに参加して学んだことを、コーチング的な視点もちょいと混ぜてシェアしたいと思うパーソナルコーチのぐっちです。

ちなみに会の中で、キャプチャをシェアするのはOKだ主催者がおっしゃっていたので、キャプチャを使って私なりの見解も含めて記録に残しておきたい。これからnoteとTwitterを運用する方の参考になると幸いだ。

※途中、聴くことに夢中になり、キャプチャを取り損ねたものもあるし、一度聞いただけで理解不足で若干誤ったニュアンスもあるかもしれない。一生懸命聞いて書いたけど、ニュアンス違いがあれば随時訂正していく。さらに一番正確な理解は、本セミナーに参加することだ。定期的に開催しているようなので、次回のイベントで直接聞くことが一番正確だ。

ぐっちの言い訳

|1|Twitterをがんばるモチベーションを何にするか?

Twitterの企業運用同ゴール設定する?

そもそも今回のイベントの対象・趣旨が、基本的に企業アカウントの運用をベースにしているので、ゴールとかKPIとかモチベーションとか問いになるけど、私のように個人で事業をしていたり、クリエーターとして運用している人にも当てはまると思う。

こういう文脈なので、Twitterってがんばるものなの?みたいなツッコミは傍に置いたとして、Twitterをがんばる目標値を何にするか

フォロワー数ではなくて、
インプレッション(広告が表示された回数)

#noteとTwitterのイベント内の言葉

企業で「中の人」として公式Twitterを運用していると、会社への報告は何を以って効果があると言えるのか、重要だと思う。

そこで一番わかりやすいのが、フォロワー数だと思うけどど、それはあまりおすすめしないらしい。変動するし、そこを目的とするよりも、どれだけのユーザーにつぶやき(ツイート)を見られたか=ツイートインプレッションの数字の推移を注視することをお勧めしたい。

2022年1月21日時点


リアルな私の数値を参考にすると、
過去28日のツイートインプレッションが、73,262なので、1インプレッションあたり0.2円の広告費と換算すると、過去28日間の私のTwitter運用は14,652円分の広告費となる。そしてまた来月の数値を見て、伸びているのか横ばいなのか…そうやって追いかける。結局、フォロワー数が増えるのも、リツイート回数が増えるのも、全てはこのインプレッション数を増やすための枝葉になるので、ここを追いかけるのがお勧めだ。あくまで追っかけたい場合による。

|2|誰に何を伝えるための発信なのか?

新卒で求人広告営業をしていた時、口酸っぱく言われたことは、
ピンピンに尖った1人に届けるために広告を書け!
20代女性で転職を考えている人、ではなくて、

福岡出身で大学から東京に住む25歳女性。彼氏とは3ヶ月前に別れて今フリー。オフィシャルな趣味はカフェ巡りで、隠れた趣味は秋葉原の同人誌収集。洋服は基本WEGOでメルカリ多用。大学では商学部だったけど、今の会社はクレジットカード会社の法人営業。絵を描くことが好きなので本音はデザイン系の仕事をしたいけど、経験がないから無理かなと半ば諦めつつ、休みの日に密かにアプリで仕事を探している。

ぐっちの妄想

みたいな。これぐらいピンピンの1人を想定して広告を作れ!と言われていた。その考え方と同じだと思うが、noteもTwitterも、誰に読んでほしいか、読んだ後、こんな気持ちになってほしいか、を想定して記事を書くのはとても大切だよね!という話。

個人においても、どこを自分の強みとして出すか。この辺はコーチングが得意ww
作家活動や個人事業では、ここはしっかり設計したほうがいい。趣味のTwitterにはもちろん不要

企業アカウントでやる場合は、しっかり設計しておいた方がいい大切な部分。もちろん、個人で趣味としてTwitterを楽しむ場合は不要だろう。だけど私のようにコーチングという事業で個人事業主をしていたり、何かものを作って売っていたりする場合は大いに参考になる。この考え方を知っているのと知らないのでは全く発信の質が違う。一度整理・棚卸しておくのはお勧めしたい。

|3|今、求められる発信のトレンドは?

従来の企業広報と、SNSでの広報の感覚的な違いについて。従来というか、昭和・平成初期は、裏側を見せない、言わない、完成した美しい状態のものをお見せするというニュアンスだったと思う。カッコいい自慢の商品の宣伝や会社の素晴らしいビジョンを発信したり。でも今はどちらかと言うと、「潜入!リアルスコープ」的な大手企業の裏側とか工場見学とかが好まれトレンドにあるらしい。

あの上岡龍太郎さんの持論があるらしい。「テレビで面白いのは、素人が芸をやるか、玄人が私生活を見せるか、2つに1つだ」

上岡龍太郎さんの持論

これを現在のSNSに当てはめるならば、

確かにここを私たちは見たい。

和歌山の親子で営む梅農家さんが作る、今世界に発信中の梅酒が瓶詰めされる工程や、誰もが知っているアノお菓子メーカーの社員食堂のメニューとか。そういうのが知りたい。お菓子メーカーの自慢のお菓子より、そこの社員じゃないと入れない社食のAランチの方が見たい。

情報はたくさん出せるから、出した方がいい。
恥ずかしいから、普通すぎるから、そこを知りたいと思う。発信の恥ずかしさの一枚を越えられるかが分かれ目。

#noteとTwitterのイベント内の言葉

企業も個人も、強みと弱み、私だけの特徴をどれだけ見つけて、どれだけ発信できるかが、これからのメディア発信の肝なんだな、きっと。

|4|フォローはどうすれば増えるの?

Twitterをやっている限り、やっぱりフォロワーが増えると嬉しい。じゃあどうやって増やすの?というとき、ツイートをバズらせたくなる。でも…

バズってもフォロワーは増えない
・フォローしてくださいって言葉にして言いましょう

#noteとTwitterのイベント内の言葉

ここに尽きる気がする。運良く1ツイートがまぐれでバズっても、別にフォロワーは増えない。ちなみに私もプチバズったことがある。

209回リツイートされて、いいねが928回ついた。大好きなツヨポンツイートでバズって嬉しいけど、フォロワーは多分2〜3人しか増えてない。ツイートにいいねをしても、フォローするまでには至らない。ごく稀にいろんなミラクルが重なって、バズってフォロワーも増える夢展開もあるだろうけど、宝くじ並なのでここは狙わず、

〇〇なこと書いてます!フォローしてください!

と言葉にするのが一番効果的らしい(笑)そういえばYoutubeで必ず「チャンネル登録してね!」とどんな有名人でも言っている。なんでも直接シンプルに言葉にするのが一番だ!

私のnoteとTwitterは、コーチングにまつわることを主に書いています。
ぜひフォローしてください!

ぐっちの叫び

言ってみた。あくまでフォロワーを増やしたい!という人。どんな目的でそのアカウントを運用しているか、そもそも闇雲にフォロワー数を増やしたいのか?とかその辺りの目的はご自身でしっかり検討しよう。

|5|あまり知られていないTwitterのリンクとハッシュタグの有効性

Twitterを使う人は、リンクを踏んでTwitter外に出たがらない傾向があるらしい。この辺の微妙なニュアンスは、Twitter社の本イベントのスピーカーのモリケンさんのツイートを参照してほしい。

確かに、私もザザザーっとタイムラインは見るけど、正直よっぽどじゃないとリンクを踏んで、飛んで行こうと思わない。自分のTwitter分析を見ても、インプレッションどころか、いいね数とリンクのクリック数は全く合わない。だからリンクを貼ったらもうみんな見てくれるよね♪なんていうのは、甘い甘い。

さらにTwitterの表示は単純な時系列じゃない。超絶複雑なアルゴリズムで一般人が小手先で工夫してコントロールできるものじゃない手法が使われてそれぞれのタイムラインに合わせて表示されている。

この文脈で時々言われる、このリンク先つきツイートがあると表示回数が減るの?問題。

それにつながる、#ハッシュタグ問題。

エンゲージを上げるためには余計の連携がない方がいい。
ハッシュタグはインスタ文化。Twitterにハッシュタグは0でもいい
ただし、著名人の名前やイベント名、トレンドワードなど、その言葉で検索される可能性が高いハッシュタグは、アルゴリズム以上に有効なので、使うのはアリ。

#noteとTwitterのイベント内の言葉

ちなみに、noteもそこまでハッシュタグが重要視されていないらしく、そのnoteの記事を象徴するワード2〜3個を使うぐらいで十分らしい。noteのハッシュタグは、公式お題がメイン。ネタ切れ防止の意味も込めて、提案されるハッシュタグはなかなか有用らしい。

つまり、利用者がTwitterの外に出たがらない傾向と、アルゴリズムと、その辺を理解して、ハッシュタグとリンクを使うといい。noteなどを貼ったら、しっかりそこに流れてくるように工夫が必要だ。

|6|Twitterとnoteのそもそもの特徴

noteは長文ツイッター
Twitterで入口、ひっかかり、フックの話を書いて、noteで詳細やストーリーを語る。

#noteとTwitterのイベント内の言葉

なるほどね。その辺をうまく理解して運用すると、流れができて良さそうだ。

|7|今すぐnoteとTwitterを連携機能をONにしよう

noteとTwitterは必ず連携されておくのがいいらしい。noteの閲覧方法は、3分の1ぐらいがTwitterからの来客だそうだ。とはいえ、Twitter的にはnoteのリンクはリンクなので、|5|の内容に当てはまる。だからこそ、表示されたらしっかりリンクを踏んでnoteに飛んできてもらうように、工夫が必要だそうだ。

noteを書いて、シェアボタンを押すだけだと、「note書きました」とシンプルなツイートになって、おっ!面白そう!読んでみよう!リンクを踏んでみよう!という気を起こさせないので、Twitter本文に、そのnoteを読みたくさせるような文言を書くなどして導線を工夫するのが良きらしい。

さらに、連携機能でnoteの文章から、自動的にお気に入り箇所を引用してシェアすることもできるらしいので、この辺の工夫もお勧めだ。

|8|公式アカウントの中の人のポジション・立ち位置は?

 個人利用は関係ないけど、公式Twitterのいわゆる「中の人」の話。個人利用には関係ないけど、ちょっと面白い話だ。企業イメージを背負った一社員がツイートするので、どんな立ち位置で話せばいいのか迷う。実は私自身も数年前、小売店の「中の人」を数年やっていた。だからこの疑問よくわかる。

  1. 公式HPよりカジュアルで、別勘定
    他のチャネル(公式HPや公式ブログ)と同じものとみなさず、TwitterはちょっとカジュアルでOKな別勘定として捉える。公式HPでは書かないような砕けたこともTwitterならOKとして、オープンにしていく。

  2. ショップの店員さんぐらいの立ち位置に立つ
    店員さんはあくまでも売り場にいるお店の人。だから店としての意見もするし、時には「うちのお店にはないけど、隣のお店ならあるかもしれないので、行ってみてください!」と言う。それぐらいの親しみやすさがいい。お店の人と、商品のこと以外に、「今日暑いですね〜」とか、「私も食べたことありますよ〜美味しいですよね」〜とか、私語のような日常会話もする。

会社を半分やめたような立ち位置で、かなり消費者側でフレンドリーな見られ方でいい。

#noteとTwitterのイベント内の言葉

|9|追加情報は皆様のTwitterをご参照ください

全然網羅しきれていないので、詳しくは他の参加者さんのツイートを貼っておくのでご覧ください。書ききれない面白い話があったので、ぜひ参照してほしい。

最後に

以上で90分に及ぶ、内容盛りだくさんのイベントから私が学んだことを書き留めてみた。まだまだ全部書き残せていない気がするので、ちょくちょく更新していくかもしれない。

今後も引き続き、noteとTwitterでは、コーチングやチームビルディングのこと、広報周りのTIPSを書いていきたい。
この記事がちょっとでお役に立てていたら、書いた甲斐があったものだ。

早速今日、セミナーで学んだ通りに言ってみよう!

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ぐっちの心からの願い


数字で見える応援が、日々の励みとなります。一瞬でも、あなたの人生に何かハッピーをお届けできたらこれほど嬉しいことはありません。