逃走中が好きすぎるだけの話。【謎解きクラスタによる謎以外の Advent Calendar 2017 2nd Season 12/24 byひゃん】

逃走中が好きすぎるだけの話。謎解きクラスタのみなさま、こんにちは。東狼研究所でギリギリメガネ団のひゃんです。謎解きの話禁句ですがこの話後でつながるのでお許しください。

私は謎解きにハマるずっと前から、はっきり言っちゃうと幼少期からゲーム系のバラエティ番組が大好きでした。東京フレンドパークやバリキン、あと鉄腕DASHの初期とかもそういう部類の企画結構多かったですよね、ビーコン鬼ごっことか3000歩とか。

で、中でもがっつりはまってしまって今に至るきっかけの多くを握っているのが、フジテレビの「Run for money 逃走中」なのです。

金のために逃げる。本来ほんとそれだけなんですよ。一秒ごとに増えていく賞金を、逃げ切って全額とるか、自首=リタイアで引き際見極めて確実に持っていくか、って。あんまり持論言うと炎上の危機があるコンテンツなのであれですが。そこで垣間見える人の心の動きは確かに個性でもあるんですけど、どこか「欲」という面では共通なんですよね。それが金に向くか、人気に向くか、それとも見栄に向くかみたいな。

……で、好きすぎて大学時代逃走中でレポート書きまくってました。なのにデータがすっ飛びやがって転載できないのすごく悲しいんですよ。ドランクドラゴンの鈴木拓さんはなぜ炎上するのかとか、「自首」しても炎上する人としない人がいるのはなぜか、とか、あとはアメリカ版の「Cha$e」との差異(この当時は中国版の「全員加速中」は開始前でした)だったり、文化論的にはかなり扱いやすい題材なんです。

といいつつ、結構放送日は純粋にひたすら楽しんでしまうんです。例えば渋谷だったり、「森の公園」だったり日常の場所がゲームエリアになれば、それはもう日常の中の非日常って意味では、謎解きにも通じるものが……失礼しました、謎解きの話題が出てしまいました。でもこれだけは言わせてくれ。子供のころ遊んでた公演とか、遠足で行った場所がロケ地なのは本当にたぎるものがありますぜ。まじで。鬼ごっこしてた場所で大人たちが本気で逃げてるんですもんそりゃそうだよ。逆に房総のむらやワープステーション江戸、ハウステンボスなどのテーマパークに設定を付与するタイプのステージだと、設定の妙がゲームそのものにも生きてくるんですよね。

ただ、友達と盛り上がろうとしても、一つ大きな壁になるのが、番組上のルールに対する賛否。「ルールで許可されていれば何をしてもいいのか」という点で、考え方が違うと話していてちょっと悲しい思いをすることも……。

だからこそ、私はインターネットの海で、せめて一人二人でいいから、ゲームのルールに関しての考えが合う人と話したくて、ファンサイト回ったりなんだりと動き回ってたんです。特に「自首=炎上して当然」でない人たち。そしてTwitterで出会った人々が、今もお台場の夏のイベントとか同行してくださってる方々なのです。

その方々には、逃走中関連ばかりでなく生まれる以前のバラエティの話とか、各地のテレビ事情とかをたくさん教えていただきましたし、深夜で面白そうな番組があればすぐに情報共有してくださってます。今も。逃走中の本放送は実況ツイートで盛り上がるし、リア脱TVの時はヒント共有とかめっちゃしてもらいました。今の「ひゃん」はその界隈で作りあげてもらったといっても過言ではありません。

ここでようやく最初の自己紹介でわざわざ所属団体いった話もできるんですが、実は私各団体への加入のきっかけすらも逃走中というコンテンツなんですよね。狼のボスとか、ギリメガ誘ってくれた解ける勢とか。

そういうのも込みで、こんなにいい年して子供のようにはしゃげるコンテンツがずっと続いてくれているだけでもとても幸せだと思うし、それを年とともに様々な楽しみ方ができるってのも素敵なことだなって思います。それこそラスクエも言うように「あなただって 私だって同じ ワクワクを 我慢できない!」ってやつなんですよ。

まとまらなくなってきましたが、何が言いたいかって言うと、そんな心理逃走劇の最新作が約2週間後、1月6日にあるので、みんな見ようぜ! ってことです。ありがとうございました。

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