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実績を聞かれる?外資系企業に転職する際、リクルーターが行うレファレンスコールの内容

先日、とある友人と転職の話になった。彼女は外資系企業への転職に興味があるとのことなのだけれど、心配な点があるという。噂によると、外資系企業のリクルーターや人事は前職で一緒に働いた人に電話をしてレファレンスを取るらしい。何を聞かれるのか分からなくて怖いし、実績とか聞かれてもねー、と心配していた。

どんな偶然か、ちょうど同じ日、彼女に会う数時間前のこと。転職活動中の後輩のためにリクルーターからのレファレンスコールを受けたのだった。

私自身リクルーターを使った転職はしたことはないので気になり、後輩にもリクルーターとどんなやりとりがあったのかを聞いてみた。

後輩は外資系企業の求人を多く扱う人材会社のリクルーターにレジュメ(英語の職務経歴書)を提出して面談したそうだ。それから、これまで務めた会社のレファレンスが取れる人を紹介してほしいとリクルーターに言われ、前々の会社からは上司だった私を、前職の会社からは同僚をレファレンス先にしたそうだ。もちろん、レファレンスお願いできる?って事前に後輩から連絡きてたよ。

それで、本題の聞かれた内容だ。もうちょっと細かい質問もあった気がするけど、おおまかな質問はこんな感じだった。リクルーターが全員同じ質問をするとは限らないけど、外資系企業への転職の際には参考程度に見てほしい。(ちなみにリクルーターは外国人だったので、質問は英語だった。なのでこれはふわっとした日本語訳です。)

1. 〇〇さん(後輩)がその会社に在籍していた期間は?
2. 〇〇さんとは仕事上どのように関わっていましたか?
3. 〇〇さんのポジションと仕事内容はなんでしたか?
4. 〇〇さんが退職した理由はなんですか?
5. 〇〇さんは他のチームの人とうまく連携していましたか?
6. 〇〇さんの強みは何ですか?
7. 〇〇さんの改善できるところはどんなところですか?仕事上のアドバイスをおくるとしたらどんなことですか?
8. 〇〇さんは遅刻や欠勤がありましたか?
9. 〇〇さんはどんな仕事に向いていると思いますか?
10. 〇〇さんと再び仕事をする機会があったら、一緒に仕事をしたいと思いますか?

どうやらレファレンスコールの意図は、応募している人が履歴書とかで嘘をついていないか、そしてチームワークとか強みとかその人の特性を聞くためのものみたいだ。チームにマッチする人材かを気にしているみたい。実績とかは特に聞かれなかったので、その点は安心していいと思われる。最初から誠実に転職理由とか話していれば特に困るようなことはなさそうだ。

ちなみに海外の転職の情報サイトとか見てみると、リクルーターは応募者がレファレンス先として上げた連絡先以外にも、前の職場の人事とかに知り合いがいる場合はそういう人にもレファレンスコールをするそうだ。

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