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【推し活】困ったときは推しの名を呼べ

昨日、プロのカメラマンに写真を撮ってもらった。

別の方をモデルにしてる時、カメラマンの方が言った。
「上手に笑えなかったら、推しの名前を言っていいんだよ」と。
彼女はたぶん、笑うことを否定されてきたんだろうなと想像した。属性的にかつての私に近かった。
「推しの選手は誰?」
「●●選手です」
「じゃあ、その名前を呼んでみよう」

カメラのシャッター音が進むにつれて、彼女の表情が柔らかくなっていく。カメラマンが推しの名前を呼んでみて、という。
それにモデルの彼女が答える。
とても楽しい時間だったようだ。
最後にはとても素敵な写真が撮れるようになっていた。

推しは心のエッセンス、美容液という。
心の灯であり、道標でもある。
推しがいなくなったら死ぬわけじゃないけど、推しがいないと生きている意味がないという人もいるのだ。
カメラマン自身もそういう人がいると思うから、あえて言ったのかもしれない。

笑うことを否定したり、人のことを嘲笑ったり。
人の心の傷はデリケートだ。
簡単なことでロックかけられてしまう。
それがやがて、潜在意識の中に落とし込められて動けなくする。
潜在意識は、全体の90~95%(ここは人によって異なるが)を占めているため、どんなに残りの顕在意識が頑張っても敵わないのだ。
綱引きをイメージしてみたらわかるけど。
どんなに「人生を変えたい」と叫んでも、潜在意識を変えないと難しいのだ。

そのためには、脳を騙す意味でも笑うのが一番いいという。口角を上げるだけでも全然違う。
自然でいられると、表情も豊かになる。
否定することなく、そのままを受け止めて。

だから、困ったときは推しの名前を呼ぶと良い。
魔法のおまじないでもあるのだから。