友人と何気ないやり取りをして、モヤモヤとしていた。
「君も、リアコの要素を十分持ってるよ」と言われたからだ。
そもそも推しは、出会ったときから既婚者だった。それがブレーキになって、安全な方向に歩いていける。

「だからストーカーになっちゃダメだよ」
「ならないよ、理性が生きてるから」

笑い話ではないけど、推し活占いに反応している。
推しオンリーで生きていないから、何とかなっている。
仕事で頑張れそうだと思ったのは、推しのおかげ。
どんな形であれ、恋愛対象とは思えてない。

リアコというのは、オタク用語で推しに対して本当の恋愛対象と見ていることだ。ガチ恋という言葉と対になって考えられやすい。
人生後半に折り返すところに来て、推しと出会った。
推しのファンサなどで、ますます好きになったのは言うまでもない。
会いたいと思ったら会えるけど、その前に自分自身を整えないと推しに失礼だなって感じている。

だから、可愛くなるための努力をする。
また会えるように、仕事を頑張る。
弱ってきた女性ホルモンの活性化するかもしれない。
推しをもっと好きになる。

リアコによる犯罪はいくつかあるけど、私がそっちに進まないのは理性が残っているからだ。
恋愛は理性をダメにするというけど、理性の中にも基本級の基本が残っている限り大丈夫だと思ってる。

推しが既婚者で、家族がいる人だから基本はそこありきになっている。
だから、推しが幸せでありつづけるために、見守るしか出来ないと思っている。そのスタンスでいるつもりだ。