銀皮88 役者インタビュー #8 青木琴音
空降る飴玉社のクラシックシアター
『銀皮の中のY(M)は、88℃の熱さを知っている。』
役者インタビュー #8 青木琴音
Q. 今作で演じる役はどのような人物ですか
青木:脚本もらったときはめっちゃ女子高生って感じでキャラとしてかわいいなと思いました。素直で、すごいスレてなくて若い女の子なんだなって感じです。
–ご自身と共通している部分とそうではない部分
青木:夢があってそれを家族に反対されている役なのですが、この時期親とぶつかったこととかやりながら思い出したりしていました。一番違うなと思うのが、良心的なところ。何でも素直で人に対して悪意がないところが私にはないなと思います。
Q. 今作の見どころについて聞かせてください
青木:メイ子さん(演・谷内一恵)が珈琲を淹れるところです。香りもいいですし、「めっちゃ珈琲淹れるシーンあるー」って脚本を読んで思っていたんですけど、全部ちょっとずつ違っていて、ずっと観ていられます。
–仕草とかもきれいですよね
青木:そうなんですよね。本当にすごい。あと、紅(演・大谷彩佳)が出ているシーンがめちゃめちゃ好きで。お気に入りです。
–推しキャラは紅ですか
青木:推しです。ストレートで素敵。
Q. 会話劇として気を遣っているところはありますか
青木:受け取ることは大事にしたいなってずっと思っているのと、受け取ってそこに乗せて発信することは意識しています。
Q. 作品のキーワードについて
–珈琲に関しては
青木:カフェに行くことが好きです。お店によりますが、ブラックで飲みたいところとミルク欲しいところがありますよね。今回の小道具を観て珈琲やってみようかなって。
–何を注文しますか
青木:夏はカフェオレ、冬はホットです。
–お盆について
青木:地元のお祭りに仲良し家族で集まって山の上で花火をするんですよ。年に1回のお祭りなので、年に1回しか会わない友達もいて遊ぶのが楽しみでした。高校上がるまで3〜4家族ぐらいで。
Q. 小道具について
–小道具凝っているなと思う
青木:めっちゃ可愛い。写真めっちゃ撮りたくなります。インスタ映えすると思いますね。舞台も可愛くて、衣装も可愛くて。
–衣装の制服すごくお似合いです
青木:セーラー服着たことなかったので楽しいです。
Q. 最後に一言
青木:絶対この時期に京都で観る意味があるお芝居だと思うので、京都好きってだけで来てくれても嬉しいですし、「あ、ちょっとわかるー」みたいなところもいっぱいあると思うので、そんなところをたくさん見つけていただけると嬉しいです。
2019.8.14
インタビュイー:青木琴音
インタビュアー:吉田香月(LPOCH)
編集:しき(來來尸來)
公演情報
空降る飴玉社のクラックシアター
『銀皮の中のY(M)は、88℃の熱さを知っている。』
脚本・演出:加藤 薫
《公演日時》
2019年8月15日(木)14:00/19:00
8月16日(金)13:00/18:00
8月17日(土)13:00/18:00
※開場は開演の30分前です。
※満席時はご予約にて日時指定頂いたお客様優先となります。
《料金》
当日 1,500円
前売 1,300円
Twitter割引1,000円
《会場》
人間座スタジオ
〒606-0865 京都府京都市左京区下鴨東高木町11
《予約》
https://www.quartet-online.net/ticket/ginpi_88
《Cast》
谷内 一恵
音蔵 乙葵
大谷 彩佳(同志社小劇場)
青木 琴音
出町 平次(來來尸來)
坂口 弘樹(勝手にユニットBOYCOTT)
ナカメキョウコ(エイチエムピー・シアターカンパニー)
藤村 弘二
菱井 喜美子(人間座)
《STAFF》
舞台監督 :長峯 巧弥
照明 :御手洗 幸助
音響 :鈴木 邦拡
舞台大道具:ユー(劇的集団忘却曲線/トイネスト・パーク)
舞台美術 :塚田 縁
衣裳 :松崎 雛乃
小道具 :加藤 薫
宣伝美術 :えび天(劇的集団忘却曲線)
イラスト :吉村 紗奈
制作・広報:吉田 香月(LPOCH)、しき(來來尸來)、田中 直樹(劇団ひととせ)、かづちやえ(演劇Unit∮Ring)
《あらすじ》
何百回も何千回も淹れた珈琲は、シンクに捨てられた。
毎年五山の送り火の夜に、祖母が大切な人たちに振る舞う珈琲は、人と人を繋ぐ力がある。たとえ離れてしまっても編んで繋いでいく不思議な力。
私にもいつか、そんな珈琲を淹れることが出来るだろうか。
ある日の夕方、実家にいる弟から電話がかかってくる。
ばあちゃんが怪我をして病院に運ばれた
淹れかけの珈琲をそのままに、私の夢が詰まった店に「closed」の看板をかけて深夜バスに乗り込んだ。
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