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中小企業でも活用が進むChat-GPT

Chat-GPTがローンチされてから1年以上経過した現在、中小企業においてもChat-GPTが普及していることをご存じでしょうか。

openai.comのドメインはもちろんですが、Microsoft Azure上から開発者向けに展開されているAzure OpenAI Serviceの活用も進んでいます。
現在、Chat-GPTはどのような状況になっているか、ご紹介いたします。

※本コンテンツで使用している画像は一部『Chat-GPT(DALL-E3)』により生成しています。


1.Chat-GPTとは

そもそもChat-GPTとは、画面上の入力欄で質問(プロンプト)を投げることで、Chat-GPTが保持しているデータから適切な回答を返してくれるサービスです。

もちろん専門家の回答とは異なるとは思いますが、そう受け取ることでChat-GPTの活用イメージに少しでも近づいて頂ければと思います。

Google検索とChat-GPTは何が違うかについてですが、Google検索は、検索したいキーワードを入力して、膨大なWebデータからGoogle検索の仕組みに基づいて検索し、ソートした結果を表示する仕組みです。

あくまでキーワードであり、会話をするような表現で検索することには向いていませんし、そのような表現で検索をすると、探したい情報が見つかりにくい場合もあることでしょう。

Chat-GPTは会話をするような表現で問いかけることができるため、検索したいキーワードが思い出せない場合や思いつかない場合でも質問をすることができます。

また、質問に対する回答の精度が高く(たまにおかしいこともあります)、短い時間で欲しい情報や答えに辿りつくことができます。

2.現在の状況は

進化したChat-GPT急速に普及する生成AIの活用事例でも最新情報をお伝えしましたが、そこからさらにいくつかの変化が見られます。

サム・アルトマンの解任騒動からしばらく経ちましたが、それでも大きな影響なくChat-GPTは進化を続けております。

(1)TeamPlanの追加

Chat-GPT EnterprisePlanについて、問い合わせても返信がない状況が長く続いていましたが、そうした状況を打破するためでもあると思います。
ついに複数人で利用できるUpgradePlanが登場しました。課金をするときにPlus/Teamを選べるようになっています。

一人当たりの価格は5ドル増の25ドルになりましたが、プロンプトを学習に使われません。
利用上限も増えているため、GPT4を多く利用できるようになります。
ユーザー管理をする仕組みも使えるため、会社で導入する場合の選択肢の一つに加えられます。

情報漏洩を気にする企業が多かったので、これを機会に導入企業が増加するのではないでしょうか。

(2)GPT Storeのローンチ

GPT Store(GPTs)がローンチされました。
これにより、他者が作ったGPTモデルを利用できるようになります。

2024年1月18日現在、ランキング上位のものは英語説明文ばかりではありますが、検索が可能であるため、自分の利用目的にあったものを探すことが可能になっています。

(3)Azure OpenAI Service

こちらは開発者向けに展開されているサービスではありますが、Azure OpenAI Serviceを利用したサービス展開が始まっております。

Microsoft系が得意なことで有名なAZ Power株式会社では、PowerGenAIという業務専用ChatGPT構築サービスを展開しております。

3.まとめ

前回、前々回ほど大きな変化はないように見えるかもしれないですが、
セキュリティに厳しい企業でも導入しやすいTeamPlan、
カスタマイズを求める企業向けのAzure OpenAI Service、
Chat-GPTの活用が苦手な人材に対してのアプローチになるGPTsの3軸により、普及がさらに促進されることが予想されます。

当社においても、一部人材はChat-GPTの活用を進めており、業務効率向上につながっております。

文章作成、レビューはもちろんですが、不明点の調査や業務に関する相談など、人に聞きづらいことを聞くことができるという点でも大きな成果を発揮しています。


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