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対象の理解と情報整理

テクニカルライティングにおいて、原稿を書く前に必要なことが2つあります。

・対象をきちんと理解すること
・理解した情報を整理すること

対象をきちんと理解する

ポイントは以下の4つです。

①対象はどのようなものなのか
「物」→用途、形状、機能、使用方法など「事」→目的、内容、対象範囲、時間·場所など
②既存/類似の事物とどのような関係なのか(位置づけ)
③既存/類似の事物とどこが違うのか(新規性、 優位性)
④自分あるいは読み手にとって、 どんな意味を持つのか(有意性)

そして、対象を理解するために必要なことは観察です。

●資料などを理解できるまで読み込み
●疑問が残れば周りの人に聞いたりするなど、 情報を集める
●対象を触ったり、 操作できるときは実行する

文章を複数回読むときも、 読み方を変えて理解の深度を深めます。理解するためには、ポイントに挙げた4つの項目を意識しながら行う必要があります。

理解した情報を整理する

対象を理解するには、 まずはそれを観察することです。何らかの資料や関連する文書があれば、それを読むことも必要です。

また、 対象を触ったり、 操作したり、 実行することができれば、 実際にそのとおりに行ってみます。 そのうえで、 疑間が残ったり、不足があれば、仲間や先輩、 上司に開いたり、さまざまな手段を使って情報を集めます。

文章を読むときは、単に同じ調子で3回読むのは望ましくありません。文や単語、文脈などを理解しながら、あるいは操作や実行できるものがあれば、 実際に試しながら、じっくり読みます。 一口に「対象の理解」といっても、 いろいろな側面があります。

何をどこまで理解する必要があるのかを考察しつつ理解することが重要です。

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