見出し画像

ヒアリではありません

SNSってすごい。

ヒアリが見つかったニュースが駆け巡ってからほどなくして、Twitterで「ヒアリではありません。○○アリです」とリプライした画像から即座に判断してくれる、ヒアリ警察さんという方が現れた。

この警察さん、アリをこよなく愛する一般の方で、アリ研究者や環境省のスタッフではない。ニュースに過敏に反応した方々に落ち着いてもらうため、また、従来種の過剰な駆除を抑制するために、貴重な自分の時間を使って、Twitterでの問い合わせに答えてくれているのだ。

実は、うちの庭にもいた。頭とお腹が茶色で尻が黒いアリが。

ヤバい、こいつらヒアリにめっちゃ似てる!!!

はい、ニュースに過敏に反応しました。駆除しようと殺虫剤買いました。

生活圏に入ってくる危機には、どうしても過剰反応してしまいます。

そんなパニックの中、このヒアリ警察さんを知ったのです。

ネタ的な画像も含めて丁寧に答えている過去ツィートを最初から読み、リプライされた画像を見て、どうやら、うちにいる容疑者どもは、シリアゲアリの一種らしいと推測。

確証を得るため、STYLUS TG-4 Toughでマクロ撮影した画像を警察さんにリプライしました。

すると、すぐに答えていただいて、うちのアリは「ハリブトシリアゲアリ」と判明。感謝です。

ヒアリ騒動がなければ、アリを被写体に選ぶことなどなかったでしょう。

マクロ望遠レンズで覗くと、触覚を触ったり、首をかしげたり、なんともかわいい仕草をしていて、撮るのが楽しい。

未知の世界は、意外と側にあるものですな。

アブラムシもかわいいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?