こんにちは。Slackerです。

エクストリームゲーム2月の陣はもうご覧になりましたでしょうか。

今回は、我々がエクゲに持ち込んだデッキとその理由、試合中の思考に関して振り返っていきます。是非最後までご覧くださいませ。

デッキ選択

エクストリームカードに負けにくいデッキ選択を意識した。一旦テキストを確認してもらいたい。

ざっくり言えば、赤、紫、緑は除去。白、黄、青は防御札+破棄メタ。

氷雪のエクストリームを除く5種類はフラッシュを挟む効果のため、アタック時に即時バーンのあるデッキが有効である。
白属性は新テーマの鋼契約がかなり弱いデッキであるため、エクストリームカード込みでも余裕で勝てると判断した。

対面の想定は、エクストリームゲームが新弾の販促の側面もあることから、数契約、鋼契約、刃契約の3テーマにプラスで新規が有り得ないほど強い血契約、強化の入った王契約をおもに意識していた。

また、蛇足な強化を受けた雷契約、ほぼ強化のない秘契約を擁する緑はほとんど考えないで良いだろう。

ファイナルステージはエクストリームカードの無いガチンコ勝負なので、エクストリームカードに弱いがパワーの高いデッキ(アルパラ、LOなど、フィニッシュターンに手札が薄くなりがちなデッキ)を心置きなく使うことが出来る。

そんな論理のもと、考案した作戦はこうだ。

ということで、いざ出陣。

対戦中の思考

1周目 スラさん(アルパラ)-岩澤俊樹(蒼契約)

シャック契約の時点で、エイジスステージからこんなガチガチのデッキで迎え撃ってくるのか……と若干驚き。ジャンケン勝って後手を選択。

岩澤さん初手バーストセット&ヴィルカイックビーチ配置。こちら視点バジャーダレスかファラオム読みでプレイ。

後1でラルヴァン青世界両方持っていたが、初手にカウントを増やされているため、次ターンの相手のウミウシを受けられる青世界をプレイ。相手のバーストがバジャーダレスだった場合、受けの青世界転醒時にもう一度ラルヴァンを出すタイミングがあるのも大きい。

クマノクスビはセットorシャックの破棄要因で少し悩むが、クリーンヒットすればそのままゲームに勝てると判断しセット。最悪ラルヴァンを破棄すれば良かった。
シャックアタック。今後ネクサスを配置する機会は無い(コア数的にも手札の損失的にも)と判断し、上から引いた青世界を破棄。蒼波に偽装できているのも大きい。
バーストも提示も無し。ファラオム(ワンチャンポラリス)くらいで読む。

先2、問題のターン。シャックの後に配置時を打ってくれたので、クスビで実質エクストラターンを獲得。

後2、エルサルセット、クロノ出勤。アルケー提示されるもこちらの青世界がアクティブ＋エルサルまで構えているので問題無し。

直前のターン、クマノクスビを開いた際に岩澤さんがノータイムで提示なしだったので、ビランバ及びスピッツァーは持っていないと判断しラルヴァンエルサル全つっぱ。クロノのアタックが通ってwin。バーストは案の定ファラオム。

受け札を持たれていなかったのは運が良かった。クロノはもちろん3投だし、ビャクガロウでも勝っていた。エルサルが無くてもリーサルだった。
こういう勝ち方ができるように構築しているにも関わらず、この試合を運が良いで済ませる人とはカードゲームに対する認識がまったく合わないと思う。

バーストの確認を怠った岩澤さんのプレイによる分岐もかなり大きかった。

2週目1戦目 S.S.(光導)-土岐頼知(鋼契約)

事前に練習しまくった対面。強くないデッキなので落ち着いてプレイしていればまず負けないことは知っていて、安心して見ていられた(30km歩かされたのはまた別の話)。

ヴリックを処理すればリソースが伸びないので早めに処理、早撃を持つ生き物の処理も徹底して手足をもぎ取る。

運良く白装甲が付いたのでそのままなんやかんやあって封殺。簡単なゲームである。

余談だが、手元に置くカードは重ならないように置くことを指示されており、余りにブン回るものだから手元が大変なことになっていた。
対戦中いちいち並べ直していてちょっと面白かった。

ガーディアンステージ

エイジスステージは無事2-0し、ガーディアンの指名権を獲得。提示された色は赤、紫、緑の3色。

緑がいる。まずい。俺とゆでたまごさんは緑が苦手なデッキなので、なるべく光導をぶつけたい。というかそうしないと後々結局勝てない。

もしここで負けたら放送事故レベルで連敗する覚悟の上で、碓氷さんを選択。

2週目2戦目 S.S.(光導)-碓氷剛史(雷契約)

有利、というよりは他を当てるよりマシという消極的な理由で選択した1戦目。

先1、無事スタークを引けていたのでプレイ。

後1、ランポ+ラルヴァンで1点。

先2、ダンを引けたのでプレイ。
テンパランスのリーサルラインに届くようにライフを3まで詰める。雷雲平原でグランスキルを打てなくなったり、早めに面を処理してアタックステップに入れなくしたい理由から、グランスキルでランポを処理。←ここが後々響く

後2、ハンドを投げ捨てながら凄い勢いでリーサルを出される。グランスキルを温存していれば余裕で受けられていたが、後悔先に立たず。オーバーホイールの隠された効果でギリギリ耐える。

先3、捲るカード全部バーストで死亡。
ジェミニの手元入れ替えは、テンパランスで緑が捲れた際にシュトゥルム除去まで繋がるので使用タイミングが早い。
すんでのところでリーサルを出し、せめてエクストリームカードを吐かせようとするも失敗。

完敗である。

考えられる分岐としては、
・先2のグランスキルを温存することと
・先3でテンパランスではなくデススコーピオンを出してシュトゥルムの除去を優先すること
の2点。

前者は普段対面している雷契約とまったく毛色の違うデッキと対面したことで、思考が歪んだ結果の細かなミス(？)といえる。ビートランポを持たれていなければアタックステップをスキップして耐えていたかもしれない。持たれていた。この世の終わりである。
相手のデッキの詳細が見えない以上、アドリブ力と多少の運に頼る他なく、その賭けに負けたのだ。

後者については、回答を持たれていないのを祈って盤面処理からターンを返すか、負け確だがリーサルを出してエクストリームカードを吐かせるかの2択。

結果論だが、試合終了後にデッキトップを確認するとプークスス→グロームランポまで繋がっていたので、無理やりリーサルを出す判断は正しかったといえる。

ガーディアン攻略の要である光導が不本意な負け方をしてしまった。残る2人で不利対面を捲りつつ、エクストリームカードを3回超えなければならない。

3週目1戦目 ゆでたまご(炎契約)-碓氷剛史(雷契約)

絶甲氷盾さえ引けていればゲームになりそうな対面。

先1、碓井さんイラプションドロー。ジャマー回避。

後1、グロウファイアフィン。

先2、ランポアタック、ヴェスパー煌臨でグロウ重疲労。

後2、グロウ2枚目、赤世界、ワイバルト。エクストリームカード込みでリーサルを出す必要があるので、早めに打点を作りきる考え。ファイアフィンで山上を見つつ動けるのでリソースも十分。
ここのアタックは白晶で防がれる。

先3、ヴェスパー召喚。無理矢理アタックステップに入りたい気持ちが見える。
ヴェスパーアタック、ランポにオオカブト煌臨。ヴェスパーの回復効果も合わせるとちょうどリーサルが出ている。

3週目2戦目 スラさん(アルパラ)-碓氷剛史(雷契約)

バタフライジャマーだけはやめてくれの気持ちで、ゲートオープン。

先1、青の世界配置。ビートランポのアグロを受けられるので、雷契約対面では理想的な初動。

後1、ランポ、バタフライジャマー。

先2、ジャマーがあるのでシャックはプレイ出来ず。クロノも抱えていたので次ターン以降のワンチャンに賭けてパス。

後2、メインステップはパスしてアタックステップ。ランポアタック、謎のマジックで回復。
青の世界はもう少し温存しておきたかったが、ここで過剰にライフを詰められるとグロームランポで負けるラインになるのでやむを得ず転醒。

先3、クロノ+シャックでなんとかアタックステップを獲得。碓井さんの手札がかなり減っているので、堅実に盤面で受け止めればなんとか耐えそうだ、と考えていた。
受けのフラッシュでオオカブト煌臨。カシウス提示を悩むがクローズエボルを抱えていたため受けが成立すると考えスルー。ちなみに、ここのエルサルは4コアシュートできると思って開いている。

オオカブトブロック。クロノドラゴン転醒時にラルヴァンを開きつつソウルコアを回収し、受けのクローズエボルを構える算段だった。ちなみに、クロノドラゴンがBP比べで破壊されると思っている。

青き異神の効果でクロノは場を離れず、ソウルコアの回収に失敗する。とはいえ横の生き物2体のどちらかでライフを詰めれば予定通りの動きはできる。ちなみに、オオカブトがブロック時にも回復することに気づいていない。

フラッシュで1面寝かせられ、打点は通らず、ラルヴァンは開けず、ソウルコアは回収できず、返しのターンで敗北。
ちなみに、エルサルを召喚する際に異神を自壊しておけば、クローズエボルでオオカブトを処理して相手のリソースを枯らし、エクストリームカードを打たせた上で勝てていたと思う。
異神の効果を忘れるところまでは順調なゲーム展開だったが、大事な所で細かいミスをかましてゲームを落としてしまった。

ということで………………………

ガーディアンステージ、無事0-3達成です‼️

まあ、光導が負けたらそのままタテられてしまう可能性が高いのは承知の上のガーディアン指名だったので、仕方ないかなと。

それぞれ少しずつ選択肢をミスっていて、慣れないデッキに直面した時のアドリブ力が足りなかったと思う。

環境デッキに焦点をあてた練習に力を入れており、それを当たり前としたプレイングがエクストリームゲームに通用しなかったことが本当に悔しいし、もっと試合したかったし、残り2人のガーディアンも引きずり出したかった。

また、今回のガーディアンの色をよく見るとわかると思うのだが、エクストリームカードに破棄メタがない3色なのだ。結果論もいいとこだが、勇気を出して使徒をガーディアンステージに採用していればまた違う結果になっていたかもしれない。

と、チームとしてかなり悔いの残る結果にはなったが、すごく良い経験になったし、この気持ちはリニューアル後のエクゲでしっかりと発散させてもらうつもりだ。ご期待ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。
エクストリームゲームは終わってしまいましたが、今後も変わらずバトスピに関わっていこうと思っているので、どこかで見かけた時にはよろしくお願いします。

100万円欠損してしまったので、この記事で一発逆転しようと思います。

それでは。