Vライバーの人権をめぐる問題点

リアルライバーと比較してVライバー(バーチャルライバー・実写ではなく声優のように「絵」でライブ配信を行い、リスナーに対応しライブ配信する人)は、その性質上、所属事務所に対して人権が弱い、と、いわざるを得ない。

1.所属事務所による、いわゆる「魂入れ替え」システム。Vライバーの「魂入れ替え」システムとは、Vキャラの配信者が所属事務所との契約終了時に当該のVキャラを別人の配信者が引き継ぐシステムのこと。Vキャラの見た目は同じだが、いわゆる「中の人」が「別人」なのである。

2.Vライバーにおける、いわゆる「転生」とは、同一人物である配信者が所属事務所の移籍や独立、あるいは炎上した、など、その他の理由で、別のVキャラとなり、その同一人物である配信者がリスナーに対して表面上、別の人格として、ライブ配信を行い、いわゆる「前世」(いわゆる「転生前」のVキャラのアカウント)を、いわゆる「転生後」のリスナーに隠し、その同一人物である配信者が別のVキャラ・別の表面上の人格として配信を継続することをいう。

いわゆる「転生前」のリスナーにいわゆる「転生後」のアカウントを伝えることを新旧(いずれか、または両方)所属事務所が制止するケース(これは美容師の転職の際に旧勤務先のお客様に新勤務先を伝えられないケースと似ている)。

生身の人間であるリアルライバーと異なりVライバー特有の人権の制約が起きている現状である。

芸能界における
加勢大周
事件や
加護亜依
事件
のような事態が
Vライバーの人権を脅かしている。

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