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階段という思想――都市/文明/障害

題名かっこよくないっすか?
こういうキャッチーな本が並ぶ、90年代紀伊國屋新宿南口店の思想・哲学コーナーにいつもいた澁澤龍彦風のイケメンは、そう、ぼくですよ。

こういう本は、題名でだいたい分かるふいんきを、レファレンスと屋上屋を架す注釈で分からなくして、分からないほど売れるもんだから、日本は頭が悪くなりました。

単に、階段って、なかなかなトラップだよな、という話です。特に、何センチか高さの違う不規則なステップなんて、気づかないし頭がモーマンタイしてるから、突っ転びますよ。

でも、やっぱり『都市』には絶対に必要なんです、階段が。吉野ヶ里遺跡の櫓の階段、なかなかえぐい傾斜で、娘ちゃんを背負って息切れたもの。
神《カミ》に近づくってことだものね、上《カミ》への志向は。

この一種の冒涜感は addiction なので、ちょっとやそっとじゃやめられません。やめる代わりに、スロープやらエスカレータやらエレベータやら、いうたらハルシオンをマイスリーに置換するような moderations が行われるのだが、眠れんなら寝らんかったらいいやん、な naked の世界には、戻れないのです。

明日、杖を買いに行くんだ。かっこいいのがいいな。
だって、澁澤龍彦似の文明人だもの(現在絶賛むくみ中)。

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しりん

スーパー素数歳/ 「むしゃくしゃして書いた、なんでもよかった」と述べ、「見えない力に書かされている」などと意味不明の供述を/ 重症筋無力症的 essay
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