【はじめに】

どうも、slaughtercultです。ここ最近、目先の投稿に追われていた私です。
先日、久々に『暗中』をマイナーチェンジの上、こっそり投稿しました。
投稿がようやく一段落したので、ここで小道具を少し解説しておきます。

【本編】

【本題の前に、車の話】

逆噴射プラクティス第1回に触発され、noteで物語を書き始めて1年以上。
読者の皆様もご承知の通り、初投稿時より車は銃と同様に拘っています。
折角のボーナス記事なので、この場を借りて車も語らせてくださいね。

上が逆噴射プラクティス第1回。下が私の初投稿プラクティス記事。

【車１．Volkswagen 1600 Type 1】

使用者・主人公◎ヤマダ（劇中では黒色を使用）

https://pixabay.com/ja/photos/アウトシュタットヴォルフスブルク-1104081/

RR駆動、4速MT、空冷水平対向4気筒エンジン。
後期型を想定し、排気量は1,600cc。
ボンネットのような前方フラップはトランクで、底部にはガソリンタンク。
現代の普通の車とは逆で、エンジンは後部ボンネットにあります。

誰もが見覚えのある形、ドイツ車で国民車で旧車の代名詞。
Miniと比べると図体が大きく、力がありません（2CVよりはマシですが）。
主人公の足がTYPE 1なのは、初期から一貫しています。
今作は刑事時代に乗っていた設定。

【車２．Volkswagen 1600TL Type 3 Fastback】

使用者・主人公◎ヤマダ（劇中ではクリーム色を使用）

TYPE 1のスケールアップ版。
基本形はセダンですが、ファストバックはクーペ型（ワゴン型もあり）。
RR駆動、3速AT、空冷水平対向4気筒エンジン、排気量1,600cc。
AT車なので運転も楽チン！（なお変速のレスポンスはお察し）

主人公の現在の足ですね。
TYPE 1（ビートル）、TYPE 2（ワーゲンバス）と比べるとマイナーな存在。
個人的に、軍用型（キューベルワーゲン）と並んでお気に入りの車。
エアバッグ等の安全装備が無いので、運転には要注意！

【車３．Lotus Elise Sport 220 II】

使用者・女性A（劇中では車の『鍵』が登場したのみ）

*画像は www.lotus-cars.jp/ より転載しています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行って下さい。

イギリス車。
ミッドシップ横置きエンジン、後輪駆動の軽快なスポーツカー。
6速MT、水冷4気筒1,800ccエンジンはトヨタ製で、SC付きのカスタム品。
小排気量で価格も抑えめ、国産車では86/BRZやフェアレディZの立ち位置。

値段は7,000,000円程度と、まあまあ高価です。
サーキット走行を企図した空気力学的なデザインに、フルバケットシート。
バリバリ戦闘的なスタイルで田舎の凸凹道はNGかと(笑)
女性がこれを乗り回してたら格好いいですよね！

【車４．Mercedes Benz T1 208D Transporter】

使用者・主人公◎ヤマダ、ハセガワ（劇中では白色）

註・上記はT1 308D。後継型で厳密には別物ですが、概ねこんな車。
FR駆動、5速MT、水冷直列4気筒ディーゼルエンジン、排気量2,300cc。
Gクラスっぽさがあるよね！
新型のSprinterと比べ、角型形状が装甲車みたいでイイ！

通称ベントラ。
『組織』が所持する車両ですが、これは結構目立ちますね～(笑)
基本的に商用車ですが、キャンピングカーの改造ベースにも使われます。
国産車のハイエース、クイックデリバリー辺りと立ち位置がもろ被り(笑)

――――――――――

車の紹介は以上。続きを書くことがあれば、もっと色々出したい！
車はいいですね。作者が所持しているのは軽自動車ですが(悲)
いいのよ、妄想の世界くらい好きな車で遊んでも。
こんな車が買えるくらい金持ちになりたいよ！

（閑話休題。以下、銃器紹介に続きます）

【銃１．Heckler&Koch P2000 SK】

使用者・二階堂（過去の主人公◎ヤマダ）、中村※悪徳刑事

銃種・セミオートピストル／発射方式・SA／DA or プリコック式DAO
作動方式・改良ブローニング式ショートリコイル、ディレードブローバック
製造元・Heckler & Koch／原産国・ドイツ
口径・9mm×19 ほか／装弾数・10＋1発 ほか／連射速度・n/a

*上記の画像は https://hk-usa.com/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

全長：6.4"（162.5mm）銃身長：3.26"（83mm）重量：24oz（680g）

軍用拳銃・USPの発展版。P2000は型遅れで、現行型はP30*。
（*映画ジョン・ウィックの1作目で主人公が使った銃です）
トリガーはUSP同様のSA/DAと、DAOが選べます。
DAO版はLEMトリガーと呼ばれ、軽い力で引ける構造。

典型的な、現代風の警察向け小型拳銃。
HKの銃は高いぞ～、竜ヶ島市警察は予算が潤沢なのでしょう。
日本でこの銃が採用されている設定は、まぁスーパーフィクションです(笑)
YtK時空の日本は犯罪多発地帯なので9mmが必要。

【銃２．Grand Power P11】

使用者・主人公◎ヤマダ

銃種・セミオートピストル／発射方式・SA／DA 
作動方式・ロータリーバレル式ショートリコイル、ディレードブローバック
製造元・Grand Power／原産国・スロバキア
口径・9mm×19／装弾数・12＋1発／連射速度・n/a

*上記の画像は https://grandpower.eu/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

全長：7.05"（179mm）銃身長：3.35"（85mm）重量：26oz（737g）

GPとはGrand Powerのこと。Kel-Tec P11（小型拳銃）ではありません。
安価で高性能なロータリーバレル式ピストル。
この垢抜けない造形！　スライドが鉄、フレームは強化ポリマー。
いつか私の物語に出したかった銃です。

現代ピストルの中では（特に日本では）マイナーでしょうね。
コストパフォーマンスが良く、東欧ではそこそこ普及している模様。
『組織』の基本装備です。良く分からん銃で武装した、謎の戦闘集団。
何かこう……いいよね！

【３．ZVI KEVIN】

使用者・女性A（発砲なし・身に着けるだけ）

銃種・セミオートピストル／発射方式・DAO（ダブルアクションオンリー） 
作動方式・ガス圧作動式ショートリコイル、ディレードブローバック
製造元・ZVI／原産国・チェコ
口径・.380 ACP、9mm×18マカロフ／装弾数・6＋1発／連射速度・n/a

*上記の画像は www.zvi.cz/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

全長： 4.57“（116 mm）銃身長： 2.25“（57 mm）重量：14.1oz（400g）

ちっこい。正に護身用拳銃と言った風情のマウスガン。
こんなに小さくても.380口径！
ショートリコイル構造は……正直、余り良く理解できてません(笑)
排莢口上部に露出した、バレルのガスポートからガスを噴くらしいですが。

この銃、アメリカで売るためにMagnum Research社に委ねたのが運の尽き。同社が『Micro Desert Eagle』の名でデッドコピー商品を売り出す始末。
YOUTUBEでもコピー品の投稿動画の方が多いですし。
銃器業界の闇の一端……。

【銃４．Grand Power STRIBOG AP9 A3】

使用者・主人公◎ヤマダ、ノムラ、タカハシ

銃種・サブマシンガン／発射方式・セミオート、フルオート 
作動方式・ディレードブローバック（詳細不明）
製造元・Grand Power／原産国・スロバキア
口径・9mm×19／装弾数・20、30＋1発／連射速度・分間 600発

*上記の画像は https://grandpower.eu/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

全長：15.75"／26.14"（400／664mm）銃身長：8"（203.2 mm）
重量：87.05oz（2,468g）※画像はSR9 A3、スペックはAP9 A2準拠。

スロバキア発・最新型のSMG！　スイスB&T社のAPCに酷似しています(笑)
角型レシーバーに角型ボルトを格納。
A2まではボルト一体型だったハンドルは、A3で分離型に。
またブローバック構造はディレードブローバックに改良！

クローズドボルト式SMGの中では、連射サイクルが遅く扱い易いのが特徴。
MP5、MPX、APC、EVOⅢ、Mx4などモダン9mmSMGは高サイクルばかり。
UMP辺りのサイクルが近いかな？　連射は早けりゃいいってもんじゃない。

プラスチックマガジン、ボルトストップ、アクセサリーレール。
装備は必要十分。
この銃の可倒式オープンサイトは、立てても倒しても使える優れ物！
後発の強みか、他社製品のいいとこどりで上手いこと纏めてる感じです。

【銃５．Grand Power K105】

使用者・ノムラ

銃種・マシンピストル／発射方式・SA/DA（セミオート、フルオート）
作動方式・ロータリーバレル式ショートリコイル、ディレードブローバック
製造元・Grand Power／原産国・スロバキア
口径・9mm×19／装弾数・15、20、25＋1発／連射速度・分間 800～900発？

*上記の画像は https://grandpower.eu/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

全長： 7.97“（202.5 mm）銃身長： 4.25“（108 mm）重量：28.9oz（820g）
※画像はK100、スペックはK105準拠

GPの旗艦商品 K100（上記P11のフルサイズ版）の、マシンピストル仕様！
カタログには、2連発版 K102で2発を0.07秒"以内"に撃てる……と記載あり。
発射サイクルを逆算すると、1÷0.07×60≒857……とすると分間900発程度？

撃ちまくり！　東欧・スロバキアの機関拳銃……中々に侮れないでしょう？
軍用拳銃だけと思いきや、フルオート型もあるのがお気に入りポイント！
圧倒的な瞬発火力は、フルオート・ポスタルウーマン・ノムラと相性抜群！

ロータリーバレルの動作信頼性は今一つ謎。
先駆者のBeretta Px4は、時々ジャムるらしいですが。
このK100系も弾の相性に敏感で、ホローポイント弾だとジャムるとか。
お手入れは欠かさず、弾はFMJのみを使った方が賢明か。

【銃６．CZ SA VZ61 Škorpion】

使用者・千石富雄※悪徳議員（発砲なし・取り出しただけ）

銃種・サブマシンガン／発射方式・セミオート、フルオート
作動方式・ストレートブローバック（レートリデューサー内臓）
製造元・CZUB⇒Czech Small Arms／原産国・チェコ
口径・7.65mm×17／装弾数・10、20＋1発／連射速度・分間 850発前後

*上記の画像は www.csa.co.cz/ から転載されています。
画像の転載は、転載元の転載規約に従って行ってください。

全長： 10.63"／20.35"（270／517 mm）銃身長： 4.53“（115 mm）
空虚重量：45.5oz（1,290g）、20発装填重量：54.67oz（1,550g）

.32口径が毒針めいて効く！
上記のGP K105と好対照で、冷戦期に作られた小型SMG。
冷戦時代は東側でVZ61やAPS、西側でMAC M10/M11と小型SMGが登場。
この銃を作ったCZは、後年CZ 75拳銃のフルオート版も作りました。

.32ACP/7.65mm×17ブローニング弾は、1899年に登場した歴史の古い弾薬。
弾頭重量71～73gr(4.6～4.7g)、初速は900～1,000fps(273.6～304mps）程度。
MEは128～162ft-lbs程度と、現代を基準に考えれば豆鉄砲もいいところ。

HAHAHA！　お　き　ら　く　フ　ル　オ　ー　ト。
排莢口が真上なので、照り付ける陽射しめいて容赦なく降り注ぐ空薬莢。
折り畳み型のワイヤーストックも携帯性重視で、使い勝手は良くないです。
小さければ良いのだ！

しかしいくら単発火力が貧弱でも、20発まとめてぶち込まれれば脅威！
ボルトが軽く、連射速度も調整済み、反動も軽いので連射も楽チン！
威力を除けば銃としての出来は良いです。
但し、善玉は普通のライフルやSMGを使う。

【以上です】

何だかんだ蛇足も含みつつ、今回はこんな感じでどうでしょう。
今回、TYPE 3とベントラの画像が無いからShutterstock契約しちゃったよ。
1か月10枚／3,500円×12か月で年間契約……お金が(悲)
うわーどうしよう……頑張ろう。

＼　あ　り　が　と　う　ご　ざ　い　ま　し　た　／
今回は、敵役の銃を殆ど描写できなかったのが心残り。
特にスイートの強襲時は、敵はみんな撃つ前に死んだから仕方ないね。
という感じで、今回はこの辺でおしまい！

From: slaughtercult
THANK YOU FOR YOUR READING！
SEE YOU NEXT TIME！