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音楽:Take it E-Z!『E-Z Rollers』

Drivens(x3)…… Drivens(x3)…… NOTING TO GO ON!

Easy, go ahead to the PARTY! ――This is easy rollin'!
I see, you gotta move your BODY! ――This is easy radio flavor!
Fry like a jump in sting like a PIN! ――This is easy disording!
And see I 'em in to go CRAZY! ――This is "E-Z Rollers"!

追記:『CAN I JUST SAY?』とっておきは冒頭に!

【このセクションは2019年4月13日 22時37分 に追記されました】
YOUTUBE上で探しまくったけど、どうしても見つからなかったあの曲!
掘り出したよ、何とか見つけたよ! 嬉しいから冒頭に貼っちゃう!
いきなり食らえ! 高速BPMの妙味……これぞDrum'n Bass!

『Can I Just Say?』……『Moving Shadow 05.1』末尾のボーナストラック。
『OBEDIENTBONE』ってグループ名だったのか……知らなかったよ。
この微妙にチャラそうな、でも切なさもある女性Vo.が非常にGood!


クラブ知識0の私がE-Z Rollersを語る!(語らない)

突然ですけど、Drum'n bass(ドラムンベース)ってご存知ですか?
ドラムとベースを高BPMで打ち込んだ、バッキバキにクールな電子音楽。
いや別に、私もたまに聞くだけで、全然詳しいわけじゃないんです。

昨日久しぶりに『Conductor』を聴いて、突発的に紹介したくなりました。
演奏するのはイギリス出身のDJプレイヤー『E-Z Rollers』。
ドラム音をサンプリング使用たり、生楽器の音を挟んでみたり。
効果音の使い方、ボーカルのループ、エコーの利かせ方などクール!

まぁ何を言ってるか解らないと思うので(笑)実際に聞いてみましょう!
あなたも E-Z Rollin'!

『Weekend World』より『Walk this land』。E-Z Rollersならコレが鉄板。
オフィシャルMVらしく、名作映画『Lock, Stock, and Two Smoking Barrels』とのタイアップ映像が見られます。ジェイソン・ステイサムが若い!

これは傑作である2ndアルバムの冒頭曲で、最高にキャッチー。
トランペットを混ぜて、かなりお洒落で聞き易く仕上げてあります。
そして2曲目の『Hang On』から、いきなりフルスロットルでぶっ飛ばす!『Nightfall』⇒『Movin' On』、『Funked Up Flava』⇒『Retro』も最高。

空気感の違う曲に自然に『接続する』、この曲順のチョイスが良いんだ!
2ndアルバムは空気感というかバランス感覚が独特で素晴らしいですね。
緩急の取れたアルバム構成なので、E-Z Rolles入門に打ってつけ!
電子音を利かせながらも派手すぎない、純粋にお洒落な銘盤です!


なぜ初めに2ndアルバムを紹介したのか?

まぁぶっちゃけ、1stはクラブ感が強いというか、尖りすぎててどうもね。
『Rolled Into 1』がリードナンバーだけど、『Believe』辺りが無難かな?

序盤からBPMアゲアゲで飽きさせず、複雑な打ち込みが耳に美味しい。
『攻殻機動隊S.A.C.』の戦闘シーンっぽい曲、と言ったら分かりやすい?
1stアルバムは『Jazz Talkin'』だと丸すぎるし、選曲が難しいッス……。

まぁまぁキャッチー寄りな曲を選んだつもりですが、どうでしょう(笑)
『DIMENSIONS OF SOUND』は展開の平坦な曲が多いんですよね。
本当に、フロアでかけるような曲をそのままCDに詰めましたって感じで。
(と、一度もクラブに行ったことのないボッチ男が評しております)


Drum'n Bass × Hip Hop!真骨頂の3rdアルバム!

『Rhyme and Punishment』はかけませんよ! そんなに好きじゃないし。
『Lady Jam』『Tu-Ruf』『Dust』『Submission』ほか名曲揃いです。
ヒップホップにゴリゴリに寄せながらも、曲作りに捻りが効いてます。
やっぱエゲレス人はへそ曲がり? メリケン人とは国民性が違いますね。

『Titles of the Unexpected』より『Take it Easy』。記事のタイトルに拝借。
サンプリング、スクラッチ、サイレン音と全部盛りの欲張りセットだ!
Vo.の方が独特な訛りなので、歌詞を聞き取るのが辛かったのなんの(笑)

『Lady Jam』や『Tu-Ruf』と迷ったけど、どうせならタイトルとお揃いで。
ラスト曲の1個前ということもあり、アルバムを締めくくる良曲です。
前半の曲はBPM高めで耳に優しくないし、一見さんが引いちゃうので(笑)

しかしこのアルバム、タイトル名からして既に格好いいですよね。
和訳したら『予想GUYデース(棒)』だったのは笑ったけど。
ネタが古いとか言うな! ……ダンテ・カーヴァーさんも色々あった(ry


実はCD持ってない! 更なる飛躍の4thアルバム!

イントロにクレーン音を使うとか反則でしょ。センス良すぎですよ。
『Crowd Rocker』は少しハードすぎるから、パスだパス!(笑)
『Lost & Found』や『Happy Now』辺りが鉄板で格好いいかしら?
最後くらいウルサイ曲行きましょう! 説明するだけ野暮です……聞け!

『Conductor』より『Carousel』。脳が悦び、耳に美味しい高速BPM!
基本的な音楽性はシンプルなのに、出来上がった物はこんなにスゴイ!
こんなん聴きながら長距離ドライブするとあぁ^~捗るわぁ~!

Drum’n bassって音楽は、要素をばらせばシンプルなのに、実に奥が深い!
このアルバムでも『We Got Vibes』辺りはかなりヒップホップ寄りです。
この曲なんかどうですか!? この、口で表現できない独特な空気感
「そうそう、そうだよ! こういう曲って正にE-Z Rollersだよな!」
なーんて、ちょっと通ぶった口の一つでも聞きたくなる感じ。

いや私、こんなに熱く語ってますけど、マジで全然物を知りませんからね
『E-Z Rollers』と『Graphiqsgroove』で、Drum'n Bassは満足してる感。
もっと色々試せばいいんですけどね。根っから面倒臭がり屋な性分で(笑)
気の利いた紹介文句の一つも言えなくて、本当にスイマセン(汗)


余談:日本人奏者『Graphiqsgroove』も聴いとけ

今回は紹介しませんでしたが、『Graphiqsgroove』さんも格好いいですよ☆
Graphiqagrooveの特色は、Jazz風味を利かせたその名も『JzDnB』!
最近は新曲のUPペースが遅いものの、一つ一つのクオリティがスゴイ!
有料販売のアルバムもある物の、基本的に無料頒布でやってるのもスゴイ!

クールな最新曲! RTで宣伝したけど、ダウンロードしてない(汗)
特に最近の曲は、高速BPMにダイナミックな展開を混ぜて美しい!
Graphiqsgrooveさんは、起承転結がしっかりしてて非常に聞き易いですね!

この人はドラムとベースに紛れる、キーボードの響きが白眉。
力押しの騒々しい曲と思いきや、とっても繊細な作りなんです!(強調)
シンプルなリズムにダイナミックさを仕込む。いや~本当スゴイですわ。


総括:Drum'n Bassはいいゾ

この手の曲って日常使いに優れてて、作業用に打ってつけなんですよね!
テーマの反復から、徐々にずれていく微妙なリズムのうねり具合とか。
この方法則に関しては、旧来のジャズやクラシックにも通じますよね。
ともかく、イイ感じに作業を邪魔せず、思考をブーストしてくれます。
(そりゃこういう曲がダンスホールで流れるわけだ……一人で納得)

そのうち気が向いたら、Graphiqsgrooveさんも紹介してみますね?
他にも、ジャズとかニューメタルとか、紹介したい曲は色々とありますが。
今回は正に、『Titles of the Unexpected』な回でした!!

日本の音楽店じゃ知名度低めで! 棚を探しても碌にアルバムも無いけど!
みんな、Take it E-Zに楽しんでこうぜ! Let's Drum and Bass!
そして日本発のクールなヤツ、GraphiqsgrooveもDon't miss it!

Easy, go ahead to the PARTY! ――This is E-Z Rollers!
NOTHING TO GO ON, NOTHING TO GO ON, NOTHING TO GO ON……


From: slaughtercult
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