上に立つ人間は往々にして動かない


また、上から変な仕事を振られた…

厄介な仕事なのに、全然助けてくれない…


上への不満は絶えないのが世の常。

1.上に立つ人間

上に立つ人間ってどんな人?

・自分より年上

・自分より歴が長い

ざっとこんなところでしょう。

要するに、上と下の差は何かって聞かれたら、それは「時間」でしかない

そこに注いできた時間が自分よりも長いということ、

ただそれだけです。


2.期待する程の存在ではない

そんなわけで、上に立つ人間は、

一部の例外を除き、時間が長いだけの同じ人間です。

なので、何か特殊な人種ではないのです。

このことが意味することは、そう、

「上の人間に期待するな!」

ということです。

元は同じ人間、同じ平社員、同じ新人なのです。

もちろん下の人間からすればそんな過去のことを知らないわけで、

立派な「上の人」像との比較で見てしまいます。


大抵の「上の人」はこの虚像に敗北して、

裏でやんや言われる存在になります。

さて、これは「上の人に期待しすぎてるからだよ」という視点でした。

期待してなきゃ、そもそも不満なんて出ないでしょう、と。

3.無能に成り下がる人

次は、本当に上の人は無能である、

という説。

これもアリアリです。

元から無能である人、

上に立って無能に成り下がった人。

前者の場合は、そもそも上の立場になることが難しいので、レアケース。

世の「上の人」は大体が後者でしょう。

昔は、向上心を持ってがむしゃらに頑張っていた時もあった、

だから今の立場があるわけです。

じゃあなんで今、無能なのか?

4.無能を生む理由

答えは簡単で、疲れちゃったんでしょう。

人間いつまでも頑張り続けられない。

走り続けるのはムリです。

歩いたり、寝たりしないとすぐに死んじゃいます。

上まで登りつめた人はもう、疲れてます。

偉くなったんだから、少し休ませてくれよって思ってます。

で、休んでても「何やってんだ、もっと頑張れよ!」ってあんまり言われないんですよね。

立場上。

だからずーっと休んでます。

5.歴史は繰り返す

上が動かない。

これは今までも、そしてこれからも変わらないでしょう。

今こうして

「上の人間って使えないよな〜」

って嘆いている人も数年後は我が身です。

そう考えると、この嘆きは、数年後の自分に向けてされているようで、

何とも不毛なものに見えてきます。


結局何が言いたいのかというと、

・上の人間に期待するな

・上の人間は無能なものだ

そう割り切りましょう。


グチグチ不満垂れ流してるのは勿体ないです。

自分の人生を前に、進めていきましょう。

そんなところです。






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