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【食事】オメガ3脂肪酸の抗炎症作用

今回はオメガ(ω)3脂肪酸の抗炎症作用についてのお話

あなたは普段どんな油を摂取しているでしょうか?

揚げ物ばかりの食事になっていませんか?
身体の炎症が続いている方に
注意してほしいのが油です

それはなぜか

実は摂取している油によって
カラダの炎症を抑制したり
亢進してしまうからです!

今回は炎症を抑制してくれるオメガ3脂肪酸についてです

オメガ3脂肪酸の抗炎症作用

アマニ油や魚などに多く含まれる
DHA・EPA」はオメガ3脂肪酸と呼ばれています

このオメガ3脂肪酸は
体内で抗炎症性サイトカインという
生理活性物質を生成させるといわれています

抗炎症性サイトカインは
体内で火事(炎症)が起きている時に
火消し役になる物質です

実は私達の身体は
非常に面白い反応があります

身体に炎症があるとまず
炎症性サイトカイン」という物質が
その火の勢いを強めて
周りの火消し役に知らせます

その後で「抗炎症性サイトカイン」などの
抗炎症作用のある物質で
炎症を抑制していくという反応をします

この知らせ役の炎症性サイトカインの原料は
オメガ6(主に植物油のリノール酸)

火消し役の抗炎症性サイトカインの原料はオメガ3(DHA・EPAなど)です

これらがバランスよくあることが
大切なのですが
現代の日本の食生活では
オメガ3が不足し
圧倒的にオメガ6が多く
その比率はω3:ω6 = 1:20とも呼ばれています

つまり、オメガ6の取りすぎなんです

これは、気を付ける必要がありますね


余分な植物油で炎症がひどくなる!

2008年の「健康と病気の脂質」の記事によれば
オメガ3が不足して
余分量のオメガ6があると
余分量のオメガ6由来のサイトカインが増えて
炎症が促進されてしまうといわれています

この点が非常に重要です

なぜなら、一定量の植物油は
必要な栄養素でもある為
全て食べるのが悪いわけではないからです

つまり、摂りすぎているオメガ6が問題

オメガ6を取り過ぎて
オメガ3が不足していると
アトピーなどが出て
炎症している患部が
炎症は起きるけれども
火消し役が来ないということになります!


この状態では、
体中でかゆみが
湧き上がって来る上に
患部の炎症が激しくなります

これが耐えがたい程の
かゆみの原因になりますので
毎日の食事でオメガ3を取る事を意識していきましょう!

食事の質が上がればあなたのQOLも向上します

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