26日目(4/9)

今日は退勤中にYouTubeを見ていた。
筆者もそこら辺の現代っ子なのでYouTubeはよく観る。(tiktokは全くもって興味無いけど)
そして好きなYouTuberのひとつに「東海オンエア」がある。

半年前にゴタゴタに巻き込まれて活動休止になったりしたが、今は活動を再開している。
彼らが届ける動画は人間らしさが前回でとても面白く好きで、そんな彼らの出身地で拠点でもある愛知県岡崎市に遊びに行ったことも何度もある。

そんな彼らが今日4月9日にアップした動画の内容は「どん兵衛のダシの味どこで変わる?」といったもの。
ネタバレは避けるが、どん兵衛公式で正式にとある歴史的な土地を境目にして味が変わるという。
生粋の関西人の筆者は関東に住んで1年経つがどん兵衛を食べた記憶がなく、食事も済ましてなかったこともあり、最寄り駅を降り即座にスーパーでどん兵衛を買った。
ついでに半額で売ってた寿司も買った。

動画の中で、東海オンエアのリーダーであるてつやさんが西のどん兵衛の味の感想として「関西の人はこれで満足しているの?」と発言した。
関東の方が味が濃いのに対して、関西の味は薄いらしい。
20年以上関西で過ごした人間にとっては、「どん兵衛の味が薄い…?」となったので、慣れ親しんだ関西の味を思い出しながら実食。

個人の感想としては「こんなんどん兵衛とは言わん」。
そう思ってしまうほどに、お揚げが甘くてダシが鰹風味が強かった。

半額の寿司を食べながら「なんでこんな味濃すぎるん好む?」と考えて、ふと思った。

なんかうどんのダシと寿司が合わん。

よくよく考えてみた。
体調が悪いけど飯を作る気にならんから。小腹がすいたから。
そんな理由以外でどん兵衛を食べる時、だいたい主食の何かと食べていることに気がついた。
なんなら実家暮らしの時にお寿司のお供にどん兵衛があった。どん兵衛の立ち位置はお吸い物に近い。

あくまで個人的な食体験からの推測であるが、
つまり関東の人にとってはどん兵衛は「メイン」であり、そのニーズを満たすために味が濃いのではないか?
対して関西の人にとってどん兵衛は味をあえて薄めることで、主食のサポートをする「サブ」の位置に立っているのではないかと考えた。
よく言われるお好み焼きは主食・おかず理論ですね。断然おかずです。それで白米が食える以上、その「それ」はおかずです。
家系ラーメンやって炭水化物で炭水化物食べてるので実質関西が異常とかでは無いと思う。最もラーメンが主食でご飯はおかず理論というそこだけ理論逆で発生するけど。

どん兵衛が食べたい時に、スーパーでなんも考えず追加で炭水化物を買ったのはその理由があるのかもしれない。
それは筆者の体内に関西の食文化が強く刻まれてるからとも言える。

筆者は決して大食漢ではなく、むしろ体重55kgを超えたこともない少食人間である。
そんな人間が寿司というメインをより活かすためにどん兵衛というサポーターを買ったのではないかと。

そらどん兵衛単体で食べたら「これで満足するの?」ていうてつやの発言にもなりますよね。
むしろ俺からしたら関東の人はどん兵衛だけで満足するん?って思ってしまったわけで。

西の味も東の味も美味しいし、さすがは日清さんやなとは思うけど、断然好みは西ですね。

皆さんも西と東ののどん兵衛をご賞味あれ。

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