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NFL選手を科学するS2とは

S2 cognition とは

以前NFLは、Wonderlic testという 数学、語彙、推論の 3 つの分野で個人の一般的な認知能力を選手選びの参考にしていましたが、一部ではNFL選手の能力を測る物差しとしてあまり有用ではないのでは?とささやかれたいました。ということで… 
改良版というか、全く別物ですが、2015年頃からS2と呼ばれるアスリート向けのテストが実施されているようです。そのテストとは・・・
『S2 は、50 問のワンダーリック試験のような知能テストではなく、アスリートが情報をどれだけ速く正確に処理するかを測定します。それは脳にとっての40ヤードダッシュのようなものです。』
The Athleticでは解説されています。

footballで数値化されるスキル上の9項目

S2には16の判定項目があり、野球、バスケ、ホッケー、ラクロス、ゴルフ、バレーボール、ソフトボール アメフトなど スポーツによって判定する項目の種類や数が違います。
アメフトでは上の図にある9項目で評価される。
そして最高値は99% (100%じゃないんだ(;´・ω・))

ちなみにBrock PurdyはS2テスト90%半ばだったそうで、2年間の活躍ぶりを見るとかなりの信ぴょう性が感じられます。その他Joe Burrowは97%でした。
QBの場合68%が平均値で、80%以上ならエリート扱いのようです。
2023ドラフト選手のBryce Youngは98, Will Levisは96です。ルーキーシーズンは苦戦していましたが、ルーキ契約のうちにきっと花開くことでしょう

そして、昨シーズン大活躍だったC.J.Stroudは18%だったらしい… 13回もやり直したがいずれも低評価だったという噂もあります (;´Д`)どういうことだ!!
現地では、これがけっこう物議をかもしているようですが…
まぁ44yd走が速ければfootballが必ずうまいわけじゃないですからね(゚∀゚)!
こういうこともあるw
こういうものは要素の一つであって全てではないということですね。

QBばかりに注目がいきますが、平均点の高いポジションは
S2だと    1位 QB 2位 S 3位 LB & CBとなっており
wonderlicだと 1位 OL 2位 TE 3位 QB 
ちょっと違う傾向にありますね

ポジティブライオンズmini

BALからOL Kevin Zeitlerがやってきました。ちょっと高齢ですが…安定の選手のようです。契約発表前はDETの1巡指名はOLではないか?というモックドラフトをよく見かけましたが、これによりドラフトでのニーズにちょっと変化が出てくるのかな?
トレードダウンして数を増やすも良し、去年のようにニーズに関係なくそこで獲れる最高の選手を選ぶも良し
draft下手なチームだとイライラしますけど今のDETは安心してdraftみていられますね。まー たぶんその日は仕事してますけど…

先週も書きましたが1巡下位ではここ10年有力選手があまり出ていないので…
David Njoku29位 T. J. Watt30位 Lamar Jackson32位の3人くらいしか出ていない)トレードダウンでもいいのかな?


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