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時代の変わり目 - 帰国子女のアイデンティティ

昨日、新元号「令和」が発表されましたね。

昭和が終わり平成を迎えたのは、ちょうど私の誕生日会の直前でした。昭和天皇がお亡くなりになったばかりなのに、お祝いするのは日本人として良くない、と母が急遽予定していた誕生日会をキャンセルしてしまい、ちょっと悲しい平成の始まりだったのを思い出します。

海外で生まれ育ったうちの息子たちは、「元号って?平成って?」というレベルなので、「新元号発表」と言われても、なんの事だか全く理解していない様子。

夕飯を食べながら、今の天皇制と元号の関係、これまでの元号などを簡単な言葉で説明しましたが、やっぱりよくわからないらしく、New Era (新しい時代) や、Symbol of Japan (日本の象徴) など、英単語を交えながら外国人に説明するように教えてあげました。

海外に住んでいたら、元号が変わっても何の変化も影響もないので、息子たちも日本の天皇制や元号について理解しないまま大人になっていたかもしれません。

時代が変わるこのタイミングに日本にいることで、メディアの報道からだけでなく、先生やお友達からも「令和」についての話題が出たり、カレンダーの表記が変わったりして、日本が変化する空気を肌で感じられるはず。

「帰国子女」とよばれるうちの息子たちが日本人としてのアイデンティティを確立するには、去年の本帰国のタイミングはよかったのかな、と思えました。

令和が終わり、次の時代が始まる頃には、大人になった息子たちが「令和になったとき、オレは本帰国して日本に慣れてきた頃だった…」なんて誰かと話したりするのかもしれません。

こうやって日常の経験を通して、少しずつ日本の文化や慣習を知り、中身は半分(以上?)シンガポーリアンの息子たちも、少しずつ日本人らしくなっていくのかな、と思ったりしています。

国が変わる、時代が変わる春。

平成最後の1ヶ月。

これまで先延ばしにしてきた

やりたいことをやり切る1ヶ月

にしたいと思います!

私が令和に持ち越したくない、以前から先延ばしにしていること。いくつかあるんですが、長くなるので別noteに書きますね。

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