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軽自動車で低予算モータースポーツを始める ~初級編~

こんにちは、カイカイと申します。
この記事にたどり着いたということは、軽自動車でモータースポーツをや
サーキット走行を始めてみたいと思っている人だと思います。

そんなモータースポーツに興味があるけど、悩んでいる人たち
特に
・軽自動車が欲しい!
・軽自動車のモータースポーツって実際どうなの….?
・軽自動車を買ったけど、何から始めればいいの….?
なんて人達のために、自分の備忘録も含めこれから数回に分けて
書き綴っていきたいと思います。

初回なので、本当に初心者向けの内容になっています。
こんな情報知っとるわ!!!って方は読み飛ばしてもらって結構です(笑)


1.お手軽に始められる

現在の軽自動車の相場は車両のみであれば5万円~20万
購入することが可能です。
人気なのは
・スズキ アルト (HA23V型・HA36V型)
・ダイハツ ミラ (L275V型)
・ダイハツ エッセ (L235型)

このあたりが狙い目でしょう。

ここでは、アルトとミラについては商用車向けの
バンタイプ(軽貨物車両)をおススメしています。
軽貨物であれば、税金も安く車検もお得に取ることができ
諸経費を抑えることができるので
これからモータスポーツを始めたい学生には特におススメです。

個人売買できれば特に安く購入することができると思います。
運が良ければ、サーキット仕様が格安で販売されていることがあります。
気になったらぜひ軽が得意な販売店に問い合わせてみてください。
色々と相談に乗ってもらえるはずです。

魔法のキーワードは
「東北660,660選手権」です(笑)
詳細は後程詳しく紹介します。

軽自動車走行会では多くの車種が走行しています。


2.サーキットを走る装備を整える

さて、車を購入することができたらサーキット走行のために
車に走るための最低限の装備を装着してほしいと思っています。
ノーマルの状態でも走行は可能ですが、なるべくであれば
最低限下記のものを揃えてからの方が、後々自分のためになると思います。

余談ですが、車を作る方向性としては「東北660選手権」
レギュレーションをベースに車を作製していくと、車両の方向性を
間違うことなくサーキットを走る車としての
完成形に近づいていくと思います。

①車高調
 純正の軽はショックが柔らかく車高も高いです。
 最低限、車高調を入れたほうがサーキット走行でも安心して
 走行することができます。
 お金がない学生さんであれば中古でも問題ありません。
 スズキ・ダイハツのマシンは流用が沢山効きます。
 一例ですがL275ミラであれば
 LA100型ミライース・L175・LA100型ムーヴ・LA型コペン
 などといった脚が流用可能です。
 中古であれば5万円あれば、良いものが手に入ると思います。

 まずは吊るしの装備でも大丈夫です。
 サーキット走行になれたら、走りに合わせてバネレート等の
 変更をして自分のドライビングに合わせていきましょう。

オートリサーチ米沢シルクロードコラボショック(L275用)

②バケットシート+4点シートベルト
 
サーキット走行ではたとえ軽であっても身体が振られます。
 安全装備も含めて、ドライビングに集中するためにも
 フルバケットシートと4点シートベルトの導入をお勧めします。
 正直なところ、フルバケと4点があるだけで
 タイム的には0.5秒余裕で縮めることができると思います。 

 これも中古で十分です。
 シートレールも中古が沢山出回っているので狙い目です。
 バケットシートは好きなデザインのもので大丈夫です。
 運転席を見て二やけることができるシートを買いましょう。

 ただし、あまりにもショルダーサポートが大きいシートを
 選択すると、Bピラーやドアに接触してしまうことがあるので注意です。

学生の時はお金がなく拾ってきたフルバケを補修して、もらった4点を付けていました。

③タイヤ・ホイール
 
選択肢として悩むのがタイヤだと思います。
 タイヤサイズは14インチがおススメです。
 できれば5.5Jから6Jくらいです。
 特に165/55/R14のサイズが軽自動車界隈の中ではベターです。
 これを選んでおけば間違いないです。
 初めはホイールは好きなものを買ってください。
 自分の車がカッコイイと思えることが一番大事です。 

 入門用はセカンドラジアルクラスのタイヤです。
 少し自信が出てきたのであれば
 ハイグリップラジアルをお勧めします。

僕の初めてのタイヤ クムホV720

④ステアリング
 
ステアリングは社外にできれば交換してあげてください。
 純正だと、脚が当たって回せなかったり結構不便です。
 エアバックとかもサーキット走行中に作動してしまうと
 逆に危ないです。
 
 僕はお金なくて最初は交換できませんでした( )
 交換したら0.5秒タイム縮みました。。

Sparco R353 僕のこだわりステアリングです。

⑤ロールケージ
 軽自動車に乗るのであれば、ロールケージは絶対入れて欲しいです。

 入れられなくても、お金をためて入れるんだ!
 という気持ちを持ってほしいです。
 軽自動車は特に屋根が高いので、重心も高く
 スピンモードでグラベルに引っかかったりすると横転しやすいです。
 
 横転すると軽自動車は簡単に屋根が潰れます。
 最悪死にます。

 ロールケージを軽く見ないで、
 必須安全装備だと思って欲しいです。
 
 自分もレースをやっている中で、ロールケージで命が助かっている人を
 何人も見てきました。

 是非、ロールケージは入れてください。
 少し高い装備ですが、命の保険です。
 
 後入れるとカッコイイですよ。。。
 ニヤけます。。(?

貧乏学生時代に入れたロールケージ。お金ないのでスチールでした。


3.走行会に参加してみよう

 車の準備がある程度できたら、走行会に参加してみてください。
 軽自動車向けの走行会は沢山あります。

 走行会に参加してみて、色々な人と情報交換してみてください。

 東日本にお住まいであれば、東北660選手権での練習会などがあります。
 最近では、走行会に軽自動車枠がある走行会が多いです。

4.できればレース参戦して欲しい!!

 走行会に参加して、慣れてきたら
 是非、レースに参加して軽でのバトルを楽しんで欲しいです。
 
 現在、軽でのレースカテゴリは沢山あります。
 何度か記述しましたが
 現在日本で一番有名な、今人気の軽自動車レースは
 東北660選手権K4GPになると思います。
 それぞれ、レース内のカテゴリ分けも多く
 初心者から参戦可能なクラスから
 ベテランクラスまで幅広く、参加するだけで勉強になると思います。
 学生からベテランまで参加者が多いので
 交流をして仲間を増やして頂けたらと思います。

 2項で紹介した装備は、東北660選手権にも参加できる装備になります。
 参加したいレースカテゴリがあるのであれば
 車作りも含めて楽しんでいけると思います。 

 もちろんレースに参加するのであればロールケージを含めた
 安全装備は必ず入れて欲しいです。(東北660選手権は義務です)

東北660選手権 エビス西rdの様子

5.最後に

 軽自動車でのモータスポーツを始めるための簡単な紹介を
 してみました。

 舐められがちな軽自動車ですが、いざ乗ってみると
 速く走らせるのが難しかったりと奥が深い世界です。

 もし、興味を持った方がいれば僕達と一緒に
 軽自動車の世界で遊んでみませんか….?

 記事を読んでいてわからない点があれば
 是非Twitterで聞いてください。

 次回は何について話そうかな。。。。


 

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