設定6

ホールには出す日と出さない日がある。

ホール営業は「利益重視」になっていると先の記事にて紹介いたしましたが、とはいえ365日出さないわけにもいきません。※毎日出す気がない店も当然ありますが汗

ホール店長たちが日々、頭を悩ませているのが「集客」です。「集客」するためにもっとも効果的な施策は「出すこと」です。

「出すこと」でこのホールは設定を入れているという訴求ができて、次も行ってみようと心理になります。

では、いつ出すのか? そしていつ出さないのか?

ホールによって異なりますが、一般的にはホールは月に複数回は出す日をつくり、1ヵ月の営業に波をつくることが多いです。なぜ、波をつくるのかというと、

①1ヵ月の営業にメリハリをつける → 確実に集客できる日をつくりたい

②出す日に向けて、回収営業がしやすい → 出すための余力をつくる

というのが一般的です。それでは某大手ノールの1週間の営業イメージをみていきましょう。

利益重視のホールらしく、基本的に毎日が気持ちいいくらいの回収日になっていますね笑。特に注目していただきたいのは土日です。見事なまでに「大回収日」となっています。

土日はなにもしなくてもお客が来てくれますので、基本的に「大回収日」になっています。ですので、私はあまりに土日祝に打ちにいくことはありません。※出す日と分かっていれば話は別ですが。

土日にしか打ちにいけないという方も多いでしょうが、オススメはしません。土日の前後に「ちょっとだけ」回収を緩めて、ちょっと出している印象をつけて、土日に根こそぎ回収するのが一般的は営業方法です。では次のケースをみてみましょう。

画像のキャッチが古くてすいません。。いまのCMのイメージキャラは「ジ○ン・レ○」でしたね。まぁともかく某大手の営業イメージです。

いまでは大きくは宣伝できなくなっていますが、「7の日」が出す日としてイメージ付けをしていました。その甲斐があった、多くのお客が「7の日」にはこの「某大手に行くのがいい」というイメージになっています。そのため、「7の日」に出すような営業方針がなされています。もちろん、出し方にはピンからキリがありますが、特に7月7日は全国的に出すように指示があったようです。※いまは7月7日などいわゆるぞろ目の日は訴求できないですが、実際は出す日になっているようです

とはいえ、ただ単に「7の日」に出すわけではなく、出すためには予算が必要となります。ではその予算をどこから捻出するのかというと、それは、

日々の営業

です。「出す日をつくる」ということはその分、「出さない日をつくる」わけですから、7の日に出すために少しづつ他の日から回収します。その回収してできた予算に応じて出す日の設定状況が変化してくるのです。

予算が大きくとれたらその分、出すことも考えられますし、少なかったらその分、期待ができなくなります。つまり、出す日から逆算して3~4日間のホール状況をみれば、出す日の設定状況がなんとなくみえてきます。出す日と出さない日を見極めることができれば、負ける確率を下げ、勝つ確率を上げることができます。

まずは、ご自身が通っているホールがいつ出す日なのかを把握してみましょう。まぁ、そもそも通っているホールが出す日がないのであれば、他のホールに鞍替えすることをオススメします。


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