新装開店に注意! 機械代回収が最優先だ!
新装開店、新台は出る
そう思っている方は多いのではないでしょうか?
「新台だから客をつけるために出すだろう」
「新台入替はお祭りみたいな感じだから出すだろう」
そう思っている方は多いのではないでしょうか?
答えは「NO」です
確かに新台は出ます。正確には「出ていました」なのですが。ひと昔前、ひと昔どころではないですね。20年ほど前ならば「新台入替」というのは、それこそ一大イベントでした。
ホール側も出していましたし、それを目当てに集まるお客も多く、当時は整理券配布などありませんでしたから、新台入替の前日から並ぶお客も多くいました。
言うなれば、いまでいう「イベント」的なもので新台入替時は「鉄火場」となっており、「新台入替=出る」というイメージに繋がっています。
しかしながら、いまや新台入替は当時のアツさはまったくと言っていいほどありません。それは何故か?
機械代回収が最優先
という営業スタイルだからです。そもそも機械代というのはパチンコ(パチスロ)の1台あたりの金額です。昔よりも、役物や全面液晶などが採用されているので、1台あたりはすごく高価です。その額なんと、
約40万〜50万
正直言って、高いです。ひと昔前は20〜30万あたりでしたが、技術の進歩もあり、いまや高性能の液晶やプロジェクションマッピング(笑)機能がついいている機種もあるくらいなので。私なんかは大型役物をみるとおもちゃにしか見えず、それを必死に押したりしている大人たちをみると悲しくなってきます。そんな液晶や役物なんていらないと思うのですが・・。
若干、話がそれましたが、パチンコ(パチスロ)1台あたりの売上はいくらだと思いますか?
正解は、
⑥ 1万円以下
機種によって差はありますし、もろもろならしての金額となりますので予めご了承ください。
単純計算で、1台40〜50万の機械代を原価償却するためには、単純計算で約1ヵ月以上かかります。利益となるのはそれ以降・・となるわけですが、現実はそれほど甘くはありません。
昨今、新台の稼働率が非常に早く、3ヵ月も稼働がもたない機種が多いです。早いもでは1ヵ月もたない機種もあります。もちろん、ゲーム性が合わなかったなど、メーカー側の問題もありますが、お客離れも非常に早いです。
そうなると、原価償却のためには、新台でお客が飛びついてくる期間にたっぷりと機械代を回収するという図式になります。
そのため、新装開店には注意すべきということになります。もちろんなかには、新台初日から全設定をつかって、設置毎の出方をチェックし、以降の営業指針にするというホールもあります。とはいえ、そんな優良店は稀なので期待しないほうがいいです。そんなホールをみつけたら、通いまくることをオススメします。
ですので、新装開店・新台だからといってむやみに手を出すのは非常に危険です。新台をぐっと我慢して、2ヵ月後以降にも稼働が残っているような機種があれば打つというスタンスの方が被害は少なくてすむと思います。その時期になれば、機種の出方や設定推測要素などの情報も出回ってきますし、より立ち回りやすくなっているハズです。皆さんが思っている以上に新装開店後は厳しい状況ですので、ご利用は計画的にすることを頭に入れておきましょう。
皆さんのスロットライフがより充実することを願うばかりです。