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テキストデータの提供ってどうやるの?合理的配慮を使う時がやってきた!

テキストデータの提供は、写真のような書籍に半券がついているこもあれば、自ら出版社に申し出を行い、出版社の判断で提供の有無が決まることがあります。慣れていない出版社だとたらい回しにされる可能性があるので、生活書院や現代書館辺りの書籍だと「テキストデータの提供」の申し出の
ハードルは下がるのではと感じています。
現代書館の編集者の方も↓こう仰って下さっているのは嬉しいです。


私は装丁が考え抜かれた紙の書籍も大好きですが、読むとなるとデジタル派です。縦書きや苦手なフォントだと途端に読みの困難さが浮き彫りになります。そんな時、「テキストデータの提供」というものがあるはご存知でしょうか?書籍の内容がプレーンなテキストで提供して貰える事です。
私は「テキストデータの提供」を受けた後、自分の見えやすいフォントと横書きにして読み進めます。時には読み上げ機能も併用も使文字も追っていきます。
https://www.rere.jp/beginners/155387/

今日この話題を書こうと思ったきっかけは、現在書籍の校正を行っており編集者の方に「テキストデータの提供」はどうなっていますか?と問い合わせをしたことから、実現の有無にかかわらず、テキストデータの提供に興味を持って下さったことは嬉しい限りですし、私は「合理的配慮の申し出のハードルを下げたい」との思いからnoteを書き始めた事を、編集者の方のお話しする中で、半券やテキストデータの提供の問い合わせ先の記載があれば「ハードルが1段下がります」と何度も自分が発していて、やりたかったこと今やっている!と実感しながらお話しをしていました。
この編集者の方とは主治医の書籍の編集者の方というご縁があり、初めて書籍作りでしたが、お引き受けしてみようと思った経緯があります。

初めてのテキストデータ申し出の封筒
テキストデータ申し出の封筒

法律も追いついてきている現状で、『アクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC)』「読書バリアフリー法」の制定を受け、「アクセシブル・ブックス」の推進に必要な情報の業界内流通・業界外発信と、個々の出版社からの要望を吸い上げるために設立された機関が設立されています。

「読書バリアフリー法」

アクセシブルになっていくといいな

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