歳を重ねれば重ねるほど、言葉を慎重に選ぶようになった。つくづく、言葉というのは難しい。言葉ひとつで自分が意図していない方向に話がずれたり、自分の思ってもいない内容として相手に伝わってしまう。

仲の良い友人を指す言葉にも様々な言葉が存在している。「仲間」であったり、「親友」であったり、「友達」だったり、はたまた「幼馴染」という言葉まである。

若い時はさほど気にしなかったが、この数種類をどこでどうやって使い分けるのかわからず、たまに言葉に詰まってしまう時がある。うまく使いこなしている日本人は一体どれだけいるだろう。