見出し画像

集中力が続かない人の為の「怠け者でも継続できる」2大テクニック

「名前は怠け者なのに、ぜんぜん怠けていないですよね(笑)」

とご指摘いただくことがよくあるんですが、そんなことないんですよ。

 

…ということで、どうもこんにちは、20代怠け者です。

先ほどの指摘の名前の通り、本当のぼくはめちゃくちゃ怠け者なのです。

まあ、もう20代ではなくなってしまいましたが(笑)、フリーランスとして仕事をしている以上、常に「めんどくさい、サボりたい…」という気持ちと戦う毎日です。

 

そんな怠け者でも、年間これだけのコンテンツを世の中に公開し、ストックしています。

20代怠け者 直近1年間のコンテンツストック数
・ブログ記事:240記事
・写真素材:10,300枚
・動画素材:1,340本
・YouTube動画:64本
・電子書籍:6冊
・有料note:1本
・Webの運営請負:2サイト


これだけ着実にコンテンツをストックし続けていくには、副業を進めていくためには、どうしたらいいんでしょう?

実は、ぼくは作業を継続するためにある2つのテクニックを使っています。

この2つのテクニックの仕組みで、怠け心を抑えてコンテンツをストックし続けているのです。

 

ということで、怠け者であるぼくが副業を続けるために実践している2大テクニックをご紹介します。

先にネタバレしてしまいますが、その2大テクニックはこちらです。

・ポモドーロ・テクニック
・アイビーリー・メソッド
 

この2つを取り入れることで、集中力の続かない怠け者であっても仕組み上継続できるようになりますよ。


【テクニック①】ポモドーロ・テクニック

画像1


集中力に欠ける人間でも、短期間で集中状態に持っていく方法があります。

それがポモドーロ・テクニックです。

ポモドーロ・テクニックとは…
25分間タイマーを設定し、その感はその作業に集中して取り組み、一切他のことはしない。
そして25分が終了したら、5分間タイマーを設定して、休憩する。

25分間の集中作業
5分間の休憩

上記1セットを「1ポモドーロ」と呼ぶ。 これを数回繰り返す。

画像2

 

ポモドーロ・テクニックはもともと、時間管理のためのテクニックとして生み出されたものです。

ポモドーロとはイタリア語で「トマト」の意味。

トマトの形をしたキッチンタイマーを使って「25分+5分」の作業と休憩を行うことにしたのがこの名前の元ネタです。

イタリア発で、日本国内だけに限らず、世界的に使われるようになったテクニックですね。

 

この集中の25分間には、作業以外の他のことをしてはいけません。

電話やメール、スマホの通知なども届かないように必ず「おやすみモード」にしておく必要があります。

画像3

 

そして25分のタイマーが鳴ったら、今度は作業を完全に中断し、5分間のタイマーを設定して作業以外のことを行います。

トイレに行ったり、立ち上がったり、メールチェックをしたり…。

完全なOFFの状態に一旦戻すのです。

 

ここまでが1ポモドーロ。

このセットを、何回か繰り返します。

  一般的には「一度に4ポモドーロまで」「4ポモドーロやったら30分の休憩を取る」とされているようですが、個人的には作業への集中・熱中次第では、4ポモドーロを超えて更に継続しても良いと思います。


あくまで、集中モードに入るためのスイッチとしてのテクニックですので、自分が集中モードに入っているという自覚があれば、継続してしまっても全然OKです。

ポモドーロ・テクニックのメリット

ポモドーロ・テクニックのメリットは、短時間で「集中〜休憩」を繰り返すことで「集中力を高めるトレーニングにもなる」という点です。

25分間は集中モード、5分間は休憩モードと、短いペースでこの緊張と緩和を繰り返すことで、集中モードに入りやすい脳ミソづくりをすることが出来ます。

短期間で集中状態に持っていき、そしてまた短期間で休憩状態に戻る。

そしてまた短期間で集中する…。 これを繰り返すことで、集中力を高めるトレーニングにもなるのです。

画像4

 

また、「25分+5分」の1セット単位で「1ポモドーロ」と、作業時間を計算・計測しやすいのもメリットの1つです。

1ポモドーロ=30分。

ということは、2ポモドーロで1時間です。


自分がどれだけこの日作業したか? というのが、直感的にもすぐわかり、自分の作業時間を計測しやすい・管理しやすいというわけですね。

☑ 短期間で集中状態に持っていく最高の方法!
 

例えばぼくの場合、このような形でカレンダーにこの日に作業したポモドーロ数をメモするなどして、簡易的に毎日の作業量を管理しています。

卓上カレンダーに数字を書き込むだけなので、それほど手間でもないですし、大体の数字がわかればいいので、記録し忘れた日はそれでもいいや、というぐらいのアバウトさです。


 

こんな感じで、日々のポモドーロ数を時折ツイートしたりもしています。


ちなみに、ぼくはこの書籍でポモドーロ・テクニックを知りました。


【テクニック②】アイビーリー・メソッド

画像5

もう1つのテクニック「アイビーリー・メソッド」をご紹介しましょう。

アイビーリー・メソッド
1日の終りに、以下の通りメモをしておき、翌日取り掛かるという作業法です。
紙に「明日やるべきこと」を6つリストアップする
自分が重要だと思う順番で並び替える
 

翌日、この順番どおりに作業を開始し、1つずつ「今日やるべきこと」を消化していく。

6つすべて出来なくてもOK。

翌日も再び「今日やるべきこと」を6つリストアップして、順番どおりに消化していく。

 

アイビーリー(Ivy Lee)とは、1910年代に活躍した経営コンサルタントの名前です。

このアイビーリーが、アメリカの鉄鋼会社の経営コンサルの際に「会社全体の効率の改善方法はないか」と聞かれた際に伝えたのがこのテクニックとして、広く知られています。

このテクニックについて「結果に満足した場合のみ報酬をお支払いください」とアイビーリーは社長に伝え、その後実際に2万5000ドルもの小切手が支払われた…という逸話で有名ですね。

 

1910年代からあるテクニックですから、100年以上前から使われているテクニックです。

方法自体も6つの「明日やるべきこと」を、重要な順番通りに並べるというシンプルなもので、もちろん100年前からでも現在も、誰でも実行可能なテクニックですね。

 

本来のメソッドでは「明日やるべきことリスト」を紙に書く…とされていますが、スマホやパソコンのメモなどでも全然OKです。

ぼくは実際、Todoistというツールを使って、寝る前などに6つのやることをリストアップしています。

メモさえ出来て、それが自分で確認可能ならば、アナログ・デジタルどちらでもOKなのです。

画像6


アイビーリー・メソッドのメリット

このアイビーリー・メソッドのメリットは、自分の中での最優先事項を真っ先に消化出来るという点です。

6つ、やるべきことリストをリストアップしたうえで、その中での優先事項を自分自身で並び替えます。

6つもあると、「絶対やらなければいけないこと」とは別に「本当ならやるべきこと」というタスクも含まれてくるはずです。

「本当ならやるべきこと」が頭の中にある状態で、それを後回しにして本来やるべきことをやろうとするのは、案外難しいものです。

当日になってどれをやるべきなのか迷うよりは、翌日の眠る前にでも、優先順位を付けてしまって、そのとおりの順番でやる!と決めておいたほうが、確実に最優先事項を消化していくことが出来ます。

 
設定した6つのやるべきことすべてが実行できなくても問題ありません。

出来なくても深く気にせず、出来なかった分はまた翌日の「やるべきことリスト」に含めましょう。

ある種、縛りのゆるいテクニックなのですが、長く続けるためにはそれぐらいのゆるさがちょうどいいのです。

あまり厳しくしすぎると「6つ出来なかった」と、自分を責めてしまうことになります。

これによって翌日、更に効率化して作業を進められれば良いでしょうが、すべての人がそうとは限りませんよね。

「自分で決めた6つのTodoすら完遂出来ないなんて、やっぱり自分はダメだな…」と思い込んでしまう人のほうが、実際は多いはずです。 人はそこまで完璧にはなれませんからね。

しかしアイビーリー・メソッドでは「6つ完遂出来なくてもOK、きっぱり忘れて翌日に続ける」というスタンスなので、自分を責める必要がないのです。

 
最悪、6つのやるべきことのうち、1つめのやるべきことが終わっただけでもいいのです。

なぜなら、それがその日に他のことを脇においてでも優先して消化するべき「最優先事項」であり、それを完了させたのだから。

1つでも消化できれば、確実に前進していると言えます。

☑ 6つ全部を完了出来なくても、確実に前に進める


「ポモドーロ・テクニック+アイビーリー・メソッド」
ということで、ぼくはこの2つのテクニックを同時に行っています。

やるべきことの選定方法としてアイビーリー・メソッドを、作業に取り掛かるためのスイッチとしてポモドーロ・テクニックを実践しているという格好ですね。

 

すでにお話した通り、ぼく自身もリストアップした6つのやるべきことをその日のうちにすべて完遂出来ているとは限りません。

いやむしろ、出来てない方が多いかな…。(笑)


それでも、その日の最優先事項は確実に消化しながら先に進めています。

確実に前進しているという感覚があるので、精神衛生上続けることが楽しくなります。

怠け者の最大の敵は「やっぱり怠け者の自分には上手くいかなかった」→「だからやめてしまおう」という、上手くいかなかった際のあきらめにあるんだと思います。

その点、いくらでも逃げ道のあるこのテクニックは、怠け者でも作業を続けるための最高の方法なのですね。

 

そうして、最優先事項から消化しつつゆっくりとでも続けたその結果が、記事冒頭の1年間のストック数です。


 

このように、時々でいいのでこれまでのストック数の実績を数字として出してみるのも、モチベーションを高める1つの方法ですね。

ゆっくりでもいいから続けること。

逃げ道を作ってもいいから、途中でやめないで続けること。

これこそが、集中力の続かない怠け者が物事を継続するための方法なのです。

 

以上、ご参考までに!

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?