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感覚を感じ取れる人になる

へそ曲がりかもしれないけれど、自分の感覚を大事にしています。

体温計で測って37度以上あったら、自分を病人と認識するとか、血圧も決められた数値から外れたら不健康かどうかを決めるとか、どうも馴染まないのです。

クラクラして立てなかったら病人だし、日頃の食生活に反省点が多いなら、血圧が基準値内でも摂生すればいいし。

現代は数値に振り回されて自分の感覚を無視する傾向が強いように思います。

育った環境は決まりごとを疑わない家でした。

食事は7時と12時と18時。5分でも遅れると祖父と父が怒り出すようなカチコチの家。食べすぎても、寝坊して遅刻しそうでも、3度の食事は抜いてはいけないと、遅れそうで焦っているわたしを引き留めて、おにぎりを食べさせようとしたり、コントみたいでした。

今、結婚して自分の基準で動くようになり、しみじみ有り難いのは、お腹が空いてから食べられることです。ご飯が美味しいし、身体もスッキリ。あの決まりごとは一体何だったんだろうと思います。

日曜日は休日だからと、父はバレエのレッスンにわたしが出かける事さえ嫌がりました。…なんか病的ですねぇ。臨機応変な対応にすると自分の中のホンネが出るので押さえ込んでいたのでしょう。

6人家族の三世代同居で商売屋。幼い頃から冷静に大人たちを眺めていたわたしは、生意気だとしょっ中親を怒らせていました。何にもしていないし、反抗期もなかったんですけれどね^_^

そして、生まれてこのかた、ずっと親を愛しています。というか、全てを愛しています。でも、環境を冷静に見る眼はいつだって必要なのです。

おかしい、と思う感覚を大切にすることです。

みんなやってる。それが常識。普通そうでしょ、と言われたら自分に聞いてみてください。

あなたはどうしたいの?^_^





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