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しなやかに伸びやかに生きる

今まで無意識にやってきたこと選択してきた道の中で良い生き方をしてきたのだと気づいたことを書いてみます。

明日死んでも悔いはないか

小学生の頃から漫画が大好きで大和和紀の「あさきゆめみし」から読み始めました。

「キャプテン」や「あしたのジョー」、「キャンディキャンディ」から「聖闘士星矢」「北斗の拳」「浮浪雲」「夕焼けの詩」「ポーの一族」「火の鳥」etc

古いのも新しいのも少年漫画も少女漫画も青年漫画も全部好きでした。

その中で「星くず」シリーズがありました。メロドラマ大好きな母が勧めてくれた漫画です。

主人公が看護婦のたまごで彼氏が白血病という今ならギャグにしかならない設定で、これでもかというくらい大真面目に命の大切さを伝えていて、作者の真面目っぷりに小学生のわたしは感動してしまったのです。

明日死んでも悔いはないかと常に考え始め、体育で走ること、国語の本読み、全部の基準がそこになりました。

夜寝るときは、このまま死んでも悔いはないかと考える小学生(^_^;)

暑苦しいことこの上ないですが、結局人生通しての基準になりました。真っ当な人の思いって大切だなと思います。

本当の悪人はいない

小学3年のときに、母と大げんかして怒りのあまりに山岡荘八の「徳川家康」と漫画「はだしのゲン」を読み始めました。どんな脈絡なんだか。

「はだしのゲン」は読み始めて気が狂いそうになりました。わたしはその世界に入ってしまうので原爆にあって戦災浮浪児になったのです。ゲンの強さでなんとか生き残っていました。

「徳川家康」も臨場感を持って読んでいました。わたしは小3だからか、全部真実だと思い込んで読んでいて、竹千代や織田信長が9歳という自分と同い年にもかかわらず、行動が立派で思慮深いのに負けたような気がしてわたしもまだまだ幼いと思ったりしていました。

山岡荘八の仏教思想が色濃く出ている大衆小説なのですが、みな故あっての行動で真の悪人というものはいないのだという思想が貫かれていてずいぶん感化されました。

3歳のときに踊りと出会い、ほぼ空想世界に生きてきたわたしですが、思考の軸になっているのは命という奇跡への感謝とそれぞれの人生から形づくられる人というものへの愛情です。

綺麗事ばかりいうなー!って言う声が聞こえてきそうですが嘘偽りない気持ちです。


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