貧困・虐待・非行の逆境から生まれたビジョン【原体験・自分史】

ぼくのビジョンは

心の貧困(孤独)をなくし、誰もが心から安心できる"つながり"がある
「笑顔満開の社会」を実現すること。

ぼくが考える「心の貧困」ってのは、
一言でいうと「心が貧しく困っている」状態
つまり、心が満たされていなくて、幸せを感じにくくなっており、孤独な状態になっていることを「心の貧困」であると考えています。

「誰もが心から安心できる"つながり"がある」ってのは、
一緒に笑えたり、何でも相談できるような"つながり"がある状態
("つながり"はデジタルやリアルの世界で、安心できるヒト・モノ・コト)

・本当は誰かに悩みを話したいけど相談できる相手がいない
・遠慮や建前抜きに一緒に会える(心から許せる)人がいない
・苦しい時、困っている時に頼れる人がいない
・心のより所となるモノやコト(本、ゲーム、Webメディアなど) がない

そんな状態で孤独を感じ、モヤモヤした思いをもっている人が心の底から笑って生きているような「笑顔満開の社会」にすることがぼくのビジョンです。

今はこのビジョンを実現するために、ソーシャルビジネスを実施している社会的企業で、ディーキャリア発達チャンネルという発達障害専門のWebメディアのグロースに必要な業務をしています。

今の仕事は、おおまかには以下のようなこと。

・プロジェクトマネジメント

・コンテンツマーケティング戦略策定
 KGI・KPI設定、メデャイ内のコンテンツマップつくり、CTA設計とか

・Facebook、Twitter、Instagramのオーガニックと広告の運用
 各アナリティクスを毎日みて、分析して仮説つくって、改善施策実施

・コンテンツ制作(ライティング、編集)
 SNS用コンテンツと記事の制作・編集

・SEO対策
 記事のSEOや動画SEO(VSEO)

各SNSとオウンドメディアの全体像を踏まえて、解決したい課題をもっているユーザーとのコミュニケーションを設計している。

なぜこのビジョンが生まれたのか、このビジョンを実現するためにしてきたことは何か、今注力していることは何か、これから何をするかといった内容をお話します。
読んでいただけたらとってもうれしいです。

まずはぼくが貧困世帯に生まれ、虐待を受け、非行に走った、苦しい過去の話から始まります。

貧困・虐待・非行のドン底生活をすごした原体験

ぼくが生まれた家は、いわゆる(相対的)貧困世帯でした。

相対的貧困とは、等可処分所得の中央値の半分(貧困線)に満たない世帯。
平成27年時点では、世帯年収122万円以下。
(参考:厚労省「相対的貧困層について」)

正確にはすこーし定義と異なります。
父の稼ぎは貧困線を超えていたけど、「俺は小学生の時から自分で生活費を稼いでいた」と言って、ぼくに教育費を払おうとしなかったんです。

少し払ってくれたとしても、父は「お前はなさけない奴やな」という言葉を頻繁にぶつけてきました。

こういった「経済的に貧しくて困る」ケースを体験しました。
いわゆる「支援制度のエアポケット」の状態。
数値的には貧困線を超えていたため、行政の支援対象に入りませんでした。

とてつもなく苦しかった日々。

母がぼくの教育費や部活動費を夜の水商売などで稼いでくれていました。
それでも、周囲の家庭と比べると満足に教育を受けるための道具、部活をするために必要な細々とした道具を買えないことも。

周りの人たちは流行りのゲームで盛り上がったり、サッカー部で新しいスパイクを自慢したり、学校帰りにマック(マクドナルド)に行ったりしていました。

それからです。
ぼくが段々と周りの人たちとの関係が疎遠になっていったのは。

おまけにぼくが幼少期の頃から、母が父に何度も殴られている姿(DV)をみたり、ぼくも殴られまくっていました。

母は身体中の骨を何本も折っていました。
ぼくをかばいながらも……

小学生のぼくは、こんな家庭の状況だったから、家に帰りたくなくて夜の街にかけだしていました。

けんか、万引き、放火、学校のガラス割りまくるなど
仲間と悪さをしている時だけが嫌なことを忘れて気持ちが落ち着く時間。

おかげさまで「クローズ」「ドロップ」「湘南純愛組(のちょっと真面目版)」のようなにぎやかな学校生活をすごし、先生には嫌われまくっていました。

もう心と頭がどうかしていました。
家族、悪さする仲間、先生、誰にも心の奥底にあるモヤモヤした気持ちを吐き出せなかったんです。

ビジョンのねっこは母の愛

(↑家族で行った出身地である三重県の丸山千枚田)

中学1年生くらいの思春期だったぼくは、懸命に育ててくれている母に対してひどいことを言うようになっていました。

「クソババア、死ね!」
「おれの視界にはいってくんな!」
「お前なんてクソだ!」

ほんとーにぼくは愚かな人間でした。
完全に思いやりの心もなく、感謝する気持ちも持てず、とにかく自分のストレスを母にぶつけていました。

父からはDVされ、ぼくからは暴言を吐かれる。
あの頃の母の心情を想像すると心の病になってもおかしくない状況だったと思います。

にもかかわらず、母はぼくに毎朝4時に起きて手作りご飯を用意してくれたり、明るくてあたたかい言葉をくれたり、知らないところで学校に行ってぼくのことを守ってくれたりとずーっとぼくに愛を注いでくれました。

母が愛を注いでくれたからこそ、感謝できるようになり、恩返ししたい気持ちが湧いてきました。

NPO、創設した団体での社会的活動の日々

いわゆる社会的弱者と言われていた経験、母が愛を注いてでくれた経験を通して、ある2つの想いを抱きました。

①助けてくれた人に恩を返したい
②自分と同じような境遇(心の貧困)で苦しんでいる人の力になりたい


この2つの想いのもと、大学では「貧困世帯の子ども」「障害のある子ども」「学校や家で苦しい経験をしている親と子ども」に対して社会的活動を行ってきました。

がむしゃらでした。

大学の費用をすべて自己負担しなきゃいけなかったため、
アルバイトもしなきゃいけない

NPOや自身で創設した団体で子ども達の力になりたかったから、活動も続けたい

学業をおろそかにして活動するのは違うし、苦しんでいる人の力になるためにも大学でたくさん学び研究したい

友達と酒飲んでさわいだり、恋人と一緒に出かけたい

これら全部をやって、どちゃくそな生活を毎日おくっていました。


大学3年生の頃に「人間関係などで苦しんでいる子どもの"となり"に居て力になれるようなGTM(グレイトティーチャーミナミ)になる」という夢から冒頭でお伝えしたビジョンに広がりました。

日々活動してきて大学4年の時に思ったのは「子どもだけにアクションしていて、心の貧困や障害などの社会問題は解決されるのか」「"会いに行く"のは重要だけど、社会全体にアプローチするなら今のままじゃダメだ」ということ。

物理的に会いにくい人の力になれるWebの世界に突入

心の貧困(孤独)をなくし、誰もが心から安心できる"つながり"がある
「笑顔満開の社会」を実現するためには、「物理的に会いにくい人にもアプローチできるスキルを身につけなきゃいけない」と考えて、教員免許を取得したけど先生にはならず、ITベンチャー企業に就職しました。

大学時代はレポートや卒業研究などでWordとPowerPointを少々扱えるくらいのITスキルしかなかったぼく。

それでも先輩方に教えてもらいながら、必死にSEOなどのWebマーケティングの勉強をしました。

社会にはさまざまな問題があると実感したぼくは、
分野問わず社会の課題に対して本気で向き合っている人の支援をしたいと想いつづけがむしゃらに働きました。

それから、「Webマーケティング×社会問題」をテーマに、Webメディアやコンテンツの作り手になるべく、ソーシャルカンパニーに転職しました。

SEOのみならず、SNSマーケ、(ソーシャル、SEO)ライティング・編集、Photoshopなどによるクリエイティブ、Web広告などを勉強し、今にいたります。

↓いま創っている動画メディア「ディーキャリア発達チャンネル」

「マーケティング×社会問題×バカ」でビジョン実現を目指す

今は「マーケティング×社会問題×バカ」でビジョン実現を目指しています。

ぼくの座右の銘は「バカは世界を救う」です。

これは脳科学者の茂木健一郎さんの言葉。

ここでいう「バカ」ってのは、「はみ出し者(マイノリティ)」のこと。

(多数派が生み出してる)既定概念のもと生じてしまった社会にある問題や課題は、少数派であるはみ出しものが解決して、世界を救うと信じて行動しているというように座右の銘を解釈しています。

また、元マクドナルドCMOの足立光さんは以下の記事で「マーケティング=経営」とおっしゃっています。

「マーケティング=経営」という考え方は、セオドア・レビット(※1)の『マーケティングの革新』という本が最初だと思いますが、そこからどこかのタイミングで曲がってしまって、「マーケティング=コミュニケーション」になりました。私はそれは全く違うと考えています。

社会問題にアプローチするためには、もちろんですが資金が必要。

(NPO等で)資金調達するためには、寄付やクラウドファンディングという形式もありますが、継続的に資金を調達するためには自身で社会にバリューを発揮し、その対価としてお金をいただく「ソーシャルビジネス」のモデルを創ることがマスト。

そのためには経営、つまりマーケティングが必要だと考えています。

ずっとはみ出し者と言われていたぼくは、マーケティングの知識・技術を用いて、社会問題(特に心の貧困・障害)を解決することがミッション。


引き続き、ミッションのクリア、ビジョンの実現目指して精進します。

長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。

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「心の貧困(孤独)」をなくし、「心から許せるつながりのある「笑顔満開の社会」にすることが夢。そのために「社会問題✕マーケティング」をテーマに、マーケティング戦略・コンテンツ制作やってます。発達障害専門のディーキャリア発達チャンネル運営。ビール愛好家。

今日も良い1日を(^ ^)
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南翔伍@マーケ責任者

RegalTechベンチャー事業部統括&マーケ責任者◀障害福祉ソーシャルベンチャーMarketingManager◀ウィルゲートDataAnalyst◀貧困・障害領域の社会活動/ビール・自然愛好家🍺小中高特支教員免許保持/高校生向けのWebメディア「キャリメモ」運営者📖

原体験

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