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住み込みスタッフとの新しい生活@NGO CBB


みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGO CBBでインターンをしております。北海道教育大学の松田です。


先日書いたnoteで、少し住み込みスタッフの男の子がやってきたということを書いたのですが、

その後にまた違う男の子とも縁があり、
今は新しい住み込みスタッフの男の子2人と一緒に生活しています。

今日のnoteでは、住み込みスタッフの彼らについて書いていこうと思います。


●トゥメイ村からやってきたダエン



以前、住み込みスタッフを探しにバイクで遠くの村まで出た時に出会った男の子が、住み込みスタッフとして CBBに来てくれました。


年は17歳。中学2年生で退学しています。


最初住み込みの話をした時には、「1人だと不安だから友達に聞いて、友達が行くなら行く」という話でした。
ですが、友達が来ないとのことで、彼もCBBには来ないという返事を貰っていました。

その後もう一度彼の家を訪ね、住み込みスタッフになる前に一度CBBに見学に来てもらい、正式に住み込みスタッフとして来てくれることになりました。

彼のお家の様子などは、以前のnoteで書いているので、その記事も一緒に見てくださると嬉しいです。


ダエンは日本語を覚えるのがとても早いです。
3日くらいでひらがなを全部読めるようになりましたし、習った日本語を何度も練習して使っています。


また、彼はとても器用です。私たちが何かやっていたらすぐ気づいて一緒にやってくれたり、日本人のインターン生に合わせて色々動いてくれます。

頼れるところも、17歳の元気な男の子の面も持ち合わせているダエンのこれからがとても楽しみです。


●スラン村からやってきたソックリ



住み込みスタッフを探しに村を訪問していた時に出会いました。


年齢は15歳、小学6年生で学校を退学したそうです。
6年生の彼ですが、文字の読み書きができません。ですので、今はクメール文字の勉強から始めています。


彼は6人家族で、お母さん、お兄ちゃん、弟、妹と暮らしていました。

ソックリは上から2番目なのですが、兄弟みんな学校に行っていません。
家に自転車が一台しかなく、誰が学校に行くか毎日喧嘩になるのでみんな行かないと決めたそうです。

ソックリ個人に学校を辞めた理由を聞くと、
カンボジアでは、学校に売店があり、休み時間にそこで軽食を食べたり飲み物を飲んだりするのですが、彼の家にはお菓子を買うお金が無く、「友達はみんな買っているのに自分だけ買うことができないというのが嫌だった」と教えてくれました。


また、「文字の読み書きができないため、授業についていくことができなくなった」とも言っていました。


ソックリはCBBに来てから毎日クメール語と日本語を勉強しています。
文字を書くのが楽しいようで、自分の部屋でもひらがなやクメール語をノートに書いて勉強している姿をよく見ます。


ダエンとソックリは夏休み明け(9月)から学校に復学する予定です。

それまでは、私たちと一緒に午前中も午後もひらがなを勉強したり、一緒に住み込みスタッフ探しについて来てもらったり、、、。という生活を送っていきます。


CBBに来てくれた彼らが毎日楽しく生活できるように、彼らの将来に繋がる日々になるように、これから一緒に頑張っていこうと思います。


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