インターン日記@カンボジア

初めまして!松田(まつだ)と申します。

4月22日からカンボジアのローカルNGO、CBBにてインターンを行っています。カンボジアやCBBスクールの様子などについて、少しでも多くの方と共有したいと思い「note」を始めました!


○自己紹介

私は現在、北海道の大学に通っています。

ですが、3年目を終えた4月からの今年度は、大学を1年休学し自分の将来のために多くのことを経験し、学ぶことにしました。


○教育を通して国を発展させていく

小学生の頃から、将来は途上国などに対して何か支援をしたいと思っていました。

縁があって、中学1年生の時にフィリピンのミンダナオ島という場所へ母と一緒にボランティアに行った際に、家庭訪問で「学校に行きたくてもお金がなくて行くことができない」と言う子どもに出会いました。
その頃から、将来は世界中の子どもたちに教育を提供できるような活動がしたいと思うようになりました。

(高校生の時にフィリピンの小学校訪問をした時の様子)

教育は、自分の将来、国の将来を作っていくために、最も大切なことの1つだと思います。
自分や家族の命を危険にさらさないために、正しい知識を身に着けること、自分が正しいと信じてやまないことが、ある世界では悪になってしまうことは勉強をしなければ分からないことが多いのではないでしょうか。
何が正しくて、何が正しくないのか。世界には自分の知らない世界、いろいろな考えがあることは教育を通して学んでいき、自分とは異なる考えを持つ人を排除するのではなく、そのような人と一緒に共存していくためにどうしていくかについても教育を通して学んでいくことができると思います。


○インターンを行う理由

今回、私が1年間大学をお休みしてインターンをすることにした理由はいくつかあるのですが、1番の大きな理由は「支援とは何なのか」を考えるためです。

私は、外国人による支援というものをずっと続けていくことは良いことだと思っていません。支援を始めたら、いつかは他の人の手を借りずに、自分たちの力でやっていけるようにならなければいけないと思っています。

ですが、国際協力分野に携わっている人と関わっていく中で、「支援」の限界、壁のようなものを感じるようになりました。支援をしている私たち外国人側が、その国の発展を妨げているのではないかと思ったのです。

本当に支援が必要とされているのか、そうでないならば、私には何ができるのか、「支援とは何なのか」をこの1年で自分が実際にインターン生として経験し、考えていきたいと思います。

○CBBでのインターン

CBBは、カンボジアを主に発展途上国で教育支援を行なっているNGOです。自転車支援や奨学金支援、フリースクールで日本語や英語の授業を行なっています。

たくさんのNGOがある中で私がCBBスクールでインターンをすることに決めたのは、子どもたちにただ授業を行うだけでなく、スクールの運営もできるということに魅力を感じたためです。自分が考えていることをよく知るためには、深く関われるNGOが良いと思いました。
インターンを始めて2日目になりますが、実際の授業や運営は私を含めた2人のインターン生と現地在住のカンボジア人スタッフに任されています。

(ひらがなパズルで勉強している様子)

慣れるまでにはまだ時間が必要ですが、やらなければならないこに追われるだけではなく、自分でもやりたいことを見つけて色々なことに挑戦していきたいと思います!