私が欲しかった「愛」というもの。

こんにちは。千夏です。

アダルトチルドレン作品第3部目になります。

今回は恋愛について。



私は、残念ながら愛を知らなかった。

今までの彼氏が愛してくれていなかったわけじゃない。


ただ私が受け取る能力がなかっただけ。


お付き合いするからにはやっぱりどこか惹かれて

好きって思っているわけだし、

相手のことほんとに大切に思ってるし、

私の中ではそうしてきたつもりではいる。



一緒にいて、
「楽しかった」から付き合ってたんだろう。


「安心していた」のもあると思う。


文字に起こせば

ごくごく当たり前のことかもしれない。


「みんな、そうだよ」

っていう言葉が聞こえてきそうな気もしている。




恋人との時間って言葉にすると、

「一緒にいて楽しい」

「一緒にいると安心できる」

なのかもしれない。


アダルトチルドレンで、

心を病んでいた私もここは激しく共感するし、

うなづける言葉だ。


でも、これまでの私がうなづいていたのは、

この言葉の表面的な部分でしかなかった。


先日、ただいま交際中の彼氏と会ってきて
思いしった。

この言葉には、まだ先に奥がある。


言語化しきれない領域が。


それは一緒にいて、

こころの奥底から

溢れて、溢れて、溢れだして止まらない。

まるで、湧き水のように。


そしてとてもあたたかく、私を包んでくれる。

まるで、柔軟剤で洗濯したあとの

ふかふかの毛布みたいに。


そっと優しく私のこころなかを包んで

どんどんどんどん、

その人で満ちていく。


その中で、幸せを感じる。

きっとこれが「愛」なんだと。



ずっとずっと欲しかった。

ずっとずっと探してた。




21年間かけて、

やっと。

やっと。

知れたんだ。



愛を求めて、

もう相手を探さなくていい。



愛してくれるひとは

ちゃんと愛で迎えに来てくれる。



もうひとり愛をもとめ、さまよわなくていい。



愛の迷子を卒業した瞬間、

目から涙がすーっと零れおちたんだ。






いつもありがとうございます。